goo blog サービス終了のお知らせ 

柴犬ランの飼い主教育日記

人もすなるブログといふものを犬もしてみむとてするなり。
保護センターからレスキューされた柴犬の日記だよ。

原発が危機的状況~関東一時避難

2011-06-04 | 日記

今回は少し難しい話だけど,ボクの脱走事件に関係あるから,とりあえず前触れとしてアップしておきます。

3月11日。
三陸沖を震源とする大地震。神奈川県東部も震度5強の強い揺れがありました
激しい揺れだったけど,ママが2階にいたボクを抱っこして一緒に逃げてくれたよ

福島第一原発の状況

3月11日
15:42 全交流電源喪失を通報
15:45 オイルタンクが津波で流出

3月12日
5:44 半径10km圏内の住人に避難指示
6:24 正門前で放射線量の上昇を確認
7:11 総理大臣視察
15:29 1015μSV/hを測定
15:36 建屋内で水素爆発
福島第1原発3号機の水素爆発に海外アナ絶句


管総理は,電源喪失で動かなくなった冷却水注入や原子炉圧力開放の弁をあけるために現地に入ったのかと思っていたら,ただ作業員を恫喝しただけで帰ってきちゃった
ちなみにこの日,ベント操作により東電作業員1名が大量被曝して病院に搬送されています。まさに神風特攻隊のような決死の作業は「おまえらがやれ!」ということなのね

原子炉が緊急停止した状態で電源・冷却機能喪失!
爆発前から建屋の外で放射線が上昇。

何でこの状況で10km圏内だけ避難指示なんだ?
緊急停止した原子炉は冷やさないとダメでしょ?

アメリカ政府は自国民に対して 80km圏内からの避難勧告をだしている。
運転手は,自衛隊・消防による放水作業が成功するまで関東離脱を決意
実際,4月になってから細野豪志首相補佐官は「危機的状況だった」と述べている
放水による冷却が失敗に終わったら,周辺住民を見殺しにするつもりだったんか

少しでも原発から遠くて西側にある富士山に避難することにしたんだよ



3/13 運転手撮影の富士山

ポチっと押してね
日記@BlogRanking

お気に入りの場所

2011-05-25 | 日記
1階の居間では,テーブルとソファーの隙間がボクの指定席。ボク専用の縄張りにしたんだよ。
運転手がご飯を食べるときだけ,足をここに置くことを許可しています。ボクがいるときは,運転手は横を向いて座っています

キッチン部分はママの縄張りみたいだからボクは立ち入らないよ

机・椅子の下

机や椅子の下がお気に入り。
周囲から遮蔽された狭い空間がすきなのさ

ハンガーラックの下

雨の日は洗濯物も室内干し。
運転手の服がかかっているから,ちょうどいい隠れ家状態になるんだよ。
1日ここにいれば服にボクの匂いがしみ付くから,昼間は外で仕事をしている運転手も寂しくないよね
服をクンクンすれば,いつでもボクの匂いがするからね


ポチっと押してね
日記@BlogRanking

近隣挨拶まわり

2011-05-22 | 日記
お散歩中。
「あっ,猫さん。おはようございます! 今度,近くに越してきた柴犬のランです」


「フッ~。ここはあたしの縄張りだよあっち行きな!」

「はい。失礼しました」


目を合わせないように通り過ぎるラン
ボクは争いを好まない平和主義者だからね。


ポチっと押してね
日記@BlogRanking

神奈川犬民ラン 初めてのお散歩

2011-05-15 | 日記
お試し生活最初のお散歩は,運転手と一緒。

運転手の歩き方は,靴がパタパタ音をたてる。
急に止まったり向きを変えるとパン!と大きな音がする
それと,ビニール袋やトイレットペーパーを入れた手提げ袋も怖いんだよ

車がそばを通って固まっちゃったボクの足を踏みそうになった運転手が急ステップを踏み,手提げ袋が揺れる。。。
怖いよ~

パニックを起こしたボクは走り出そうとするけど,リードがあるからクルクル回るだけ。
足元には犬のウンチが散らばっている。。。
びっくりして出しちゃったよ

車の来ない道に行こうとしたら行き止まりだったり。。。運転手も神奈川県民になって日が浅いので道をよく知らないみたい
トップの写真は行き止まりで撮ったお散歩中のボクです。
この先,どうなるのかな~


ポチっと押してね
日記@BlogRanking

トライアル開始

2011-05-08 | 日記
2011年3月。里親希望者の家でお試し生活に入ることになりました。

ちばわんには,預かりボランティアの他に運搬ボランティアといって,動物愛護センターから預かり先への保護犬猫の運搬・通院時の犬猫の運搬・渡先家庭への犬猫の運搬などを担当する人たちがいます。
いぬ親会の時にもお世話になったんだけど,今日は都合がつかずに代わりの人が来るらしい。

どんな人が来るのかな~って思っていたら。。。
いぬ親会の時にいた,カメラをぶら下げてた人間だ~

な~んだ,こいつ運転手だったんだ~

小一時間ほどで里親希望者宅に到着。
預かり親のためりんさんとは,ここでお別れ
下痢ピーだったボクをお医者さんに診せてくれたり,ほんとにお世話になりました。

あれっ?
運転手がまだいる

里親希望者って運転手のことだったの~


ポチっと押してね
日記@BlogRanking

いぬ親会 2

2011-05-02 | 日記
ためこお姉さまの話だと,いぬ親会に里親希望の人間が現れなかったり,希望者がいても飼育条件が基準に満たなかったりすると,翌月の会まで預かりボランティアさんの家での修行が続くらしい

