目標の先生・・・・。

今日も朝から仕事。
呼ばれてあちらに行けば、今度はこちらに呼ばれ、
また戻れば、呼び戻され・・・行ったり来たり
バタバタした割には、大したことが出来ず、
どっと疲れた今日の仕事。あぁぁ、後味が悪い・・・。


仕事から戻り、夕方に江戸川区に住む、先生の
所へ行ってきました。
電車とバスを乗り継いで、ゆっくり一人の時間。


先生と言うのは、私が唯一恩師と呼べる女性。
もう、20年以上のお付き合い・・。
私の青春時代を知ってる人・・・。

会うと必ず・・・・
「あの頃のあなたは、やんちゃでワガママで、どうなる事やら
と思ったけど、ちゃんとした大人になって」良かったわよ～。

「あっ、またそれを言われた」

・・・若き日の私はかなりひどかったらしい・・・。
ハイ、否定はしません・・・。

いつも通り、美味しい抹茶を立てて戴き、美味しいお菓子を
食べながら、おしゃべり・・・。
写真を撮ると言ったら、「ヤダァ～シュークリームじゃおかしくない～？」
と先生。
「イヤイヤ、これが美味しいんですよ～」


やんちゃでワガママと言われた若き日、自分は何でも出来る！
と思ってました。世間知らずで、とんがって・・・。

時が流れ、フッと昔を振り返った時、周りの大人が目立たないように
そっと引き立ててくれていたんだ・・・と言う事に気が付いて・・・。
「あぁ～本当に青かったなぁ～」と赤面。

損得など考えずに、いつも側で支えて見守ってくれていた先生。
きっと、「オヤオヤ、まぁまぁ～」と呆れてただろうに・・・・。

今日改めて聞いたら、もう70歳になると・・・。
いつも若々しくて全然そんなお年には見えません。

先生の周りには不思議なほど、若い人が集まってきます。
２０代の男の子、女の子・・・今日聞いたら、１５歳くらいの
子達ともお付き合いがあるとか・・・。素敵！

「私、あなたたちに会えたことは本当に有難いと思ってるのよ～。
こうして若さをもらえるんだから・・・。」

と、こんな私に言ってくれます。


いつも思うこと・・・。
誰に対しても謙虚でありたいと・・・。
オバサンになると忘れがちなこの言葉・・・。


「これから私は、支えられる側じゃなくて、若い人たちを
支える側になりたい！と思うんです！私が先生に
してもらったように・・・」

と言ったら

「まぁ、それはそれはとても嬉しい言葉だわ～」
と、優しく笑ってくれました。

気が付いたら2時間以上しゃべりまくってた私。

「いつでも、私がここに居るうちは、愚痴でも何でも
話にいらっしゃい！！」と先生。


京都の美味しい干菓子を頂き、帰ってきました。
心の中がほんわかとした、ひととき。

明日も一日頑張ろう・・・。