沖縄情報発信

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ヤシガニ、園児の人気者 南城市のあおぞら保育園に珍客

2010年06月19日 | Weblog
<珍客>園児の人気者になっているヤシガニ=南城市大里のあおぞら保育園
 
 南城市大里のあおぞら保育園(仲原りつ子園長)の駐車場で10日、職員がヤシガニを発見した。

 ヤシガニは園に保護され、園児の人気者となっている。
 
 体長は20センチほど。ガラスケースで飼われているが天井まで登り、足1本でぶら下がるなど力強い動作で子どもたちの目をくぎ付けにしている。
 
 仲原りつ子園長は「父母の間でも話題になり、会話が増えた」と話した。

 ヤシガニは、環境省や県の絶滅危惧(きぐ)II類に指定されている。




平和祈念献茶式

2010年06月12日 | Weblog
12日、沖縄戦で亡くなったすべての戦没者の霊を慰め、世界平和を祈るため、旧日本軍の特攻隊員でもあった茶道の裏千家の前の家元、千玄室さんがお茶をささげる献茶式が沖縄県糸満市の平和祈念公園で行われました。
この献茶式は、茶道の裏千家が主催して開かれ、沖縄戦最後の激戦地の沖縄県糸満市摩文仁の平和祈念公園には、県内でお茶を学ぶ子どもや、県内外の戦没者の遺族などおよそ350人が集まりました。式では特攻隊の元隊員で多くの戦友を失った経験を持つ、裏千家の前の家元、千玄室さんがお茶をたてて、戦没者の遺骨が納められた墓苑に向かってささげました。
千玄室さんは、さらにもう1わんのお茶をたてて、戦没者の名前を刻んだ平和の礎に向かってささげ、静かに手をあわせました。
千玄室さんは、「好きだったお茶を、出撃前に静かに飲んでいた亡き戦友に、こうしてお茶を差し上げることができてよかった。世界の人々が手を取り合って戦いのない、穏やかな日が来ることを念願します」とあいさつしました。
最後に参加した人たちは、設けられた祭壇に花を手向け、静かに祈りをささげ、平和への思いを新たにしていました。

辺野古でハーレー大会

2010年06月07日 | Weblog
6日、アメリカ軍キャンプシュワブに隣接する沖縄県名護市辺野古の海で、地域の安全や健康を願って手こぎの船で速さを競うレース、「ハーレー」の大会が、アメリカ軍兵士も参加して行われました。

沖縄県名護市辺野古の「ハーレー」の大会は、地域の安全や健康を願って、この時期に毎年、開かれているもので、地元の人たちをはじめ、隣接するアメリカ軍キャンプシュワブの海兵隊員などアメリカ軍関係者70人あまりも参加し、出場したのは、あわせて62チーム、500人あまりに上りました。

参加者は、ことし造られたばかりの長さ10メートルの木製の舟、「サバニ」に乗り込み、速さを競いました。

レースは、沖合い200メートルほどに設けられたブイまでを往復するコースで争われ、参加者は、リズムを取るかねの音に合わせて力強いかいさばきをみせていました。

砂浜では、地元の人たちや仲間などが太鼓をたたいたりして、盛んに声援を送っていました。

参加した男性は、「ふだん、基地の移設問題もありますが、国際色豊かで、兵士たちと交流できてよかったです」と話していました。