保健所や保護センターにボクのことを探しにきてくれなかった最初の飼い主に未練があるわけじゃないけど,別に人間の世話になんかならなくても平気なんだよ。このままお姉さまと居てもいいし。。。

でもね,ためこお姉さまが言うには
「ここは捨てられた犬が新しい本当の家族に出会えるまでの一時避難所なの。あんたがいつまでもここに居ると,保護センターで生死の境にたたされている別のわんこが出所できずに処分されちゃうのよ」

参考画像:ちばわん 愛護センター・レポート
(最終部屋で処分を待つわんこたち。今日中に譲渡先が決まらないと翌朝には。。。)

さて,ボクに興味を持って近づいてきた人間はというと。。。預かり親のためこママと何か話している。
話が終わってボクの前に来たかと思うと顔を近づけてボクの匂いを嗅ぎ始めた
次に頭を低くして『遊ぼう!』のポーズをとる。。。
おまえは犬か~!?

こいつ大丈夫か?
最初が肝心だから尻尾は振らないよ

トップの写真は,この時運転手が撮ったボクの写真です。


ポチっと押してね
日記@BlogRanking

いぬ親会

2011-04-27 | 日記
2011年2月20日。
下痢も治まってきたので,保健所などからレスキューされた犬猫の譲渡会「ちばわん いぬ親会」に参加しました。

いぬ親会会場

猫も含めるとずいぶんたくさんの犬猫が新しい家族との出会いを待っています。
里親希望の人間もたくさんやってきました。
当日,直接見学してもいいけど,ネットで事前にアンケートなど提出してあると話がスムーズだよ

でも,ボクのこと途中で見捨てたりしないで,一生家族でいてくれる人間なんているのかな~


●同期のわんこの一部を紹介します。(すでに新しい家族の下で生活している子もいます)

ぽぽ君

体は大きいけど,まだまだ遊びたい人間大好きな男の子。

モコタンちゃん

足を骨折して治療中だけど,とっても人なつっこい女の子。

坊君

表情がたまらなくかわいいと思うんですけど

くぅちゃん

とってもおりこうさんに見えるね。

それぞれのわんこの特徴を理解したうえで家族になってくれる人間に出会えるといいね。
・・・・とひとの心配してる場合じゃない。
なんか首にカメラをぶら下げたやつが近づいてきたぞ



ポチっと押してね
日記@BlogRanking

預かり生活

2011-04-25 | 日記
千葉県の動物愛護センターは,ボランティア団体に対しても譲渡してくれます。おかげでボクみたいに新しい飼い主が決まっていなくても処分されることなく出所するチャンスが与えられるんだよ。

1月から預かりボランティアのためこお姉さまとその家族の下で修行の日々に入りました。

言うことをきかないとお姉さまにマウンティングされます
もっともボクは,放浪期間中に病原虫が消化器内に寄生してしまったので,しばらくはゲージの中に隔離されてました

預かり宅では,ゆめ忠と呼ばれていました。

ボクは,これからどうなっちゃうのかな~


ポチっと押してね
日記@BlogRanking

検疫中

2011-04-20 | 日記
譲渡対象の赤いビニール紐をつけられたボクは,検疫されてる間,元の飼い主が迎えに来てくれるのを待っていたんだよ。
保健所に問い合わせて迷子犬の登録がされていれば,捕獲された後にすぐに帰れたはずなのに。。。見捨てられちゃったのかな

職員が休みの年末年始を乗り越え,愛護団体ちばわんに引き出されたボクは,ためこお姉さまのお宅で預かり生活に入りました。
その間のことは,ためブロを見てね。(預かり中は,仮称「ゆめ忠」と呼ばれていました)
お姉さまの指導の下,里親希望者との出会いの場である『いぬ親会』参加に向けた修行の日々が続きます

ポチっと押してね
日記@BlogRanking

動物愛護センター

2011-04-14 | 日記
2010年12月。
ボクは,迷子になって放浪していたところを捕獲され,千葉県の動物愛護センターに収容されました。

先住収容犬の話によると,性格的に飼いやすそうな子や若い血統種には,赤いビニール紐がつけられるそうです。この紐がつけられたわんこは,里親希望者への譲渡対象として扱われます。
センター内では収容された同期の犬と一緒に「1日目の部屋」「2日目の部屋」と順送りにされ,「最終部屋」まで来た犬は殺処分されてしまうんだワン

草食系のボクには赤い紐がつけられて,とりあえず生還するチャンスが与えられました。でも,まだ安心できません。年末年始など職員がいない間に力尽きて死んでしまう犬もいるそうです
しかも。。。どこからも引き取り手が無かったら。。。
結局,殺処分です

最終部屋のわんこたち

ボクと同じ時期に移送されてきて,最終部屋に移されたわんこたち。
早ければ明日の朝にでも殺処分になります。
飼い主は,何をしているんだろう

施設の様子がわかるブログがあります。
ちばわん 愛護センター・レポート
よかったら見てください。

日記@BlogRanking