志穂 つぶやかないで、いってみよう。

日々の出来事を書いていきます。

2008年 舞台・ライブ 総括

2009-01-08 09:56:38 | 芝居・ライブ・イベント
1月も3分の1ほどを過ぎましたが、
2008年に行った「舞台・ライブ」をまとめてみました。

2008/3/17
公演名:東京
場所:赤坂RED/THEATER
団体:東京 RED/REVOLUTION

赤坂見附に出来た「赤坂 RED/THEATER」のオープニングシリーズでした。
演出家の赤堀雅秋氏が、フルオーディションで役者を選抜し、
(選抜競争率:613分の15)行った芝居の第1弾。

赤堀氏の
「いい戯曲があって、いい演出家がいて、本当に必要な俳優に演じてもらう。
たとえ無名でも、才能ある俳優がもっといるのではないか?
良質な芝居を追及することで、どれだけのお客様に 足を運んでいただけるのか?」
という言葉が、今もずっと心に残っています。







赤坂REDシアターの入り口。


2008/4/23、2008/4/27
公演名:銀座通りのデカプリオ
場所:シアターブラッツ(新宿)
団体:新宿芸能社

毎公演、観に行かせていただいてます、新宿芸能社の第11回公演。
今回は2回観に行きました。

7回目公演から行ってますが、公演の度にお客さんが増える一方。
小劇場でも小ぶりなシアターブラッツは、パンパンのギュウギュウで、
ベンチシートの座席は詰めあってぎゅうぎゅう、
通路に座る人が出るほどでした。

7回目公演の「横丁のデカプリオ」のリメイクですが、
キャスティングもちょっと変わったりしてて、楽しかったです。

新宿芸能社の公演、毎回、体を張った芝居が多いのですが、
今回は、最初から最後まで出ずっぱりの倉貫匡弘くんが大変そうでした。





「銀座通りのデカプリオ」のチラシと、シアターブラッツの入り口。


2008/5/4
公演名:木根尚登 トーク&ライブ
場所:スターパインズカフェ
団体:木根尚登(ゲスト:藤子)

毎度毎度、楽しませてくれる、木根さんのT&Lでした。
マイミクのくろしおさんにチケット取ってもらって行ってきました。
木根さん、歌ってるときはすごくシックな感じなのに、
歌い終わって数秒後には「爆笑トークモード」になってるのは
やっぱり木根さんのキャラ?といつも思います。
とっても温かい木根さん。いつも癒されます。


2008/5/24
公演名:TM SPEEDWAYツアー
場所:Zepp東京
団体:TM Netwrok

TM Netwrokが「再始動」して、パシフィコ横浜でやったライブ以来でした。
本当は、赤坂BLITZと横浜BLITZも行く予定でしたが、
両方とも体調がすぐれずに行かれずに終わりました…

Zepp東京は追加公演だったんですが、体調がすぐれなかったので
FCでの優先申し込みは見合わせてて、eプラスから「プレオーダー」の
お知らせが来た時に、多少、体調が良かったので申し込みました。

パシフィコ以上に、3人のグダグダトークが面白かったです。

でも、この日の東京は暴風雨みたいな大雨。
 「雨男ウツ(宇都宮隆)さん、やる気満々だね」
と思ってたら、ウツが一度も歌詞を間違えなかった…
やっぱり「やる気満々」の大雨だったみたいです







大雨の中のzepp東京の入り口。


2008/6/15
公演名:FENCE OF DEFENSE LIVE 2008 20th Anniversary '7670 Finalise'(←このタイトル、長いよね…)
場所:赤坂BLITZ
団体:FENCE OF DEFENSE

初のフェンスライブ参戦でした☆
で、思いっきり、フェンスに惚れこみました(笑)

こんだけ熱くて暑いライブは無い?!ってくらい、
ホント~に熱い暑いライブでした☆

健ちゃんはREMASTERツアーとSPEEDWAYツアーに参加してましたが、
ワタルさんと西村サンはお初お目にかかりました。
西村サン、ベースも渋いですが…声も渋い!そいで、キャラは熱くてカッコイイ!
(ワタルさんは「静かに沸々と熱い」って気がします)

この日に「公開レコーディング」されたCDは、
年明けに発売されるそうです。
って、もう年明けじゃんか?
マットシさん~!CDはいつ発売されるんですか~?(笑)



