愛犬耳袋

 コーギー犬・アーサーとの生活と喜怒哀楽

わがまま犬

2006年10月21日 | 愛犬の日常


「つまーんなーい」


 と言わんばかりの表情で、アーサーが横たわるのには訳がある。
 今日は土曜というのに仕事が入ったり、出かけたりで、普段は朝晩2回のアーサーの散歩が、夕方1回になってしまったからだ。

 犬は猫より顔の筋肉が多く、細かく別れているので、表情を出し易い、と何かの本で読んだが、こんなに細かい表情をするとは、一緒に暮らすまで知らなかった。
 つまんないとき、物欲しそうなとき、怒られそうなとき、上目使いを良くするのだが、この白目の見え具合も、表情を作るのに影響しているに違いない。

 大急ぎで帰宅後、いつもよりちょっと遅めの散歩に出かけた。
 昨日シャンプーしたばかりなので、汚れよけに服を着せていく。できるだけカバーしたいので、短足の足でも踏まない程度に袖のある服をチョイス。ここまでしても布のない所に、ねちねちは付くのだろうけど。



散歩? おやつ? と目をキラキラさせるアーサー。


 散歩に出るのが遅めだったので、散歩時間もいつもよりかなり短かめで終わる。
 それが後ろめたかったせいもあり、今日のアーサーの晩ごはんをちょっと豪華な豚しゃぶにしてやる。もっとも人間のあまりメニューだが。





 が、アーサーに人間の心の機微は通じなかった。
 食後、こんな物では埋め合わせにならないとばかりに、有り余る体力をもてあまし、遊べ遊べと要求しまくり。
 その要求を退けていると、




携帯にイタズラをはじめる。


 コード、鼻の上回ってるし。
 只でさえ携帯の調子が悪いのに、これでコード切られて充電できなくなったりしたら大弱りだ。ナンバーポータビリティーだってまだ始まってないのに。

 アーサーを叱りつけて携帯を取り上げ、犬部屋に投げ込むようにして入れると、今度は聞いた事も無いようなバタバタ音がする。
 覗いてみると、寝床の布団に当たり散らし、振り回して大暴れしていた。






 先日お伝えした「広島ドッグぱーく」ですが、本日と明日、里親探しの譲渡会が開かれています。
できることなら今日もボランティアに行きたかったのですが、仕事が入り断念。
 当ブログからリンクしている「わんダフルLIFE」のナナパパさん一家が、譲渡会にボランティア参加されています。近日中にその様子もアップされることでしょう。

 ニュースによると、初日の今日は里親希望者が2000人以上も殺到。現場は混乱を極めつつも、200匹の行き先が決定したそうです。譲渡会に出された犬は、病気の重い子と子犬を除いた約500匹。その半分に迫る子が幸せをつかんだことになります。
 中には希望して現場に足を運びながらも、身分証や印鑑など、必要な物を持っていなかったがために、譲渡に至らなかった人も多かったようです。
 そうした人が翌日も足を運ぶことを考えれば、2日間でほぼ全頭の行き先が決まると思われます。

 譲渡会の後も、残った子のレスキューは続くでしょう。まだ通過点に過ぎない2日ですが、ひとまず好調な滑り出しを、とてもうれしく、暖かく感じています。