沖縄情報発信

沖縄からニュース・文化・地域の多様な情報発信いたします。

輸出が伸びる・・観光客増加の沖縄

2008年11月26日 | Weblog
●県内はことし2番目の輸出額 『 油 』

ことし9月の沖縄から海外への輸出額はブラジル向けの軽油の販売が伸びるなどしてことしに入って2番目に高くなっていることがわかりました。

沖縄地区税関によりますとことし9月の沖縄から海外への輸出額は88億2100万円と去年の同じ時期に比べて12億7100万円増え、ことしに入って2番目に高くなっています。

沖縄全体の輸出額のうちわけを見てますと、全体の88%を石油製品が占めていて、去年の同じ時期に比べると額にして2倍となっています。

このうち、西原町の南西石油によるブラジル向けの軽油が52億円、韓国向けのジェット燃料がおよそ10億円にのぼるなど、輸出先としてこれまであまりあがらなかった国が目立っています。

一方、台湾向けの液晶パネル製造装置を運んでいた有村産業の貨物船が運航休止になった影響から一般機械や輸送用機器などは8月に引き続き、輸出額が大幅に減っています。

また、沖縄全体の輸入額は168億4300万円で、去年の同じ時期と比べて10億4000万円、率にして6点6%増えましたが、全体の60%以上を原油と石炭が占めました。

原油価格はことし9月時点で去年の同じ月に比べて40%高く、石炭の価格も20%高い値段で取り引きされています。

●10月県観光客54万7000人 過去最高

 県観光企画課が二十六日発表した十月の入域観光客数は五十四万七千人で、前年同月に比べ5・3%増加した。同月としては過去最高となった。過去最高の更新は九カ月連続。台風の影響がなく、航空会社の運賃割引で客足が好調となり、修学旅行も堅調だった。

 四月からの累計は前年同期比4・7%増の三百六十一万三千八百人。期間累計も過去最高となったが、年度目標(六百二十万人)に対しては伸びが低く「目標達成は厳しい状況」との認識を示した。国内客は5・7%増の五十一万六千二百人。好調に伸びてきた外国客は三万八百人で、1・9%の減少となった。景気悪化や円高要因で韓国からの旅行客が減少したほか、台湾も減少傾向となった。

 路線別では、東京、関西は修学旅行が増えて好調となり、名古屋も団体・職場旅行需要などから、前年同月を上回った。福岡は、航空機材縮小で提供座席数が減少し、3・5%減となった。

 今後の見通しでは、国内客は堅調な推移を見込むが、年明け以降は景気後退、円高による海外旅行との競合などの影響を懸念。外国客も世界的な景気減速などの影響から、楽観できないとしている。

伊平屋村/焼却炉訴訟最高裁決定・敗訴・

2008年11月26日 | Weblog
◆伊平屋村、1億4600万円賠償確定/焼却炉訴訟最高裁決定
上告受理せず

 伊平屋村で計画されていたごみ焼却炉建設工事の請負契約をめぐり、伊平屋村側から一方的に契約を打ち切られたとして、ごみ処理施設開発業者の還元溶融技術研究所(東京)が同村に三億九千二百万円余りの損害賠償を求めていた訴訟で、最高裁第二小法廷(中川了滋裁判長)は二十五日までに、村側の上告を退ける決定をした。同村の契約不履行を認定し、一億四千六百万円余りの支払いを命じた一審・那覇地裁と二審・福岡高裁那覇支部判決が確定した。決定は二十一日付。

 上告の受理申し立ては、民事訴訟法で、判例違反か法令解釈の重要事項を含む場合に限られるが、最高裁決定は「受理すべきものとは認められない」としている。

 伊平屋村の西銘真助村長は本紙の取材に「言い分が理解されずに不受理となったのは残念のひと言。判決が確定した以上は受け入れざるを得ない。村財政への影響は計り知れない」などと語った。同村長は二十六日に地元に戻り、課長会議を開いて対応を検討するという。自身の進退問題については「問題解決が最優先であり、やめるやめないは今考える問題じゃない」としている。

 一審、二審判決によると、伊平屋村議会は二〇〇三年三月、還元溶融技術研究所と村の間で請負金額を約八億四千万円とする契約締結議案を原案通り可決。訴訟では、西銘村長の記名と村の公印が押された請負契約書の存在をめぐり、契約が成立したかどうかが大きな争点だった。

 伊平屋村側は当時の担当課の係長が、西銘村長の指示に基づかず、または指示があったと誤解して契約書に押印したと主張したが、一審、二審判決は「村長に無断で公印を押印する理由はなく、ありもしない村長の指示を誤解して行動することは到底考えられない」として退けた。

 また「実施設計図書」と呼ばれる必要図面が、業者から伊平屋村に提出されなかった理由については、業者の度重なる要請にもかかわらず、同村が建設予定地の土地造成に関するデータなど必要な資料を提供しなかったり、当初の合意内容とは異なる要求をしたりしたためだと認定。

 その後に伊平屋村が一方的に契約交渉の打ち切りを通告し、別業者に工事を行わせたとして、契約不履行の責任は村側にあるとしていた。

▲訴えた「還元溶融技術研究所」ミニ高炉
http://www.kek.co.jp/yoyuro/example/h2/h2.htm
△NEDO の 紹介
http://www.nedo.go.jp/kengyou/gyoumuka/jyoseijigyou/page/jirei-yoyuro.html

▲争い方 ▼久米正一 △伊平屋村・西銘村長
http://npowagaya.blog.ocn.ne.jp/nisiyann/2006/12/post_ea47.html

※私は 渡名喜、座間味の稼動現場へ幾度も行って技術調査をした。
このメーカーへは 発注しないことは 技術的には正解、裁判の闘い方が稚拙に過ぎている。残念。
でも 座間味も渡名喜も この施設によって 財政破綻のおそれあり。