社会保険労務士酒井嘉孝ブログ

東京都武蔵野市で社労士事務所を開業している酒井嘉孝のブログです。
(ブログの内容は書かれた時点のものとご理解ください)

特定社労士受験体験記②

2019年03月20日 15時32分05秒 | 社会保険労務士について
社会保険労務士の酒井嘉孝です。

特定社労士受験体験記の2回目は特別研修の申し込みから中央発信講義について書きます。


特別研修についての案内は全国社会保険労務士会連合会のホームページで5月に、そして毎月送られてくる月刊社労士の6月号に案内が出ます。受講の要綱と申込書を取り寄せます。都道府県の社労士会の窓口でももらえます。

受講料85,000円を払い込み、受講申込書を送ると、(たしか)8月下旬にテキスト一式が届きます。けっこうなボリュームです。
中を開け、受講の心得のような紙を見ると予習をしろと書いてあり、参考図書を買って勉強しておけとも書いてあります。
予習といっても何を・・・これ全部読むの?というのが率直な思いでした。


特別研修は、中央発信講義(6日)、グループ研修(3日)、ゼミナール(2日半)の3本立てです。
私は東京会場でしたが、9月の最後の日曜日からスタートでした。スタート日は会場によって違うようです。

中央発信講義は1日約6時間×6日間、一っ所に集まってDVD講義を受けます。
会場は北海道、青森、仙台、新潟、甲府、東京・・・広島、松山、福岡、鹿児島とまあまあ会場は別れていていました。DVDを見せるだけですから会場を確保できれば実施はできそうです。
DVDは必ずしもその年に向け、毎年録画したものではないようでした。中には10年近く前に録画されたものもありました。
出欠確認については厳格に実施されます。1講義15分以上の離席をすれば失格です。つまりは15分遅刻すればその年の特別研修の全日程がおじゃんです。返金もされません。

DVDは、特定社会保険労務士の果たす役割と職責、憲法から始まり、専門家としての倫理、民法、労使関係法、労働契約・労働条件、個別労働関係法制に関する専門知識(解雇、退職、雇い止め、セクハラ、パワハラ、男女均等など)、個別労働関係紛争解決制度という具合に弁護士と学者が講義していきます。

DVDですから指名されたり、豆テスト的なものもありません。

特別研修を受け始めた当時、その他登録で社労士の仲間もいませんでした。
すでに自分の地域などで付き合いのある人同士で毎回受講後、勉強会をやっている人もいましたが、私はまっすぐ家に帰っていました。


なお、中央発信講義の(確か)2日目に試験の要項と試験申込書が配られます。
特別研修自体は途中なので特別研修の受講証についている修了見込証明書をつけて郵送で申し込みをします。
受験料は15,000円です。
(4月3日:試験の申し込みについて追記しました)

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