管理奮闘日記

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大変ですね、賃貸管理って・・

キャッシュフロー利回り計算方法

2011-01-20 12:52:52 | 賃貸管理
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リフォーム提案をしていると必ず障害が出るのが



「そんなに予算かけなくても・・  」


とか

「それ決まるの?」

とか


「責任取ってくれるよね」


とか結構、お話が上がります。


そのたびに、具体的提案を出していくのですが、いまいち信憑性に欠けるかな?とつくづく思う事が有ります。


もう少し、数値化で展開できれば、スキーム化につながり 比較されやすいと感じます。


まずこの手法が


オーナーズエージェントの藤澤社長いわく


「分からない家主さんには、何万回言っても無駄だ!!」(かなり頑固もので、一切こちらの意見を聞いてくれない空室物件)


「入居者の沸点を超えないといくら投資しても、入居はきびっしい!」
などなど

辛口トーク(いや本当かも)もしくは、現実的な意見を言われます。


そしてこの数値化は


キャッシュフロー利回りで、計算する事

(計算式)
CF・・・キャッシュフローとは、簡単にいうと、手元に残るお金
ADS・・年間のローン等の返済額

例えば・


リフォーム費用が・100万
ADS(年間返済額)・・それに対しての返済額=11万
現時点での家賃・・・5万
リフォーム後の家賃・7万

とすると計算式は

(7万-5万)×12 /100万

5万に対して7万なので、2万の差が12カ月=24万 年間で差異が24万/100

どれぐらいの家賃が上がって、年間返済額を引いたらいくらになるのかを、計算したいので

24万/100-11万/100(年間返済額100万に対して11万ずつ返していく)=13/100(キャッシュフロー利回り)



CF利回り=13%  他の金利は
銀行の金利=約0.05%  


国債=0.80%の推移(変動あり)

タンス預金=0% むしろマイナス
(インフレ率上昇として)




になります。

つまり 銀行の金利より国債より 高くなります。

ただ、しっかりとした

①投資分析
②入居分析
③10年平均利回り

を推移しなければなりません。


大丈夫!です」とは言い切れませんが、市場に合わせていく手法としては、消費者目線で対応しなければ、極地にたった

殿様営業になっちゃって、淘汰される時代になってきました。


中長期的目線で、再投資そして、満足度を高める、そしてキャッシュを増やす!



「そんなに予算かけなくても・・  」という家主さんに、提案をしてみると結構いい結果残せることもあります。



現にこの計算では、13%とありましたが、かなり高い率を出した物件のパーセントは


121.7%という驚異的な数字を出すことに成功しました。(空室損=-20%10年で見ている)
(IT関係の導入)

つまり、100万に対して8か月ちょっとで、俄然合ってくる。

こうなると、企画して嬉しいと思いますね。。



やはり、物件を調査して、徹底的に原因を探る手法が目立ってきています。反対にOPEX重視で考えると、媒体がそれほどないのに深みにはまっている気がします。

現場主事で盛り上がっている所を重視、そして勝ち組が決まっている要素を加味して、店舗の強みを生かした営業手法が今後期待される予感がします。


中長期的な目線合戦が始まりそうです。




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では!





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