椎ノ木谷保全の会

浜松市中区富塚町にある特別緑地保全地区「椎ノ木谷」の保全管理をしています。里山保全活動を一緒に楽しみませんか。

■「親子で森を歩こう・森で遊ぼう」(7/29)

2007年07月31日 | 4)しいのきやキッズ

Rimg0022 夏休み最初の日曜日となった7月29日、椎ノ木谷保全の会主催の一般参加企画「親子で森を歩こう・森で遊ぼう」が行われました.手配りのチラシによる告知だけでしたが、5家族、16名の参加がありました.内容としては、
  ①ネイチャーゲーム(1)
  ②森を歩こう
  ③ネイチャーゲーム(2)
  ④昆虫を探そう
9時半から11時半までの日程で行いました.椎ノ木谷のスタッフは6名でした.

Imgp1182 大きな木の木陰でのネイチャーゲーム、谷間へ下りてトンボの群れを間近で見たり、雑木林の中での昆虫採りなど、椎ノ木谷の自然に触れながら、大人も子供も楽しい時間を過ごして頂けたと思います.今後もこうした取り組みを続けていき、来年度には「しいのきやキッズ」として定期的な活動につなげていきたいと考えています.

Imgp1229_1 ●参加者の声をお聞きください
・自然の大きさを感じ、楽しく過ごせた.
・ネイチャーゲームが楽しかった.次もぜひ参加したい.
・「一人でクワガタとったよ」「カブトムシの幼虫、ちょっとこわい」
・知らないお友達や大人たちと交わり、楽しく参加できました.
・公園で遊ぶのと比べて広くて自然の楽しさを感じた.今度は川でも遊びたい.
・浜松市内にこのような場所があることを初めて知りました.自然がしだいに開発されていく中、こういう場所を残しておくことは必要だと思います.

●なお反省点として、
・会場までの道が分かりにくい.
・年齢の幼い子はルールの理解ができない面があった(ネイチャーゲーム).
・小グループでのオリエンテーリング的な散策もよいのではないか.
・カブトムシは時期がやや遅く、コロニーが荒らされていたりして見つけにくかった、など.

今後の活動についても全員が参加を希望されるなど、第一回目の試みとしては大成功でした.季節ごとに企画の内容を変えて、今後次第に充実させていきたいと考えています.

 

 


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■7月活動日レポート(7/22)

2007年07月22日 | 1)活動日レポート

Rimg0025_2 本日行われた活動の内容をご報告します.梅雨の長雨が続いた後の久しぶりの晴天で、非常に蒸し暑いコンディションになりました.参加された皆さんご苦労様でした.予定より少し早めに切り上げて、高柳さん差し入れのスイカを頂いている間、こんなお客さんがひと時の涼を届けてくれました.

Rimg0002_1 西側の茶畑エリアでは、春に刈った下草やササがもう手が付けられないほど伸び放題.草刈りがとても追いつかない状態です.城北工業の学生ボランティアの皆さんも、猛暑の中、くたくたになりながらの作業でした.茶の木を伐採して、ワラビがたくさん採れたあたりも、ワラビがそのまま伸びて一面緑の地層のよう.せっかく手を入れたところなので、継続的な草刈り~次のステップへの展開も必要ですね.

Rimg0021 ヒメジョオンが伸びてきれいな草原の風景も垣間見られた広場でしたが、種が落ちてさらに勢いがついてしまう前に、一旦刈り取ることにしました.ローテーションの取り決めにしたがって草刈りを行いました.また、谷間の木道に覆い被さるように繁茂していた草を刈り取りました.この季節は本当に草との闘いです.

Rimg0010 竹林周辺では、本来の竹林のゾーンから外れたところの竹を伐採したり、枝を払ったりする作業を行いました.雨のあとで、竹の勢いもかなりのもの.皆さん大粒の汗を掻きながらの作業でした.

今日のようなコンディションでの作業は、熱中症対策が必須です.帽子着用、こまめな水分補給、虫さされに対する予防も必要です.参加される方は各自でご準備をお願いします.また、刈り払い機を使った作業では、長時間継続使用による振動障害も気を付ける必要があります.適宜休憩を挟んで作業して頂くよう、お願い致します.


