私の祖母は、55歳から97歳で亡くなる迄、短歌や文章を書き続けました。
今日は母の日。
12年前に母兄弟が一つの本に纏めた「福寿草」を、何となく読み直していました。
その中に、母兄弟が祖母に対して手紙を書いている頁があるのですが、私の母が書いた文章の中に、弟が小学生だった頃に校長先生の講話で感銘したことが綴られていました。
今はもう他界された校長先生ですが、とても素敵なお話だったので、今日は子育て奮闘中のお母さん達にプレゼントとしてご紹介しま~す
「子供を育てる親には二つのタイプがある。一つは【里芋型】、二つ目は【じゃが芋型】である・・・
【里芋】は沢山の子芋達に栄養を与えつつ、自分も共に栄養を吸収しながらの子育て法。子芋達が一人前になった時、我が身も子芋に勝る味と風格を持った【八つ頭】に変身して外の世界に姿を現す。
一方、【じゃが芋】は、やはり沢山の子芋に恵まれるが、栄養分を全部子供に与えてしまう子育て法で、子芋が一人前になった時、もはやそこには親の姿は無い。
皆さんはどうぞ、【里芋】のような親であって下さい。
子供は親の所有物ではないのです。
神から一時預かった子と思い、その成長に少しだけ力を貸してやって下さい。
親と子、一緒に成長して行って下さい・・・」
そして、母はその話を祖母に合わせて、
「子育てをしながら、世間のことに目を向け、沢山の本を読み、そして身の回りに起こった出来事や四季の移り変わりに素直な感動を表せる・・・そんな母はまさしく【里芋母さん】である。
子供が成長したら・・・
子供が結婚したら・・・
と【親】の役割から解き放される時が来ると思っていたが、私の母を見ていて思う。
【親業には卒業はないようだ・・・】と。」
と、最後に語っていました。
祖母は55歳の時に戦争の後遺症で祖父を亡くしてから、女手独りで8人の子供を育て上げた「強い女」でした。
正に【里芋母さん】から【八つ頭母さん】に華麗に変身した感じなのでしょうね~
その娘である私の母も、子育てをしながら、お稽古事、点字のボランティア、地区の人達の交流でバレーボール・・・そして最近では介護ヘルパーの仕事、近隣の老人ホームでのボランティア・・・と積極的に栄養を吸収し、自分でも輝きながら人々に光を与えているようです。
出来の悪い娘がいるので、まだまだ母親の役割も充分やっていただいていま~す
(マジ感謝!!!)
子育て未経験の私ですが、もしこれから機会があれば、祖母や母のことを思い出しながら、楽しみながら挑戦してみたいと思いますねー
世の中のお母さん達!
今日の母の日、ゆっくり出来ましたか?
「いつも、お疲れ様!ありがとう」
私も、里芋母さんでいられるよう、改めて目標ができましたー
子供がいることことを理由に自分の為の時間を作ることを諦めてしまう人もいるけど、ハルは工夫して楽しんでいるもん!
そのままで・・・・・・輝きながら、ママとしても成長していってね
私は母親になることはなかったけど、
もしも、人の親だったら、そうありたいな♪
piちゃんは、間違いなくお母さんの血を
受け継いでいるんだねえーー!
好奇心があって、キラキラ生きている姿勢は
そっくりよん♪
見習いたいです♪
それに慣れてしまった子供が大人になったら・・・
将来の日本が怖いです
確かに、好奇心旺盛で母も私も色々なことに手を出しているね~
最近、衝動的に模様替えしちゃうとこも似てきちゃって
詳細は次のブログで!