中華紀行文

アイ リブ イン サンハイ チーナ。
現地採用、海外就職、危険です。現地採用ダメ、ゼッタイ。
現地採用には…なるな!

貴州省旅行記(1)鎮遠古鎮/2014

2015-02-08 | 旅行大好き

▲ここ。「終」のあたり。

ちょうど、1年ほど前の出来事ですが、貴州省の鎮遠というところに旅行に行きました。

貴州省と言えば、中国では再貧エリアであり、このブログの中では地味に閲覧率が高いこの記事で取り上げたところです。中国国内でこのエリアといえば、茅台酒(マオタイ)と呼ばれる高級酒の産地であることが有名であるぐらいで、さほど有名なエリアでは無いです。

■ミャオ族自治区の鎮遠県
職場にこの貴州省出身の同僚が居り、彼と会話をするうちに行ってみたくなったのででかけてみることにしました。
短い滞在期間ですから、今回は鎮遠(ヂェンユエン)というミャオ族エリア1カ所に観光ポイントを絞ることにしました。

■実は上海から電車で1本
ヒマさえあれば、中国を中心にぶらぶらしている僕はとにかく貧乏です。
旅行貧乏なんですね。

ここまで貧乏なのは…、現地採用だから、ではないかもしれません。

とにかく、安く移動するにはどうしたら良いか?
電車しかありません。実は上海から1本で行けるんです。貴州省。
24時間かかりますが。寝台車をブッキングして、本でも読んでいればあっという間です。


▲たった343元でかなりの距離を移動できます。宿込みだと思えば安いもんです。


▲重慶行きに乗って途中下車


▲車内。各車両に車掌がいるので、安全です。

■3連休なので人が多い
でかけた時、労働節か何か、確か3連休でした。
駅を降りると結構観光客がいました。近隣の雲南省とかから来てるのかな。


▲鎮遠駅。上海からここまで約24時間

■観光地までは徒歩20分→宿探し
駅から観光ポイントまでは徒歩20分。
手頃な距離です。

3連休なので結構宿探しには苦労しました。
何件も廻ってやっと見つけたのがこれ。



半地下室で100元(当時のレートで1900円)しました。
今、中国国内の観光地は実力(設備)以上に高いので全く見合ってませんが野宿するのも嫌なので泊まる事に。


宿のおっちゃんはいい人でした。
夜になってから、川のほとりでお茶を飲みながら涼んでいるおっちゃんに声をかけると、色々昔話を聞かせてくれました。
僕もビールを買って、貧しかった時代や戦争中の話を聞いたりしたのは良い思い出になりました。

■整備されすぎ感は否めないが、かなり良い古鎮
ちょっと奇麗になり過ぎ感は否めませんが、かなり良い古鎮でした。
水がなんでこんな色してるのかはわかりませんけど。
ここはミャオ族が住んでいるエリアなんです。




▲三枚目は高台から。いい雰囲気でしょう?

そういえば、宿のおっちゃんが「昔は貧乏だったけど、今はすごく良くなった」と話していました。

僕ら観光客からすれば、奇麗になりすぎると期待はずれだったりするのですが、地元の人は、当然、豊かな生活を望んでいるのですから、整備されるのは仕方ない事なんでしょう。

「ずっと貧乏でいてくれ、昔のままを留めてくれ」なんて、それは観光客のエゴです。
ただ、中国の場合は「やりすぎ」がタマにキズなんですね。
もっと時代が進めば折り合いも付いて、いい感じの観光地になるんでしょう。

ただ、この鎮遠は、その意味でも「ちょうどいい感じに」折り合いが付いてました。
飛行機で来るにはちょっと不便な場所だからですかね。




▲夜は若干やり過ぎ感…。まあ奇麗でしたので良しとしましょう。

ここに1泊して、昼・夜・2日目朝とぶらぶらしました。

(2)に続く



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年末年始はネパール旅行へ…(2)ホテルトラベラーズホームに行けば何とかなる/2015

2015-01-26 | 旅行大好き


年末年始はネパールに行きました。
中国で働いていると、年末年始は日本と違って長期連休では無いのですが、
どうしても年末年始は休みたいっ!

