離厩式

こんにちは。１年目の松尾です。


さて、今朝は北藍号（ビービーバンス）とペリエE号の離厩式が行われました。

ペリエは入厩以来、1年生の練習馬として活躍してくれました。みんなから愛される、かわいいおじいちゃんです(^^♪
バンスは新馬として入厩し、以後約3年間にわたって北大馬術部の女王様として君臨しました。



ではでは、少々バンスの話をば。

あれは半年以上前、私たち1年生が入部してすぐのことです。
まずは北大にいる馬を覚えよう！ってことで写真と特徴の一覧が配られました。
バンスのとこはどうなってるかっていうと…



いやー、散々な言われようですね笑
今はまだ落ち着いたほうらしいですけど、確かに新入生には近づけたくない…。
でもこういう馬がおとなしいときの可愛さって言ったら、もー(*ノωノ)
私はいつも牝馬のこのギャップにやられてしまうんです。
あ、話がちょっと違う方向にいってしまいました。失礼しました。


私は9月からバンスの馬責(サブ)として関わらせてもらいましたが、
噛まれたり、蹴られたり、馬房から出て来なかったり…

頭が良いから舐められないようにするのに毎日必死でした。
加えてケガしたり、病気したりで心配事も絶えなくて。

でも、そんなバンスだったからこそ私はたくさんのことを学びました。

雑なことをすれば、それが何倍にもなって自分に返ってきます。
少しのミスや油断が命に関わることもあります。
逆に、失敗を恐れていたら何にもできなくなります。

私なんてまだまだだけど、そうやってバンスが教えてくれたことだけは大事に持っていたいです。

バンスと過ごした3ヶ月はそんな幸せな時間でした。



集合写真。↓
こらこら、前掻きしたら主将に当たっちゃうよ。






さてさて、続いてペリエじいさん！

ペリエは私が北大に来て、初めて乗った馬です。
1番多く乗った馬でもあるかもしれません。

ペリエなくして1年生の上達はなかったでしょう。
本当にお世話になりましたm(__)m

そして、もふもふ感がたまりません(*´ω｀*)
ブラシをかけてやるといつも気持ちよさそうにしてくれます。

いつも穏やかにそこにいてくれるペリエ。
この安心感がなくなってしまうのはとても寂しいです。
ペリエなくしてこれからの長い冬をどう乗り切ればよいのでしょう(;_;)

でも、ペリエは誰からも愛される馬なのできっと幸せになってくれるはずです！

ありがとう、ペリエ。お疲れ様。



では、最後に恒例の裸馬の写真をどうぞ～。



みんないい笑顔！