旅する冒険ランナーのブログ

今度は北アメリカ大陸単独横断RUNだ~っ

ペルー、昔は危ない国だったよな。

2012-04-28 16:28:46 | Weblog

きのう地平線会議で本販売。なかなか好評。メインの報告者である桃井和馬さんの本より、場所をとっての販売で心苦しかったんだけど、桃井さんは気にしてないようで、ほっと一安心。2次会でペルーのフジモリ政権ができたころの話になり、ふたりとも同じころにペルーにいたので盛り上がる。フジモリが選挙であげたスローガン「カンビオノベンタ」や反政府都市げリラMRTAについて、これほど詳しい人に会うのは久しぶり。なんだか話しているうちに、20数年前にこの人にリマであったような気がしてきた。本当にそうかもしれない。
5月4日、読売新聞全国版に本の広告がでると社長から電話。読売って800万部
だったっけ。すごいかも。



ロスからニューヨーク走り旅北米大陸横断単独マラソン5393キロ

2012-04-20 22:59:33 | Weblog

ついに新本できた。走り終えた日から結局7年もかかってしまった。本の発売は4月27日だけど、ネット上、アマゾンのサイトにはすでに写真入りで公開されているので、まずそっちを見て。http://www.amazon.co.jp/s/ref=nb_sb_noss_1?__mk_ja_JP=%83J%83%5E%83J%83i&url=search-alias%3Dstripbooks&field-keywords=%92%D8%88%E4%90L%8C%E1&x=0&y=0

表紙の写真はカリフォルニアのモハベ砂漠。5月に一度は暑さに負けて、バスでこえてしまい。11月にもう一度、やり直してやっと越えた。距離は400キロほどだけど、恐ろしいのはどこで水が手に入るのか分からないこと。気温が40度以上になると、もう走るとか距離がどうとかそういう問題じゃなくて、水が手に入るかどうかがほぼすべてだ。それも一日8リットルぐらい飲む。それを自力でどう運ぶのか。写真は丘の上から高速道路を見下ろしているところ。道は一本。高速道路しかないが、高速道路は基本ランナーが走るのは道交法違反だ。じゃあどうするのか? 砂漠を突っ切るしかない。誰もそんなことはしないから、誰も情報も持っていない。でも行けないこともない。そして行ってみれば気づく。誰もが当たり前だと思っていることが、本当にそうなのか。人の住めない不毛の土地には、気づきのもとがいっぱいある。

僕が本を手にできるは23日、出版社の社長が「まずは一緒に祝うや」と言ってくれた。今まで本は原稿書いたら終わりだったけれど、今回は出版社、デザイナーさん、編集の人たちと編集会議をして、本のタイトル、帯について、写真かイラストか、ページ数はどうするのか、などなどを打ち合わせした。それ以降もメーリングリストで、どんな紙を使うのか、カバーは色指定は。もうこの辺になってくると、分からないのでメールを読むしかないのだが、一つの本ができるまでにはこんなに決めないといけないことがあるのか、と驚かされた。僕はただ神輿に乗っているだけで、大勢の人がそれを持ち上げてくれていて、しかもみなこの本を好きでいてくれている。きっと読んでくれた人にも、その思いが届く。そう信じたい。

 

 

 


人生やりなおし

2012-04-11 00:57:54 | Weblog

子どもの小学校の卒業式に出た。6年間なんやかやと通ったこの小学校にも、もう来ない、と思うと自分も一緒に卒業した気分になれた。昔は

小学校の同級生は全員同じ中学校にあがったが、半数以上が中学受験し、学区内なら他の中学にも通えるここでは、同じ中学に来る子は半分

ほど。よく見知った顔が減るのは、なんだかさみしい。中学の入学式にも出た。桜が舞い散る校庭。もう自分のころはどうだったのかは、思い出せない。

でもきっと同じような感じだったのだろう。子どもがいるおかげで、もう一度、自分の昔をふりかえれる。やり直せる。孫ができたら、さらにもういちどやりなおせる。

 


遺伝とかないぜ

2012-04-11 00:49:44 | Weblog

高校同級生ネタ、もうひとつ。

僕自身が落ちこぼれだったから。まわりにいた友だちも

必然的に落ちこぼれだった。

ところがその子供たちの世代になると

なぜか、そろいもそろってありえないほど高学歴に

なっている。

なんなんだ、これは?

と話し合った結果、出た結論が

「遺伝とかないぜ」

「本人次第や」


永遠のマドンナ

2012-04-11 00:21:44 | Weblog

久しぶりに実家のある町に帰ったら高校の同級生が集まってくれた。最初は3人だったが

いつのまにやら人数が膨れ上がり、「アイツも呼び出せ」と携帯で電話をかけ、最後は10人

近くになった。共通の話題は30年前の高校の話。

OOはどうした?アイツ死んだよ。あ、OOもだ。分かっただけで4人。

まあいつかは死ぬけど、まだ早いよ。みんな、ちょっと待ってよ。

結構こたえた。

続いて、話は誰が学校一の美女だったか。もうそうなると50前のおじさんたちは

完全に高校生になっている。

「そりゃぁOOや」「いやいやO組のO子や」なんやかんや、で

出てきたのが参加メンバーの8割近い圧倒的な支持をえたMさん。でも僕はMさんを知らない。当時

生徒数は一学年で500人ぐらいいたから、知らなくても不思議ではないのだが、これだけの

メンツが30年たっても忘れていない美女とは何者だ。

気になって帰って高校の卒業アルバムで調べてみた。

 同姓の人間が何人かいるが、申し訳ないがどうみてもこの人ではないな、と

ページをめくっていくと分かった。

なるほどね。

 

 

 

 

 

 


進化

2012-04-11 00:08:27 | Weblog

パソコンが容量オーバーになって使えなくなった。新しいパソコンに変えたら、今度は

プリンターとスキャナーが使えなくなった。ショップに行って、説明したら、実にあっさりと

そのタイプの機器は、もう古いのでパソコンが対応してません。と一覧表を見せられる。

もうどうしようもない、と言うのだ。そんなバカなことはない。プリンターもスキャナーも

何も壊れていない。機能にも何の不満もない。対応していない、なんてメーカー側の

勝手な理屈で、なぜ使えるものをゴミにしなければいけない。モノを大事に使うことすら

認めないのか。進化するなら、古いモノなど、余裕で使えるようにしろ。

 

 


なぜ、そんなことができる?

2012-04-10 23:40:39 | Weblog

小学校の卒業式でこどもがピアノの演奏をした。間違ったら式が台無しになるとビクビク

しながら見ていたのだが、とくに問題も無く引き終えた。コイツはなぜこんなことができるのか?

卒業式の3ヶ月ぐらい前にいきなり自分が式でピアノを弾く、と言い出した。

確かにうちに親戚からもらった電子ピアノはあったが、それまで一度も弾いたこともないのに。

同じ学年には1年生のときから音楽の先生のかわりにピアノが弾ける子がいるし、他にも

何年も練習している子がいるのを知っているくせに、できると言い張る。何をわけの分からない

ことを言っているのだ。と何度いっても、自信満々に「できる」と答える。そして本当にできた。

音楽の先生にお礼を言うと、「そうそうあることではないが、何かのタイミングがあえば、できること

がある」との答だった。

信じれば「できる」のだ。

「何分けのわからないこと言ってる、できるわけないやろ」

なんてつまらないこと言って悪かった。

今度からは「へー、やってみたら」

と言おう。