ってことで、毎年この時期は有給休暇取ってます。

前回はビザ取得方法について書いたので、今回はその続きです。

■上海から直行もあるけど、今回は昆明から
2015年1月の時点では上海→カトマンズの直行便がありました。
僕は何故か取れなかったので、国内線を乗り継ぎましたが。

MU2583、上海浦東→カトマンズ行きです。

中国国内で飛行機を探すとき、僕はいつもシートリップを使いますが、
モモンドドットコムも結構良いです。これは世界中の格安チケットから
最安値を探してくれるサイトで、日本や中国未進出のサイトからも探してくれるのが優れてる。

■上海→昆明→カトマンズ
上海から昆明は国内線。
なので、昆明で出国審査です。

昆明空港って実は中国国内では第3位(北京首都、上海浦東)に次ぐ出国者を誇る大きな空港です。東南アジアや中東、コーカサス方面への飛行機が出ています。
昆明っていうと雲南省ですから、なんとなくロマンチックな感じがしますけど、昆明は超都会ですし、実際全然そんなことはありません><

■カトマンズ
カトマンズに到着。
バックパッカーの聖地です!




まあ、ここから先は、今回友達と行ったので、クルマをチャーターして観光したりしてたのであんまり、旅行Tips的な事を書けないので景色だけ。

■ホテルトラベラーズホーム
ここでクルマの手配とかしました。
日本に9年住んでたとか言うボス(名前忘れた)が怪しい関西弁でいろいろサポートしてくれます。
兵庫県尼崎市に住んでたそうで。



まあ、たぶん結構ぼってると思うんですよ、でも全然許せる範囲だったし、何より社会人パッカーには時間がないですから、ちょっと割高でも払っちゃうな。

「宣伝してね!」って約束させられたので、書いときます。
アシスタントにドゥルバさんって人がいるんですけど、彼も中々良いキャラしてたんで、僕らは満足してました。
気持ちよくお金を払えたな。

もしカトマンズに行く機会があれば連絡してみてください。

■最後に
あと、僕はカレー食う国は合わないらしく、途中から食あたりでガッツリダウンしてたので、
楽しかったけど、いざブログにしようと思うとあまり書く事がないんですね。

まあでも、上海からは行きやすい外国の一つだと思いますし、物価も結構安くて、
過ごしやすいかなと思います。

山岳国家なので寒いかなと思いましたが、1月で東京上海とあまり変わらず。

首都と言えど、中国と比べたら全然発展してません。
街を行き交う人がスマートフォンでなく、2Gの携帯ばかりなのが印象的。

人口も3000万人ほどいますので、ポテンシャルが無い訳ではないのでしょうが、
やっぱり国土の殆どが山岳部なので、外資は観光以外にはあまり進出していないようですね。


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年末年始はネパール旅行へ…準備編。上海でネパールビザを取得する!2014

2015-01-15 | 旅行大好き



いやー全然ブログ書かなくなっちゃいました。
1回途切れると駄目ですね。

さて、気を取り直して少しづつ書いて行こうと思います。

年末年始はネパールに行きました。
中国で働いていると、年末年始は日本と違って長期連休では無いのですが、
どうしても年末年始は休みたいっ!

ってことで、毎年この時期は有給休暇取ってます。

■日本人がネパールへ行くにはビザが必要
日本人がネパールに行くには、ビザが必要です。
と言っても、空路入国の場合、カトマンズのトリブバン空港で「アライバルビザ(空港で即時発行のビザ)」をくれるので、入国税みたいなもんです。

もちろん事前申請もOK。
ですから、今回は事前申請をしてみましょう♫

事前申請をしておく事で、アライバルビザの取得をするための列に並ぶ必要がなくなります。ですから、入国が楽チンになります。

■ネパール連邦民主共和国駐上海領事館へ
「連邦」とついていますが、まだ連邦制は採用されていない不思議国家ネパールへ。
ついこないだまでは、「ネパール王国」でした。

