暇なざれごと

ごくごく日常の話とか色々ありのノージャンルの戯言(?)日記です。

西川郷子:郷音-hibiki-

2007年02月20日 23時25分57秒 | 上々颱風
発売日前のフライング買いです。
楽しみにしている人は、読まないほうがいいかもしれません。

今回は、上々颱風のリードボーカルの片方の小さい人・西川郷子さん
のソロアルバムを買いました。
初のソロアルバムっていう事もあり、色々と話題になっておりました
ので楽しみにしていたのですが、CD屋になかなか行けず、案の定
予約も出来なくてお店に行って買うことになりました。
上々とかのって、あんまり置いていないCDだから、キチンと予約しない
とそのうち泣くことになりそうです。

早速聞いてみました。
やはり上々で20年以上鍛えられたソプラノボイスは、もう天から降りて
くるようにキレイで今回のCDでも十二分に生かされています。

最初の「傾いた人」とかは、なんか気持ちわかるのですよね。
「あーなんか判る」っていうセカイ。
「鉄塔とグラヂオラス」「道の果て月の、転がる」とかは、私は比較的
好みのツボに入った曲です。
近年の上々の曲でもそうだけど、ちょっとオリエンタルっていより
ジプシー音楽(?)ぽい感じですね。

そして話題になっている椎名林檎の「本能」のカバー。
(本来のカバーって言う意味ではちがうのですが、便宜上こちらを
使います。)
やはりっていうか、アコースティックで攻めてきました。
サビを聞かなければ、まったく違う曲に聞こえますね。
ここらへんは、上々のアレンジ力が入っているのかもしれませんが。


椎名林檎は「外の」激しさ。
西川郷子は「中の」激しさ。


この差が出て面白かったですね。
今度遊びで、椎名林檎の方と連続になるように曲を並べてみようかな。
絶対違いが楽しめるはずですから。

「Hallelujah」とかもお気に入りですね。
なんか私の好きな曲の傾向が判ってしまうかもしれませんが。

しかし、それをすべて消してしまうようなインパクトの強い曲がありました。

「鈴木トメの普通な日常」

・・・・・・なんて言うか私は、ネタ曲にすべてインパクト取られてしまう
のでしょうか?_| ̄|○
ちなみにこの曲、歌詞カードに歌詞が載っていません。
本当に。
さすがネタ曲。

でも、まっ、ちゃんと歌詞カードのところ読めば、判る様になって
いますのでご安心を。
私は、歌詞カードを見てから判ったのですが、判った時に笑って
しまいました。

さすがですよ。
国際線乗るときに「国際線は靴を脱ぐのだよ」と真顔で言って、
初海外のメンバーやマネージャーを騙すバンドのボーカルだけ
あります。
私も騙されました。良い意味でも。
そのうち、「鈴木トメの普通な日常」についてはまた書くと思うので、
判らない人はそれを待ってください。

最後は、唯一の上々颱風の曲でもある「月が居たよ」。
前のイメージそのままにチャンゴとか入っていて、より幻想的に
なっています。
凄くいい感じですね。

しかし、「鈴木トメの普通な日常」さえなければ、今週末職場で
かけれるCDなのになぁ・・・・いや、決死の覚悟でかけるか?
(週末の土曜は色々なCDをかけて良いことになっているので。
普段はクラシックやらオルゴールになっています。)

今回のCDは、私にとってちょっと早い誕生日プレゼントを郷子さん
から貰って、すごく良い気分になれました。
(土曜が誕生日なので、4日早いプレゼント。)