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■7月運営会レポート(7/12)

2007年07月14日 | 2)運営会レポート

7月12日に行われた7月運営会の様子です.

[報告事項]

●見学と梅収穫体験会
・6月17日(日)、一般公募による見学と梅収穫体験会を開催しました.
・参加者は一般7名、会員スタッフ7名でした.
・まとめ~反省として、今後もこういう形でPRしていくと、近隣に会の活動が浸透していくだろうという声がほとんどでした.

●6月活動日/ジャガイモパーティー
・6月24日(日)メインの作業日に続いてジャガイモパーティーを行いました.詳細こちら

●スズキOB会見学
・7月7日(土)、雨天のため8日に順延(約40名参加)

●7月8日作業の内容
・参加者(小杉、稲垣、成島、中村泰、戸田親子、高柳)    
・池の周辺草刈りおよび整備、苗場:日よけ寒冷紗張、畑:除草、水質検査チェックなど.
・なお、作業中にマムシが出ました.この場所のほかにも、枝を積んだところ、堆肥場のシートの下、管理棟前の樹林の中など、何箇所かでマムシが出ています.ご注意ください.

●とみつか未来塾から見学依頼あり
・7月21日(土)午前11:00~12:00
・子供30人親20人が参加予定(斉藤塾長より依頼がありました.チラシ参照)
・管理棟当番(松本、幸田)のほか、岡本、梶山、高柳が対応します.

●子供講座
・富塚公民館から子供講座開催のお知らせがありました.
・8月8日(水)午前10:00~13:30
・子供15人が参加予定(チラシ参照)
・鈴木満帆さんが講師として対応します.

[協議事項] 

●今後の作業内容について
①7月15日(日)  9:00~11:00 有志によるチェーンソー勉強会を計画.ベンチなどを作ります.現在1名の応募が有ります.当日参加も歓迎します.
②7月22日(日)  9:00~12:00 作業日 
・内容:樹林・広場 ・・・ロープ張りと草刈
・茶畑再生 ・・・茶の木の下草刈り
・新森作り ・・・植樹予定地の草刈り
・畑 ・・・野菜作り
・木道デッキ  ・・・覆いかぶさっている草を刈る

③7月29日(日) 9:30~11:30 「親子で森を歩こう、森で遊ぼう」(別紙参照)現在4組10名の参加申し込みあり。    
④8月12日(日) 9:00~12:00 作業日   広場草刈り
⑤8月16日(木) 19:00~21:00 運営会 
⑥8月26日(日) 9:00~12:00 作業日 

●畑耕作希望者募集結果
・宮原さんを中心に、戸田さん、高柳さん、清水さんが行うことになりました.

● 椎ノ木谷リーフレットの作成
・企画と広報担当を中心にして調整を進めています.8月の運営会で素案を示します.
・製作代金の約28万円は、今年度の「いきいきの森を育もう浜松市民活動助成金事業」に応募することにしました.

● 富塚西小学校からの話について
・富塚西小6年生の総合学習で、椎ノ木谷の活動紹介を牧野が行いました.秋には現地見学もしたい、とのことでした.
・なお、ミカワバイケイソウの株を森林公園へ移植して増やしたことを紹介したところ、先生から子供たちにできることがあれば授業の一環として取り組ませたい、との話がありました.保全活動への関わり方として、どんなことがあるか教えてほしい、とのことでした.
・運営会で出た意見は、「6年間の総合学習の仕上げとして、単年度で何らかの成果が得られる関わり方を考えると、ミカワバイケイソウの播種については3~5年かけて行っているもので、やや適合しない」「複数年をかけての取り組みならばよいが、単年度で、かつ先生が入れ替わると取り組み度合いが変わる状況では、ミカワバイケイソウの増殖作業はふさわしくない」「専門的な内容なので、どんぐりを使った森の復元のほうがよい」「どんぐりにしても、拾って芽を出させて、実際に植えるまでには1~3年かかるので、むしろ低学年から関わってもらいたい」「先生方に対して、こちらへ来てもらい椎ノ木谷の実態や保全活動の様子を知ってもらう機会をつくりたい」などです.
・結論としては、「ミカワバイケイソウについては、無理」「どう関わるかについては具体案がまだないが、どんぐりからの森作りにむしろ積極的に関わってほしい」ということでした.

