旅する冒険ランナーのブログ

今度は北アメリカ大陸単独横断RUNだ~っ

西本ビルで

2012-08-15 23:06:59 | Weblog

和歌山市小野町にある西本ビル、戦災を潜り抜けた歴史的建造物で文化財に

指定されている。その味のあるビルが現在、和歌山のおしゃれスポット、ギャラリー

おのまちあるふぁとして注目を浴びている。10月4~9までの1週間、その3階で

展覧会&講演会を開催することになった。

4年前から続いている海外ツーリングライダーのお祭り、ツーリングフェスタ、昨年京都で

開催した冒険野郎3人展。何度か展覧会は経験あるけど、単独でしかもこれだけ広いスペース

を使ってのものは初めて。はてさてどうすれば楽しくなるのか。

強力なすけっとアドバイザーの教えのもとにじわじわと作戦を練っている。

とりあえずは、どのくらいのサイズの写真を何点ぐらい準備すればいいのか、ためしに

4つ切りサイズの額縁に入った写真を持っていくと、なんとあけてびっくり。額縁のガラスが

バリバリに割れていた。それを見た学芸員Sさんが、「あ、これもきれいかも」

「んんんんーー、アートの世界は深い」


なぜ誰もいない

2012-08-15 22:25:17 | Weblog

和歌山市を流れる紀ノ川、土手には人気がない。広々とした河原のスポーツ公園の芝生にもテニスコートにも

誰もいない。なぜ? いくらお盆でも、釣する人もサッカーする人もテニスする人もいないの。今ならハゼもそれなりに

大きくなっているし、ボラもそろそろ川遡ってくる。おかしいな、釣りをする人口は増えているはずなんだけど。サッカー

もはやっているやん。外で遊べよ。和歌山の子供、大人も。さみしいやんか。


決められないくせに決めたらすぐ動く

2012-08-15 22:09:25 | Weblog

予定立てて行動するのが嫌いだと、ずっと思っていたが、最近それが大きな勘違いだと気付いた。

嫌いなのではなく、できないのだ。だから感じたままに動く。2日前に15日がいきなり休みになった。

お盆の3連休。13日の連休の朝になって実家のある和歌山に帰る事に決めた。準備していたら

子どもが部活休みだという。じゃオマエも行くか、と即決める。

そこで高校のヨット部の同期に電話をしたら、「何時に来るんや」と返事がきて、夕方和歌山に着くころには、

もう5人も集まってくれる。

みんなゴメンね。そしてありがと。僕、ほんまに予定たてられへんね。


やっぱ、バイクないとダメだ。

2012-08-12 10:34:18 | Weblog

なんか海がみたいな、行こうか、と思って、ふと気づく。あっ、そうかバイクないや。

釣に行きたいと思って、新聞で場所探していて、ふと気づく。あっ、バイクないと行けない。

会津の知り合いのところに行かなくちゃ、と思って、ふと気づく。そうか、バイクがない。

この30年ほどバイクがなかったことなんて、なかったから、バイクがあることを前提に

ものごとを考える。ないとどうしたらいいか分からない。

 


「アマゾン」に行きたいんです。

2012-08-10 22:02:38 | Weblog

 またアマゾンに行きたいという人が来た。古くは立命館の探検部。続いて日大芸術学部の宮川君。宮川君から紹介されてネットで話したサイクリストの山口君。そして今回来たのは尾関さん。尾関さんはすでに3年かけてシルクロードを一人で歩いて旅した人だから、何の心配もしてない。ただ力の抜け切ったというか抜けきりすぎたとうか、なんとも不思議なキャラクターだ。

 以前、彼のモンベル渋谷店での講演を聞いたことがあり。そのときは海外を走った女性サイクリストとのダブルキャストだった。講演慣れしている感じの彼女はきれいに話をまとめ、話がウマすぎて逆に印象に残らなかったが、尾関さんはモンベルという舞台や客を無視して、自分が旅で感じたままのことを話した。結果、これほど強烈に印象に残る話はひさしぶりと感じた。

 話慣れてくると客席が喜びそうな美談をどうしても話したくなる。そのほうが聞いているほうも気持ちがいいし、話しているほうも人格者に見られる快感に浸れる。初めて旅の話を聞く人なら、それで「ああいい話を聞いた」と感動するんだろうけど、何十回もきいていたら、その不自然な美しさに飽きてくる。そのパターンにはまると違う体験断でも同じに聞こえてしまう。話しての個性がパターンの中に消えてしまうのだ。

 尾関さんの話にはロクてもないヤツが次々出てきた。美談を期待する客席には、そのリアルさにどうしたらいいのか分からず、ヘンなざわめきととまどい、薄ら笑い、が漂っている。尾関さんは、そんな客席の反応をフォローしない。ロクでもないヤツを実はいいヤツだったとか、本当は自分の勘違いだったとか、彼らもいつかは分かってくれるだろう、などという誤魔化しをせずに「ホンマ、こいつらどうしようもないですわぁ」と切ってすてる。その正直さが実に痛快だ。

