下野街道

栃木県の住人となり、終の棲家と決めた今は、先人の歴史と文化を追及して、古きを訪ねて奥の細道を歩きたい。

寒川尼の墓と称念寺

2006-07-03 17:46:08 | Weblog
小山朝政・宗政・朝光の母、寒川尼は宇都宮宗綱の娘で1138年京都で生まれ
幼少の源頼朝の乳母をつとめその後に小山政光の妻となった。
1187年寒川尼は大功ありと評価され、女性としてわが国でもまれな
寒川郡・網戸郡の地頭職に任命された。
『吾妻鏡』によれば安貞2年に91歳で死去とある。
http://blogimg.goo.ne.jp/user_image/58/c6/59148650520b68938157e3fdbba19e74.jpg
墓は網戸十郎朝村の開祖と伝えられる称念寺境内にひっそりと建つ。
朝村は朝光の子で、網戸に住み網戸十郎と名乗った。
寒川尼の孫で傍には朝村の墓もある。