天祖山（長沢背稜）雲取山（石尾根）鷹ノ巣山

「八丁橋」0715→「天祖山」0910→「長沢山」1030,1045→「石楠花ノ頭」1110→「芋木ノトッケ」1150→「雲取山荘」1250,1310→「雲取山」1330→「七ツ石山」1430→「千本ツツジ」1450（ワラビ採り）1510→「日蔭名栗峰」1535（菫狩り）1555→「鷹ノ巣山」1620（菫狩り）1655→「中日原」1820

同行者：Ｈｇさん、彩さん、Yamanokoさん、yamyamさん


　東京都最奥の地を周回コースで一巡り

　Ｈｇさんからの招待で「八丁橋」近くの登山口に全員が集合したのは７時過ぎ
　『ゆっくり行きますよ』とＨｇさんが声を掛けるがこのメンバーの”ゆっくり”はぼくの最速ペースだ
　結局二時間足らずで「天祖山」に着いてしまった

　前回（ゴールデンウイークに）歩いた時は中腹以上はまだ芽吹きも殆ど無かったが今回は新緑に包まれている



　朝、家を出た頃は奥多摩の山々は雲の中だったのだがよく晴れてきた
　”会所”の脇からは「富士山」が望める



　メンバーは”花観隊”なのでこの季節足元に注視しているらしい、ぼく以外の８個の目玉は驚異の発見を繰り返す
　


　


　ぼくも花は好きだがすみれの種類になると全くのお手上げだ
　ミヤマスミレ






　「天祖山」の北側、カエデ類の色彩が目に染みる




　「梯子坂」に掛かって”トウゴクミツバツツジ”を期待するが全く花が付いていない



　「梯子坂のクビレ」



　


　


　「長沢背稜」に入る



　独特の雰囲気を持った北側の巻き道



　稜線に出て南側の明るい風景



　「長沢山」で小休止の後も西に向かう



　トウゴクミツバツツジも少しは咲いている



　本日のメインイベント！
　シャクナゲはそこそこ咲いている、時期としては最良だろう（トップの写真参照）



　イワウチワも見かける



　「石楠花ノ頭（桂谷ノ頭）」を越えたら下って登り返す

　『この先花が少ないからいっきに進みますよ』とＨｇさん

　急登を登り切ったら倒木帯を進んで・・・



　「芋木ノトッケ」
　一般的には「芋ノ木ドッケ」と呼ばれることが多いが、ぼくの山歩きの師匠JJ1LBDさんに倣って「芋木ノトッケ」の表記を使う



　みんなは休憩なしでピークを越えていく
　荒れた登山道を下って、本日のもう一つのハイライト
　キバナノコマノツメ



　「大ダワ」で休憩の予定だったがベンチに先客が居たので通過



　”雲取山荘”前の広いベンチ＆テーブルで昼食
　彩さん、yamanokoさんから差し入れ有り
　ハイドレーションに水を補給して出発

　やはりみんな俊足、息を切らせつつ追いかける
　「雲取山」


　霞がかかったか？「富士山」は見えない

　「石尾根」を下る



　「小雲取山」
　本日のもう一つの目標・・・東京都の山、標高トップテンを踏む
　ということで普段は脇を巻く「小雲取山」だがみなさん寄って来る
　ぼくは脇で待つ（汗）

　yamyamさんは時間の都合でここから下山なのでお別れ



　降ってわずかに登り返せば「ヨモギノ頭」

　ここは標高トップテンに入るの？


　「奥多摩小屋前」はテントの花が咲く



　向かうは「七ツ石山」



　「ブナ坂」まで下り登り返す
　かなり疲労が蓄積してきた
　みんなはとっとと進むがぼくは一歩一歩・・・
　しかしこれでもいつもと同じ所要時間で進んでいるのだ

　そして「七ツ石山」で小休止



　「千本ツツジ」の防火帯
　ズミはまだ開花前だが蕾は膨らんだ



　女性陣はワラビが気になって仕方がない
　山頂を越えてワラビはさらに多い
　しばし道を外れてワラビ採りタイム
　霧がかかってきた
　先の山々は姿を消した



　トップテンの山を踏むためにみんなは「高丸山」を目指す
　ぼくは巻き道

　「日蔭名栗峰」への登路



　「日蔭名栗峰」山頂の草原帯ではすみれ捜索に突入



　葉っぱの形状が・・・花の色合いは？喧々諤々の議論？
　ぼくに口を挟む資格はないので眺めているだけ



　そろそろ足が限界に近づいたので転倒防止用にザックからストックを取り出す
　「巳ノ戸の大クビレ」に降って「鷹ノ巣山」への登路
　山頂直下の南側草原でまたもやすみれ探索
　ぼくは山頂で残り物を食いながら一人休憩
　霧で遠景は見えない



　みんなは目的の”ある種”のすみれを見ることができたということで、にこやかに現れる
　あとは「日原」まで降るだけ









　　おしまい