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米総領事・日本の捜査に協力

2008年11月07日 | Weblog
先月24日、名護市にアメリカ兵が乗った小型機が墜落した事故で、沖縄のアメリカ総領事館のメア総領事は、事故の捜査権は日本側にあるという認識を示し、今後も警察の捜査に協力していく姿勢を強調しました。

この事故は先月24日、鹿児島県の奄美空港から嘉手納基地に向かっていたアメリカ軍の飛行クラブの小型プロペラ機が名護市のサトウキビ畑に墜落し、パイロットのアメリカ兵など2人が重軽傷を負ったものです。

これについて沖縄のアメリカ総領事館のケビン・メア総領事は6日行われた記者会見の中で、「事故発生後、アメリカ側は乗組員が軍の任務中だったと主張したことはなく、事故の捜査権は日本側にある」という認識を示しました。

そして沖縄県警察本部の事情聴取に乗組員4人全員が応じたことなどを挙げ、今後も警察の捜査に協力していく姿勢を強調しました。

また、事故後のアメリカ側の現場での対応について、メア総領事は平成16年に海兵隊のヘリコプターが宜野湾市の沖縄国際大学に墜落した事故を受けて日米合同で危機管理の訓練を行っている事に触れ、「訓練や日米間の取り決めに基づいてかなり、日本側に協力的に対応したという印象を持っている」との考えを示しました。