入り口の看板。




ギターの健ちゃん(北島健二さん)がTMのSPEEDWAYツアーに参加していたこともあり、TMのウツ&木根さんからお花が届いていました



2008年7月下旬
公演名:フラガール
場所:赤坂ACTシアター

正確な日付を覚えてません

商業芝居で、あちこちから集められたキャストなので、
特に「団体」はありませんが、強いて言うなら
  「新宿芸能社 男子メンバー ほぼ全員出演」
でした。

映画の方は観てないのですが(録画してあるものの、まだ観てない…)
芝居もダンスショーも楽しめる舞台でした。

久しぶりに「大掛かりな舞台装置」が登場する舞台でもありました。

このときにステージ観てて
 「モノがダブって見える現象(斜視による複視)」
が酷くなってきてることに気づいた



入り口の看板。


2008/10/5
公演名:暴虐な転び方
場所:笹塚ファクトリー
団体:渋谷ハチ公前(←劇団名です)

久しぶりに「新規開拓」した小劇場でした。
「新規開拓」といっても、知り合いの役者が客演で出たので、
本当に「新規開拓」ではありませんでしたが。

3回目公演で、劇団自体も若く、主催者(作・演出)も20代でまだ若いので、
台本のセリフがちょっと荒削りっぽく感じる部分もありましたが、
ストーリーとしては面白いですし、
面白い演出の仕方をしてるなあ、と思いました。

これから色々経験して伸びて行って欲しい劇団ですね。





2008/11/5
公演名:levolutio
場所:渋谷AX
団体:U_WAVE

U_WAVE初参戦でした
音楽好きのお友達と行ってきました。
運良く、指定席が取れました。
(立ち見の方々は、かなりギュウギュウだったみたいです

哲ちゃん逮捕の翌日だったので、変なマスコミが居ないかとか
ちょっと心配してましたが、全然OKでした!!

U_WAVE、DVDで観て惚れこんだんですが、ライブの方が断然いいですね。
演出も凝ってますし。

行く前は
 「よっちゃんのギターと、サエちゃんのダンスが観たい~
と思ってましたが、どのメンバーもカッコよくて素敵☆

今回から、ポエム&リーディングがREVOさんになりましたが、
前2回のU_WAVEライブはDVDでしか観て無いので、
どう違うかとかは良く分かりませんでした。

幕が開く前に一度登場し、ライブ中も要所要所で登場し、
幻想的な世界に誘い込んでくれた
エディーさんのパフォーマンスも素敵でした

一瞬にして、客席から「その世界」に引き込まれていくっていうか、
なんか、魔法使いみたいな感じがしましたね。

エディーさんのパフォーマンスに惚れこまなかったら、
「集団田中」との出会いは無かったでしょう…。


2008/11/9
公演名:歌の翼にキミを乗せ
場所:赤坂RED/THEATER
団体:新宿芸能社

新宿芸能社の第12回公演です。
シアターブラッツ以外で観たのは初めてです。
しかも、今回初めての指定席。
(赤坂RED/THEATERがオープンして以来、初の「補助席」が出たらしいです)

「歌の翼にキミを乗せ」は、1年半ほど前に商業芝居として
主催の羽原さんが台本を書いたもので、
その時は、観月ありさ主演で、新国立劇場で上演されました。

それを、羽原さんが「新宿芸能社バージョン」として書き換えたものです。

戦時中のテニアン島(広島の原爆を投下したエラノゲイが飛び立った島)
を舞台にした話なので、基本路線は「暗くて重い」のですが、
その辺は新宿芸能社。
「暗くて重い」だけでは終わりませんでしたが、
いつものように「明るく爆笑」ってワケにはいきませんでした。

演技も、かなり辛くて重いシーンが多かったので
精神的にしんどいだろうなあ…って思って、終演後に役者さんに聞いたら
 「毎日毎日、精神的にかなりキツイです…」
と言ってました。

この頃「斜視による複視」がより酷くなってきて、
観ててかなり目が疲れたのが残念でした




2008/11/28
公演名:中嶋正人
場所:studio salt
団体:相鉄本多劇場

久しぶりに行った「studio salt」でした。
役者さんが知り合いに居なくなっちゃってから、ちょっと縁遠くなってましたが、
一度退団された役者さんが、スタッフとして復帰したこともあり、
チケット取ってもらって行ってきました。

