息子・その後 19

12月27日


26日の朝（10時頃）に大学病院に居ないといけないので、
家内は前日（25日）の夕方から病院に行った。


26日の昼過ぎから睡眠薬で眠らせ、詳しいＣＴを撮った。
薬が良く効いて、息子はピクリともせず、撮影は大成功だったらしい。


27日になって、昼過ぎに「結果はまだか」とメールを入れてみる。

返事は「回診とかがあるし、耳鼻科の先生にも診てもらうから夕方になる」そうだ。

夕方になりもう一度メールを入れてみるが、「もうすぐ先生が来るから」との返事。

1時間程して、電話があった。



結果は

当初の疑いであったウイルス性のクループではない可能性が出てきた。

クループだと、腫れていたところはもう完全に治まってないとおかしいらしく、
まだ、少し腫れた痕が残っているそうだ。

そうなると、血液性の腫かリンパ腫の疑いだそうだ。

なにせまだ4ヶ月の乳児なので、ハッキリと断定が出来ないし、仮にそうであっても、
切開手術は危険であるし、自身の負担も大きいし、腫れ自体は治まっているので、今　たちまちどうにかしないといけない状況ではないらしい。

要するに自宅にて「要観察」という事だ。

風邪をひかすのが一番いけない、
風邪と乾燥に要注意して、月に一度位のペースで大学病院で検査する事になった。

急変に備え、地元の県病院にも大学病院から連絡し、緊急の場合などの体制を整えておくそうだ。

クループでないとなると、地元の県病院の対処にも言及出来なくなった。
（対処の不満はあるが）
結果的に助かっているので、ヨシとするしかないか・・・


なんとも言えない「曇り空」のような気分・・・。


とにかく、愛する息子を「見守り」「一人前」に育てる事に変わりはない。


残念ながら、最終章にはならなかった。

これからまだまだ寒くなる。
「風邪と乾燥」に最大の注意をし、見守り続ける事になった。