社会保険労務士酒井嘉孝ブログ

東京都武蔵野市で社労士事務所を開業している酒井嘉孝のブログです。
(ブログの内容は書かれた時点のものとご理解ください)

社会保険労務士の仕事(書類作成・手続代行)

2018年02月10日 22時52分06秒 | 社会保険労務士について
社会保険労務士の酒井嘉孝です。
何回かにわけて社会保険労務士がどんな仕事をしているかということを書いていきたいと思います。

社会保険労務士は健康保険、厚生年金保険、国民年金、労災保険、雇用保険に関わる手続き書類を作成し、届出することができる資格を持つ者です。
これらの手続き書類は事業主(会社)が従業員に代わって作成し届け出るものですが、社会保険労務士であれば本来その書類を作成する事業主にかわって作成し届け出ることができます。

なんだ、わざわざ資格を作らなくてもだれでもできそうじゃないかと思われたかもしれません。
もちろん自社の従業員がごく少ないうちや、総務担当や人事担当の方を専任でおける場合は手続きをやり切れるかもしれません。
ですがこれらの手続き書類を作って届出に出すというのは会社にとってみれば1円も利益を生まない仕事で、むしろ会社にしてみれば社会保険料を支出するためにわざわざ時間をかけて書類を作って出すという作業をしなければならないわけです。

社会保険・労働保険の手続き書類はかなりの数になり、中には専門的知識を持って計算をしなければならない書類もあります。
多くの社会保険労務士の方は会社に代わってこの手続き書類の作成と役所への書類提出の代行をする仕事をしています。

ここまで書いてきて、ご想像の方もいらっしゃると思いますが、手続きだけ、計算だけであれば人の手でなくてもシステムを導入すればできます。
政府もインターネットによる電子申請を受け付けているので届け出ることは可能でしょう。

ですが専門的知識を持ってアドバイスできるのは社会保険労務士であり、これからの社会保険労務士には書類作成代行、手続き代行だけではなくその力量も問われていくことになります。




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