 いい人もいれば悪い人もいる。それが自然だと思う。そう思うなら、そう言えばいい。それがリアルな旅の報告話だ。最後もすごかった。3年かけてユーラシア大陸の西の果て、ポルトガルのロカ岬にたどり着いた尾関さん。感動のセリフが出る場面での決め言葉が「特に何もないですね。旅はあんまり長しすぎるとあきませんね」。またもや客席の期待を裏切りまくり。え?これで終わり。えっ、えっ、拍手しないとマズイよな、と客同士がきょろきょろしている。感動したくて来ている客が下手したら怒り出しそうな展開。でも僕はこれだけ作られてないナマの話はひさしぶりに聞いたって感じで、ある意味感動した。

尾関さん無事に帰ってきてね。そしてまた見たこと、そのまま聞かせてね。 

 


「いいね」が気になる。

2012-08-10 21:46:01 | Weblog

日本で承認されていないガン治療の新薬を求めて、オーストラリアに渡った日本を代表するサイクリストのエミコさん。苦しい状況の中、病状を

明るくFACEBOOKに書いてくれる。これこそネットだから、彼女だからできることで、一昔前なら、ウソか本当か分からない第三者の風のうわさで

しか知ることができなかったこと。大手術をするの書き込みのあと長い沈黙があり、ただ待つしかできなかったけど。またポツリと書きこみが。

その書き込みに無数の「いいね」がつく。直接の応援メッセージを書かなくても、その「いいね」はまぎれもない応援メッセージ。


最後の一枚

2012-08-04 23:02:55 | Weblog

これが本当に最後の一枚


最後の雄姿2

2012-08-04 21:50:28 | Weblog

高速の上から自賠責保険に加入している損保ジャパンに連絡する。ロードサービスに入っていない

からダメと断られる。JAFに電話しようか、昨夜お世話になっていた義足の世界一周ライダーTさんに

助けを求めようか迷った末にTさんに電話。

「あはっ、やっぱり壊れた?、じゃ今から車で行くよ。1時間ぐらいかな」

とあっさり。とりあえずは助かった。

気温30度の中を高速出口まで2キロ、バイクを押す。料金所まで来たら,

係の人たちが慌てて飛び出してくる。ETCで高速に入ったバイクはETCのゲートから

出ないとマズイんだそうだ。カードだけじゃダメらしく、車体も通さないといけないらしい。

とはいえ高速の出口はカーブの終点にあるので、車からはゲートはすぐに見えず

しかも結構なスピードでゲートに入ってくる。そこにバイクがあると危険だ。

そこで係の人が車が途切れる合図をし、僕は全力でバイクを押してゲートを通過。

日陰で休んでいたら、Tさんが来てくれた。ジェベルを無理矢理バンに押し込み

古川市のバイク屋へ。ネットで出てきたバイク屋は2件。レッドバロンと「修理が大好きなバイク屋さん」

というバイク屋さん。その強烈なインパクトある名前に2人ともすごく惹かれ、そっちに行ってみる。

ジェベルを車からおろし、バイク屋さんがプラグを外そうとするとプラグが硬くて回らない。

力いっぱい回すと、なんとプラグが折れる。それを引きぬきエンジンを回すが

バイク屋さんもこれは無理だ、という結論に。それでもさすが「修理が大好きなバイク屋さん」

直したくてワクワクしている。

そこで判断はいったん保留。再びTさん宅へ泊めてもらう。さんざん考えた結果

アフリカを走ったレイドの跡を継いだジェベルは廃車に。

11年間ご苦労様ジェベル。あんまり乗ってやれずゴメンね。 

 


最後の雄姿

2012-08-03 23:26:31 | Weblog

7月23日午後12時。ジェベル200で東北道を相応中100キロで走行中「ペキャ」みたいな聞いたことない音ともに、パスンと力が抜けた。

「ヤバイ」バイクを強引に路肩に寄せ止める。見るとエンジンから大量のオイルが噴出して、それきり動かなくなってしまう。

とりあえず外側の路線だったので路肩に逃げられたけど、内側を走っていたら大事故だった可能性が。

そう思うと、全身にゾワゾワ感が走り、あちこちかゆくなる。さすがに心臓に悪いので、メットを外して気持ちを落ち着ける。

まずは無事でよかった。よかったけど、どう考えてもジェベルは致命傷。

場合によっては、再起不能かも。

ねんのためセルを回すが、やはりエンジンは目覚めず、かわりに大きなため息がでた。

東京までは、まだ450キロぐらいあるはず。

さてと・・・・。

まずはここどこなんだ?

目の前には古川出口まで2キロの標識。

2キロぐらいなら、バイクは押せる。でも古川って、岩手? 宮城?

地図を取り出す。宮城県と岩手の県境で宮城県らしい。

さてと・・・ここからどうすればいいのか?

続きはまた明日。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


ビバリー昼ズ

2012-07-28 00:34:52 | Weblog

ビバリー昼ズ収録無事終了。

自分で自分の声聞いてみると、なんだか聞きにくい。もうちょっとゆっくり話した方が

よさそう。