ちなみに中国語だと「尼泊尔联邦民主共和国」となります。

調べてみると、大使館はやはり首都北京ですが、領事館は上海にもあるようです。

中国上海北京西路669号16楼D座
ビザ情報はこちら↓
http://www.nepalconsulateshanghai.org.cn/visa/visa.htm


地下鉄だと、2号線の南京西路が一番近いですね。
駅から徒歩10分強です。

■行ってみましょう
客先に行ったついでに寄ってみました。
えーー領事館ですよね。

例えば日本国駐上海領事館といえばこんな感じ。
けっこうモノモノしい建物です。

が。


ネパール領事館は普通のビルの中にあります。
16階だそうですが、エレベーターは15階まで。
残りは階段で上ります。




■申請
申請書は中国語なのですが、記入は英語のみ。
しかも全部大文字で書けという指示なので従って記入します。
記入している間にも、中国人がどんどん申請にやってきます。

ネパールって中国人には結構人気ある観光地です。
もともと、中国人に対しては、一時期ビザ免除をしていたこともある非常に珍しい国だった事、上海から見れば遠いですが、隣国の1国ですし、物価が安い事、なによりビザが簡単に出るということで「行った事がある」「行きたい」という人も多いです。


■申請用の書類
ネパールビザの申請は簡単。
(1)所定の申請用紙
(2)写真1枚
(3)パスポート

とりあえず申請は受理されました。


15日間のシングルビザで235元。
まあ、日本人からすると、世界の多くでノービザで入国できますから、入国するのにお金がかかるってのは、高いと感じてしまいますね。

発行にかかる時間は5営業日。
月曜に出せば、翌月曜日に受け取れます。


旅行会社に代行を頼むとさらにお金がかかってしまいますから、自力でやってみるのも一興ではないでしょうか?

■バックパッカーのあなたも上海でビザを取ろう
ネパールビザは申請さえ出せば誰でもとれます。
ですから、中国から足を伸ばしてネパールまで行こう、って人は上海で手配しても良いかもしれませんね。
1週間足止めになっちゃいますが…。



↑1週間後。無事にとれました。


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2014年清明節 香港で横浜FC香港の試合を見る!

2014-12-20 | 旅行大好き

2014年の清明節、3連休でしたので広東省へお出かけしました。
4回に分けた旅行記も、これで最後です。

3日目。マカオから香港へ。

香港での目的は「横浜FC香港」、日本の「横浜FC」というJリーグの
クラブが経営する香港リーグのチームの試合を眺めるためです。

■フェリーで香港へ
マカオから香港へは24時間移動可能。
到着すると、日本人バックパッカーにはおなじみの「ゴダイゴゲストハウス」へ向かいます。



■横浜FC香港って何?


日本のJリーグ2部には「横浜FC」というチームがあります。
ホームタウンは横浜市。

所属中の有名選手は元日本代表のキングカズこと三浦知良さんですね。

この日本の横浜FCが若手選手の経験を積ませたりするために、2012年に香港1部リーグのチームから経営権を取得しました。

横浜FC香港という名前に名称を変更し、香港リーグを戦っています。

※2014年にリーグの規定が変わり、外資の参入は駄目になったみたいです。
そこで再度香港企業へ経営が移り、2014年秋から始まる新シーズンはYFCMDという名前で戦っています。

※香港は元英国の植民地だったこともあって、サッカーは英国式。
イングランドプレミアリーグと同じ日程で戦っています。
これを見た2014年春はシーズン終盤。
新シーズンは2014年秋~2015年春となります。