● 器具の貸し出しについて
・のこぎりや草刈機の貸し出しについては、今まで、貸し出しノートを作って、ほぼ自由に貸し出しを行ってきましたが、刃の破損や消耗、紛失などの問題もあり「明快なルール」を作る必要があるという意見が複数会員からありました.
・今回、運営会で話し合った結果、「原則として器具類は会の活動以外には貸さない」という方向性で統一するものとし、次回運営会までに「例外的に貸し出すもの」「貸し出す期間」などのルール案を作成し、それを示して行くことになりました.

●ネイチャーゲーム・リーダー養成講座参加費の補助について
・会では、保全活動の将来の担い手である子どもたちを対象にした企画を充実させていく考えです.それに伴い、いろいろな知識や資格を持った人材の育成も、今後の重要な課題となっています.
・今までは作業器具を購入し、扱いを研修する講座などへ会員を派遣して技術の取得をしてきました.こうした「ハード面」がある程度整ってきたので、次の段階として、「いかに市民や子供を受け入れるか」「どうやって自然や生き物の素晴らしさを楽しみながら学んでもらうか」といったスキルを身につける、いわゆる「ソフト面」が重要となっています.
・ネイチャーゲームのリーダー養成講座が既報の通り開催されます.こうした活動に興味をお持ちの会員には、ぜひこの機会に参加していただきたいとのことから、1~2名分の参加費を補助することといたしました。今後も毎年1名程度ずつ、派遣を続けていきたいと考えています.
・参加費の26,000円(宿泊食費+受講料)を会で補助します.このほか検定試験をパスして、指導員として登録したい方は、別途6,300円が必要ですが各自負担となります。今回補助を受けて参加する会員は、講座終了後に会員向けにネイチャーゲームの研修会を開催し、口座で得たノウハウを会へフィードバックしていただくことを参加の条件といたします.

以上


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■とんぼ池を整備しました

2007年07月10日 | 5)お知らせ

7/8にとんぼ池の整備を行いましたので報告します.

 

保全作業グループを中心とした有志でとんぼ池の整備を行いました.とんぼ池に溜まった土砂や藻を取り、湧水を池へと導きました.周辺の散策道も併せて草を刈りましたので、とんぼやカエルもその姿を見ることができるようになりました.

 

なお、この作業中、スズメバチやマムシが出ました.草むらに入る時にはご注意ください.

 

(報告:稲垣さん)

コメント (1)
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■ネイチャーゲーム・リーダー養成講座

2007年07月04日 | 6)会員からの情報

椎ノ木谷保全の会では、保全活動の将来の担い手である子どもたちを対象にした企画を充実させていく考えです.それに伴い、いろいろな知識や資格を持った人材の育成も、今後の重要な課題となっています.

今回ネイチャーゲームのリーダー養成講座が下記の通り開催されます.こうした活動に興味をお持ちの方、ぜひこの機会に参加されてみてはいかがでしょうか.

ネイチャーゲーム・リーダー養成講座
1.日時: 2007年8月31日~9月2日(2泊3日)
2.会場: 浜松市北区引佐町東久留米木 観音山 「静岡県立観音山少年自然の家」
3.参加費:26,000円(宿泊食費+受講料.このほか検定試験をパスして、指導員として登録したい方は、別途6,300円が必要です)
4.募集:18才以上の男女30名(先着順)
5.内容:ネイチャーゲーム概論や理念8時間、体験実習、野外指導実習13時間、検定試験30分
6.スケジュール
  31日 12:30 受付、開講式 ・  ~20:30 講義、実習等  
  1日 6:30~20:00  講義、実習 
  2日 6:30~11:30  講義、実習 ・ 13:00~ 検定試験、閉講式
7.参加希望者は高柳さんまでお電話ください.詳細要綱と申込み用紙等をお渡しします(053-472-3058).

*参考:ネーチャーゲームとは?

 


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