椎ノ木谷保全の会

浜松市中区富塚町にある特別緑地保全地区「椎ノ木谷」の保全管理をしています。里山保全活動を一緒に楽しみませんか。

■4月活動日レポート(4/27)

2008年04月27日 | 1)活動日レポート

このところ、めまぐるしく変化する天候が続いていましたが、今日は春うららかな陽気となりました.午前中いっぱいの作業で、じわっと汗ばむ気持ちのいい活動日和でした.作業に続いて20年度の総会も開催され、新年度の計画について、熱のこもった話し合いも交わされました.

Rimg0007 作業は大きく分けて東側の畑から梅林にかけての除草作業、西側の茶畑~新森づくりエリアの除草・根起こし作業と、いよいよ除草シーズンの到来を感じる内容となりました.畑では最終的な区割りの位置決めを行って、共同耕作畑と個人貸し出し用畑の境を確定しました.併せて雑草の除去や畝作りなどを行い、畑チームは着実に始動しました.個人貸し出し用畑は、まだ枠に余裕があるようです.ご希望の方はご連絡ください.

Rimg0012 隣接する梅林では、すでに青々とした実をたくさん付けている梅の枝をぬうように、刈払い機による下草刈り作業を行いました.このところの雨のせいか、草の伸びるスピードがとても早い感じがします.刈り取った草は堆肥として活用できるように、今年は堆肥場も完成しています.

Rimg0013 西側の茶畑~新森づくりエリアでは、一部に残っている茶ノ木の根起こしやササの除去に時間を割きました.このエリアは放置期間が長かったため、エリア内へのササの侵入が目立つ状況となっています.これを除去していく地道な作業の積み重ねです.

Rimg0003 さて、新年度となり、城北工業高校の学生ボランティアのメンバーも新しくなりました.今年度より参加する学生に作業指導を行う専任として、高柳副代表が年間を通じて担当することとなりましたが、今日はその第一日目.里山保全活動の意義や、当会の沿革、保全作業の基礎などについて、簡単な講義を行いました.これから一年間、学生の皆さんにもお世話になります.

Rimg0014 午後からは椎ノ木谷荘にて平成20年度の総会を行いました.今年で6回目、丸5年を経過したことになります.来賓としてご挨拶くださった浜松市公園緑地部高橋次長様、市議会議員の関イチロー様、有難うございました.また鈴木満帆さんからミカワバイケイソウ、キンラン、イカリソウ、ナガボナツハゼ等、椎ノ木谷で確認されている貴重種の殆どで、非常に良い生育状況が確認できている、保全活動の成果が現れている、との報告を頂きました.大変嬉しいことですね.

さて活動方針として次の基本方針を採択しました.「美しいみどりときれいな水に囲まれた豊かな自然を守り、残された貴重な動植物を保護し、懐かしい里山を復元していくことを目的とし、『みんなで、楽しく、仲よく、安全に』をモットーとして活動する。」

なお、いくつか会則やルールの変更点があります.詳細につきましては、全会員向けに郵送でご案内する予定です(6月中旬).今しばらくお待ちください.


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■4月運営会レポート(4/17)

2008年04月19日 | 2)運営会レポート

[報告事項]

●3月14日快適空間「佐鳴湖』の創造研究報告会   芸術文化大学にて

●3月23日活動日
内容:
・アオナリヒラ竹の伐採(鈴木)
・森作り、植樹(梶山)
・農耕、ジャガイモ植え付け、堆肥場作り(宮原)
・茶畑再生、現地話し合い(荒木、鈴木、松本、髙柳)
・4~6月管理棟当番表作成(岡本)

●3月29日長野県越智村 ハナノキ視察
・伊那谷自然友の会との交流(鈴木、髙柳)

●4月10日臨時運営会

●4月13日タケノコ掘り、タケノコ会食

  
[協議事項]

●19年度「まとめと反省」  各担当分野別・・・20年度の目標など

● 総会準備

●4月作業内容について

●ラジオ出演依頼
・4月22日12:30~12:45 浜松FM放送・・(荒木)

●浜北「たんぽぽの会」視察依頼
・4月26日(土)午前

●西部公民館より子ども講座開催依頼
・5月17日(土)9:30~11:30 (事務局)

●佐鳴湖の環境を考える会より視察依頼
・5月13日(火) (事務局)

 


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■タケノコ掘り(4/13)

2008年04月13日 | 7)その他

今日4月13日は、椎ノ木谷では2年ぶりとなるタケノコ掘りイベントを開催しました.会員とその家族、城北工業高校の学生ボランティアのメンバーも参加し、タケノコ掘り体験のあと、お楽しみの旬の味覚に舌鼓を打ちました.

Rimg0018 まず皆で鍬を手に竹林に入りました.手ごたえは十分.会の発足以来続けてきた竹林整備の成果が出ているのでしょうか、以前より大ぶりの立派なタケノコがたくさん収穫できたように思いました.小学生の参加者も大人たちに交じって鍬を振り上げていました.

Rimg0012 30分ほどで1輪車2杯分ほどのタケノコが収穫できました.収穫したばかりのタケノコはえぐみも無く、灰汁抜きをしなくてもそのまま頂くことができるほどです.まさに刺身ですね.椎ノ木谷荘に持ち帰って、早速試食会です.

Rimg0077 釜で炊いた炊き込みごはん、天ぷら、ダッチオーブンによる蒸し焼き、そして味噌汁の具としても、文字通りタケノコづくし.旬の美味しさを満喫しました.いつもながらとれたての野菜を差し入れてくださった神津さん、ありがとうございました.


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