■香港の将軍澳スタジアム

▲ここがホームスタジアム、雨でした

香港郊外の将軍澳にホームスタジアムがある横浜FC香港。
ここは前にも来た事がありますが、けっこう郊外にあります。

駅前とかは東京の多摩あたりを彷彿とさせるベッドダウン感満載です。

日本のクラブチーム傘下ということで、日本人選手も多く所属しており、日本人の家族連れがたくさん観戦にやってきてました。
駐在さんと帯同家族の方々ですかね。

所属選手で有名な選手は、吉武剛選手(元横浜FCなど。主将)福田健二選手(元FC東京やメキシコのイアラプトなどに所属)ですね。

▲主将、吉武選手


▲福田選手

■香港サッカーのレベルは今ひとつ
レベルは今ひとつですね。あんまり興行的には面白いとは言えず。

ですけど、僕が日本に居た時によく見ていた選手がこうして、香港で活躍している姿は感慨深いというか、サッカー選手って現地採用みたいなものですから、すごいなあと思います。



▲日本人の子供が旗を振っていました

■最後に香港観光。
観光といってもぶらぶら歩き回るだけですが、九龍エリアをよるはぶらぶら。




■4日目。深圳から上海へ。
4日目、深圳から上海へ戻ります。大満足の旅行でした。

短いながらもあちこち周り、かなり堪能できたと思います。


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2014年清明節 マカオで本当にスタンプが貰えないのか確かめに行く

2014-12-19 | 旅行大好き
2014年の清明節、3連休でしたので広東省へお出かけしました。

2日目の夜。
最大の目的地、開平を訪ねたあと、マカオに向けてバスに乗ります。

■開平から珠海

▲この開平バスターミナルからバスに乗って


開平から珠海はバスで2時間ぐらい。
前日のインセクトアタックであまり眠れていないので、ぐっすり眠れました。
起きたら珠海(じゅはい)。

■久しぶりの珠海
珠海はマカオとの国境がある点が有名なのと、じつは結構日本企業が進出しているので、ビジネスマンには有名ですが、特別見るところはありません。

1年ぶりぐらいに訪れましたが、相変わらず普通の街でした。

■陸路でマカオへ
マカオへは拱北口岸という国境を抜けるのが一般的

マカオも中国ですが、中華人民共和国澳門特別行政区という名前で、国境があります。
一国二制度というやつですね。
マカオの行政長官は中国の息がかかっているので、独立国家ではありませんが、観光客的には外国みたいな感覚があります。

▲まあ本当に普通な中国の街



■本当にスタンプは無いのか
何しにマカオに向かったか。

今回の目的は2013年6月に入国スタンプが廃止され、かわりにレシートみたいな
入国カードを配る形になったと聞いていたので、どんなもんか見てみたくなったのです。


▲これが中国マカオ間最大の国境、拱北口岸(ごんべいこうあん)


▲マカオ側 マカオ側の名前は関閉

■本当にスタンプは無かった
で、結論からですけど、本当にスタンプはありませんでした><
利便性向上のため、だそうですが、観光客的には味気ない事この上なし。
パスポートに記録が残らないよう。


▲これがその入国カード。スタンプくれよ

■目的達成したのでさて次は
僕がいつも泊まる売春宿みたいな安宿があるんですが、今は3連休のまっただ中。
泊まるところがありませんでした><

何度も会っていて宿のオヤジは僕の事を覚えていますが、「おー日本人久しぶりだな!最近来てなかったよな!生憎だが部屋はないぜ!」とのことでした。

仕方ないので、とりあえずカジノに荷物を預け、ぶらぶらしたり、飯食ったり、カジノでちょっと遊んでみては負けたり、グランドリスボアホテルという大きなホテルにたむろする売春婦を眺めてみたりしてましたが、何せ寝るところがない。
疲れもひどいです。


▲これが僕がいつも遊ぶカジノ。ポンテ16と言います。掛け金が安いから儲からないけど遊べます


▲夜のマカオ

眠気眼でカジノでゲームに興じても、負けが込むばかりで良い事何一つ無いのです。

明後日は連休最終日。もうマカオはいいや、香港に行きましょう。

深圳マカオ-香港間のフェリーは24時間発着していますので、便利ですね。
香港に朝着くように時間を調整し、明け方船に乗り込みます。



明日に続く

マカオ香港夜遊び地図 最新版―初心者でも安心!男の海外旅行ガイド
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