●県内はことし2番目の輸出額 『 油 』
ことし9月の沖縄から海外への輸出額はブラジル向けの軽油の販売が伸びるなどしてことしに入って2番目に高くなっていることがわかりました。
沖縄地区税関によりますとことし9月の沖縄から海外への輸出額は88億2100万円と去年の同じ時期に比べて12億7100万円増え、ことしに入って2番目に高くなっています。
沖縄全体の輸出額のうちわけを見てますと、全体の88%を石油製品が占めていて、去年の同じ時期に比べると額にして2倍となっています。
このうち、西原町の南西石油によるブラジル向けの軽油が52億円、韓国向けのジェット燃料がおよそ10億円にのぼるなど、輸出先としてこれまであまりあがらなかった国が目立っています。
一方、台湾向けの液晶パネル製造装置を運んでいた有村産業の貨物船が運航休止になった影響から一般機械や輸送用機器などは8月に引き続き、輸出額が大幅に減っています。
また、沖縄全体の輸入額は168億4300万円で、去年の同じ時期と比べて10億4000万円、率にして6点6%増えましたが、全体の60%以上を原油と石炭が占めました。
原油価格はことし9月時点で去年の同じ月に比べて40%高く、石炭の価格も20%高い値段で取り引きされています。
●10月県観光客54万7000人 過去最高
県観光企画課が二十六日発表した十月の入域観光客数は五十四万七千人で、前年同月に比べ5・3%増加した。同月としては過去最高となった。過去最高の更新は九カ月連続。台風の影響がなく、航空会社の運賃割引で客足が好調となり、修学旅行も堅調だった。
四月からの累計は前年同期比4・7%増の三百六十一万三千八百人。期間累計も過去最高となったが、年度目標(六百二十万人)に対しては伸びが低く「目標達成は厳しい状況」との認識を示した。国内客は5・7%増の五十一万六千二百人。好調に伸びてきた外国客は三万八百人で、1・9%の減少となった。景気悪化や円高要因で韓国からの旅行客が減少したほか、台湾も減少傾向となった。
路線別では、東京、関西は修学旅行が増えて好調となり、名古屋も団体・職場旅行需要などから、前年同月を上回った。福岡は、航空機材縮小で提供座席数が減少し、3・5%減となった。
今後の見通しでは、国内客は堅調な推移を見込むが、年明け以降は景気後退、円高による海外旅行との競合などの影響を懸念。外国客も世界的な景気減速などの影響から、楽観できないとしている。
ことし9月の沖縄から海外への輸出額はブラジル向けの軽油の販売が伸びるなどしてことしに入って2番目に高くなっていることがわかりました。
沖縄地区税関によりますとことし9月の沖縄から海外への輸出額は88億2100万円と去年の同じ時期に比べて12億7100万円増え、ことしに入って2番目に高くなっています。
沖縄全体の輸出額のうちわけを見てますと、全体の88%を石油製品が占めていて、去年の同じ時期に比べると額にして2倍となっています。
このうち、西原町の南西石油によるブラジル向けの軽油が52億円、韓国向けのジェット燃料がおよそ10億円にのぼるなど、輸出先としてこれまであまりあがらなかった国が目立っています。
一方、台湾向けの液晶パネル製造装置を運んでいた有村産業の貨物船が運航休止になった影響から一般機械や輸送用機器などは8月に引き続き、輸出額が大幅に減っています。
また、沖縄全体の輸入額は168億4300万円で、去年の同じ時期と比べて10億4000万円、率にして6点6%増えましたが、全体の60%以上を原油と石炭が占めました。
原油価格はことし9月時点で去年の同じ月に比べて40%高く、石炭の価格も20%高い値段で取り引きされています。
●10月県観光客54万7000人 過去最高
県観光企画課が二十六日発表した十月の入域観光客数は五十四万七千人で、前年同月に比べ5・3%増加した。同月としては過去最高となった。過去最高の更新は九カ月連続。台風の影響がなく、航空会社の運賃割引で客足が好調となり、修学旅行も堅調だった。
四月からの累計は前年同期比4・7%増の三百六十一万三千八百人。期間累計も過去最高となったが、年度目標(六百二十万人)に対しては伸びが低く「目標達成は厳しい状況」との認識を示した。国内客は5・7%増の五十一万六千二百人。好調に伸びてきた外国客は三万八百人で、1・9%の減少となった。景気悪化や円高要因で韓国からの旅行客が減少したほか、台湾も減少傾向となった。
路線別では、東京、関西は修学旅行が増えて好調となり、名古屋も団体・職場旅行需要などから、前年同月を上回った。福岡は、航空機材縮小で提供座席数が減少し、3・5%減となった。
今後の見通しでは、国内客は堅調な推移を見込むが、年明け以降は景気後退、円高による海外旅行との競合などの影響を懸念。外国客も世界的な景気減速などの影響から、楽観できないとしている。