カセージンのひとりごと

『奥多摩大好き』改題(2017年にタイトルを変更)

大常木林道

2005年05月23日 | 多摩川源流域
 「大常木林道」は奥秩父縦走路の一部となる「飛龍山」から「大常木山」、「竜喰山」そして「将監峠」を結ぶ尾根の南側、「岩岳尾根」から「モリ尾根」、「七つ石尾根」のほぼ中間点を結ぶ古い交通路を形成するものであった。今では忘れられた古道といった状態で崩壊箇所も多く一般登山者が通行することはまったくない。  表題の写真は「会所小屋跡」、『焚き火で茶を入れくつろぎたい』といった雰囲気。 2005年5月2 . . . 本文を読む
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天竺山

2005年05月17日 | 奥多摩
 あきる野市のJR五日市線終点、武蔵五日市駅から東北東へ直線距離にして1kmにも満たない位置に「天竺山」がある。標高僅か301mのまったく目立たない山であるが、山頂には鎮守「山内神社」の本社(奥宮)が佇み参道はそこそこに整備されている。一般登山者などはまったく訪れないが、その北側には「横沢入」と呼ばれる地域があり、かつての里山の風情を残しているというので散策に訪れる人がけっこういる。今回その「横沢 . . . 本文を読む
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長沢背稜から酉谷を下る

2005年05月13日 | 奥多摩
 「春を追いかけて、三たび長沢背稜」の記事よりの続き。  「タワ尾根」を上り「長沢背稜」縦走路に出て、予定では帰りは「梯子坂のクビレ」から「孫惣谷」に降りる予定だったが採石場の騒音に辟易し、急遽「酉谷」から「小川谷林道」コースに変更。 2005年5月8日  先日通った縦走路、北側には高みが有る。そこは「タワ尾根ノ頭」あるいは「滝谷の峰」といわれ1700mを越える標高が有る。これを極めなくては「タ . . . 本文を読む
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春を追いかけて、三たび長沢背稜

2005年05月08日 | 奥多摩
 「タワ尾根」は奥多摩北部の核心部にドンと構え「長沢背稜」を衆人の群れから守っている。最北の名峰「酉谷山」に行くには「小川谷林道」を延々と歩くか、「長沢背稜」を東、または西から攻めるしかない。いずれにしても5時間以上の歩きを強要されるため日帰りは難しい。地形図で見る限り「タワ尾根」を通れば「酉谷山」に最短の道程でたどり着けるように見える。  登山地図や、ガイドブックにはこのコースは全くといってよい . . . 本文を読む
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春を追いかけて、再び

2005年05月05日 | 奥多摩
 先日に続き春を追いかけて「長沢背稜」(酉谷山の東を長沢背稜と呼ぶには異論も有るようですが)の一部を再び訪れる、僅か三日で春は山を駆け上っているようである。五分咲きだった「アカヤシオ」もほぼ満開、緑も濃くなってきた。 2005年5月4日  「日原鍾乳洞」を通り過ぎ、「かろう橋」の先でカロー谷を右に分け尾根に取り付く、尾根の右、カロー谷側を巻いて行く、尾根筋に出て「ハンギョウ(板形)尾根」、作業用 . . . 本文を読む
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天祖山から長沢背稜

2005年05月01日 | 奥多摩
 「天祖山」は奥多摩でも深遠部で、「雲取山」から派生し東進する「石尾根」、同じく北東方向に向かい埼玉県との境界をなす「長沢背稜」とに囲まれた独立峰ともいえる神秘的な山である。もっとも北東斜面は石灰岩の採取で削り取られこれを目にしてしまうと神秘的などとの形容は???となる、が登山道を歩いている分には深山の幽玄な気分を味わえる。  今回さらに足を伸ばし長沢背稜に合流し、東京都北限の「酉谷山」を極め?東 . . . 本文を読む
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