令和2年2月21日に、法制審議会第186回会議が開催され、民事裁判手続のIT化に関する諮問がなされました。
法務省:法制審議会第186回会議(令和2年2月21日開催)
諮問内容は次の通り。
「近年における情報通信技術の進展等の社会経済情勢の変化への対応を図るとともに、時代に即して、民事訴訟制度をより一層、適正かつ迅速なものとし、国民に利用しやすくするという観点から、訴状等のオンライン提出、訴訟記録の電子化、情報通信技術を活用した口頭弁論期日の実現など民事訴訟制度の見直しを行う必要があると思われるので、その要綱を示されたい。」
法務大臣の会見では
「外国ではIT化,AI化まで進んでおりますので,そういったところまで目標に置いて,近年の情報通信技術の飛躍的な進展や諸外国における裁判のIT化の普及状況などを踏まえて,我が国の民事裁判手続をしっかりと国際レベルまでもっていってほしいと思います。」
とされていたため、AIについても諮問内容に含まれているかとも思われましたが、記者質問に対し
「今回の諮問事項には具体的には入っていないかもしれませんが,私としては,そのような期待を持っているところでございます。」
と回答しているため、具体的な検討は行われないかもしれません。
法務省:法務大臣閣議後記者会見の概要
法務省:法制審議会第186回会議(令和2年2月21日開催)
諮問内容は次の通り。
「近年における情報通信技術の進展等の社会経済情勢の変化への対応を図るとともに、時代に即して、民事訴訟制度をより一層、適正かつ迅速なものとし、国民に利用しやすくするという観点から、訴状等のオンライン提出、訴訟記録の電子化、情報通信技術を活用した口頭弁論期日の実現など民事訴訟制度の見直しを行う必要があると思われるので、その要綱を示されたい。」
法務大臣の会見では
「外国ではIT化,AI化まで進んでおりますので,そういったところまで目標に置いて,近年の情報通信技術の飛躍的な進展や諸外国における裁判のIT化の普及状況などを踏まえて,我が国の民事裁判手続をしっかりと国際レベルまでもっていってほしいと思います。」
とされていたため、AIについても諮問内容に含まれているかとも思われましたが、記者質問に対し
「今回の諮問事項には具体的には入っていないかもしれませんが,私としては,そのような期待を持っているところでございます。」
と回答しているため、具体的な検討は行われないかもしれません。
法務省:法務大臣閣議後記者会見の概要