死刑囚と、死刑囚を収監している拘置所の刑務官のお話です。
暗いです、重いです、ずし~ん、ときます。

でも、せっかくそういうテーマを芝居にしたんだから
「もっともっと、観てるお客が終演後に放心状態になっちゃうくらい、
2~3日は芝居のことが頭から離れないくらい、重くて暗くしても
よかったんじゃない?」
と、ちょっと思いました。
(でもそれだと、役者のほうが総倒れしちゃいそうですが…)

この劇団も、進化し続けてます。
次回も楽しみです。




2008/12/4、12/7
公演名:『集』
場所:東松原 ブローターハウス
団体:集団田中

「集団田中」です。
ホントにホントに「新規開拓」でした。
U_WAVEでエディーさんのパフォーマンスを観なかったら、
パフォーマンスに感動できなかったら、
そして私が小劇場好きじゃなかったら…
おそらく出会えていなかったであろう「集団田中」の『集』です

全14本の、オムバニス・コントパフォーマンスなので、
詳細はここでは省きますが(詳細はレポで)
とにかく
  面白い
の一言。

テレビでお笑いとかコントとか観ても、全然オチもネタも分からず、
さっぱり笑えない私ですが…笑いました。思いっきり。お腹痛くなりました

「何が面白いの?」って聞かれると、上手く説明できないし、
自分でも良く分からないんですが…面白いんです。とっても。

帰ってから夫に話したら、夫が
 「俺も行きたい」
と言い出して、日曜の夜が「特別ラインナップ公演」だったので、
日曜の夜に行ったら

  涙流しながら笑い転げた夫。

夫と知り合ってから7年くらいですが、こんだけ笑ってる夫、見たこと無いです。
ていうか、笑い転げてる姿、見たことないような気が…

別の意味で「新しい発見」がありました


2008/12/10
公演名:UTSU & KINE EXPO フォーク・パビリオン-Revival-
場所:府中の森芸術劇場
団体:宇都宮隆、木根尚登、ゲスト:浅倉大介

TMNの最後のアルバム「EXPO」のフォークパビリオンが1日限定でよみがえりました。
といっても、EXPOの頃はライブに行かれなかったので、
(親がめっちゃめっちゃ厳しかった…)
私としては「初EXPO」です。

一番楽しそうだったのは、やっぱり木根さんでしたね。
なんか「いまひとつ?」っぽい表情をしながら、ノッてるのがウツ。
大ちゃんは、相変わらず「えぇぇぇぇ~ボクはダメですよ」
って言いつつ「22才の別れ」を強制的に歌わされ…(笑)

アンコールで3人揃ってのオーバーオールが可愛かったです。
一番似合ってるのはやっぱり木根さん。
白いオーバーオールで可愛いのは大ちゃん。
ウツは…う~ん、今日は「フォークパビリオン」だしね…って感じで

2008/12/21
公演名:スタンレーの魔女
場所:赤坂RED/THEATER
団体:サバダミカンダ&客演キャスト

2008年、最後の舞台です。
松本零士の原作が舞台化されました。
(2006年にも、別の団体が舞台化してます)

戦時中の話ですが、松本零士原作でSFっぽい要素もあるし、
全然暗くならないのですが…ラストが・・・

原作は読んだことが無いのですが、周りのお客さんたちが
「原作とここがちがう、あそこがちがう」
と言ってました。

上手いな~、と思ったのが、ラストの締め方。
ラストが上手く締まらなくて、芝居全体がダラっとした
感じになってしまう舞台もたまに見かけますが、
この舞台の締め方は上手かったです

男性ばっかり9人のキャストでしたが、
一人一人の個性が際立っていて、とてもよかったです。

また同じメンバーで再演して欲しいです。


合計13公演、回数は15回。

芝居は「フラガール」以外は小劇場でしたが、
やっぱり小劇場芝居、好きです。
特に、新規開拓して、いい舞台を発見した時は、
宝探しで宝箱を見つけた時みたいな気分です。

昨年は「渋谷ハチ公前」と「集団田中」に出会えたので、
本当によかったと思います。

今年はどれだけ観られるかなあ・・・