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「業界の流れ」

2008年09月25日 | 前ブログ フォーカス27「時空の先」

「仕方ないでしょ、これは」

 

<すかいらーく>「夢庵」など不採算店舗閉鎖…再建計画
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080924-00000083-mai-bus_all


というニュースが出ています。

創業家系社長の退任と同時に再建計画の発表が待たれてましたが、やっぱりこうきましたね。


仕方ないでしょ、実際。

我々の行動パターンを思い返してみると分かりますよね?

行きます?「夢庵」とか「バーミヤン」とか?

ガソリン価格の高騰による外出の減少とかを理由に挙げてますけど、そんな問題でもないですよ!

勿論、背景的にそれもあるのは事実でしょう。

しかし、それだけじゃぁないですよね、車離れによる外出の減少は外食産業全体の問題ですから、業界全体の減少率とこれらの減少率が同じじゃない筈です。

そこを徹底して要因を特定しないと問題は解決しませんね。
(回転寿司チェーンの繁盛が一番大きいのでは?)

そもそもこれらが出来た時に「なんだこんな店?何が狙いかわかんねぇ?」と思ったのは私だけじゃないはずです。そう思った方も多く居るのではないでしょうか?

それを間違えるとまた失敗しますよ?

ファミレス事業として「中華」を選択するには少し無理がありますよね。
(ギョーザの王将宜しく、本当に安くて旨いならまた別です。それでもファミレス的な店内ではフィットしませんね、座敷等ざっくばらんな店舗じゃないと) 

「夢庵」にしてもそうです。

特別安くもないし、大した特色もないのにわざわざ昔あったような和風ファミレスを作って何がしたかったんでしょうか?

もっとターゲット(客層)を絞る必要がありますね。

「バーミヤン」「夢庵」、どこの世代や家族、どういうシュチュエーションをターゲットにしていたのか、さっぱり分かりません。

私など「バーミヤン」は行くところがないので試しに1回行ったっきり、「夢庵」などは1回も入った事ありません。


中華にしろ和食にしろ、どこの地元でも旨くて安い店が他に一杯ありますもん。


郊外店というからには「そこ」を目指して行くか、

あるいは外出時のついで(ご飯時)に立ち寄るかのどちらかですから、

特色のあるジャンルか、(全員があそこにしよう思える店・回転寿司など)

オールマイティーなメニューバリエーションか(意見が一致しない時の安牌的店舗)のどちらかになってくると思います。

そう考えると、「バーミヤン」「夢庵」・・・どちらにも該当しませんよね。


郊外店という出店方法も、特出したジャンルで手頃な価格の店舗案がない限り、縮小しないと厳しいでしょうね。

そういう意味では、大手外食チェーンも大転換期ですね。


「どの業界も時代の潮流は早いです」

 

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