心と体の性別が一致しない性同一性障害について考えるシンポジウムが那覇市で開かれ、参加者は性同一性障害への正しい理解と社会的な支援の必要性などを訴えました。
このシンポジウムは、心と体の性が一致しない性同一性障害について考え、悩む人たちが差別されることなく暮らしていけるようにと開かれました。
シンポジウムでは性同一性障害に悩み、去年に手術うけ、ことし6月に戸籍上も男性になった沖縄に住む澤良心さんがパネリストとして参加しました。
このなかで、澤しさんは「性同一性障害である自分に向き合うと決めたときは、悩みすぎてうつのような状態だったが、親に打ち明け、受け入れられたときは本当にほっとした。
受け入れてくれる人がいることが重要だ」と自らの経験を語り、性同一性障害の苦しみと、当事者の立場から見た問題点を述べました。
また、沖縄で性同一性障害の治療に携わっている山本和儀医師は沖縄では治療できる医療機関が不足していることや患者が社会の偏見のなかで悩み、うつ病などを併発している現状が報告されました。
会場からは自分の知り合いから性同一性障害を打ちあけられたらどうやって受け止めればいいのかなどの質問が出されていました。
このシンポジウムは、心と体の性が一致しない性同一性障害について考え、悩む人たちが差別されることなく暮らしていけるようにと開かれました。
シンポジウムでは性同一性障害に悩み、去年に手術うけ、ことし6月に戸籍上も男性になった沖縄に住む澤良心さんがパネリストとして参加しました。
このなかで、澤しさんは「性同一性障害である自分に向き合うと決めたときは、悩みすぎてうつのような状態だったが、親に打ち明け、受け入れられたときは本当にほっとした。
受け入れてくれる人がいることが重要だ」と自らの経験を語り、性同一性障害の苦しみと、当事者の立場から見た問題点を述べました。
また、沖縄で性同一性障害の治療に携わっている山本和儀医師は沖縄では治療できる医療機関が不足していることや患者が社会の偏見のなかで悩み、うつ病などを併発している現状が報告されました。
会場からは自分の知り合いから性同一性障害を打ちあけられたらどうやって受け止めればいいのかなどの質問が出されていました。