【役立たず…】

「自分のためになるのだから勉強しなさい」と、親が子どもに言う。
「この仕事は自分のためになるぞ」と、経営者が社員に言う。

それはそう、そのとおり。
しかし近年、「自分のために」という言葉が強調され過ぎた。
結果、出来上がった人間は自己主張ばかりの役立たず。

「自分の価値は、自分以外の他人が決定する」
この当たり前の原則を理解できていない。

我々は、もうこれ以上役立たずを増やしてはいけない。

だから私は今年から、
「人の役に立つ人間になるために勉強しなさい」と、子どもに言う。
「この仕事はお客さんのためになるのだから一生懸命にやろう」と、社員に言う。



人の役に立ったときの喜びを知る多くの方々のうちの一人として、

今村　仁さんの言葉です。

とっても、良いこと言ってると思います。
その通りの人間が、世の中にあふれてほしい。


しかし

その通りになる人間がこれからどれくらい出てくるのだろうか。

今のところ、
「自分さえ良ければ」
「自分さえ、儲かれば」
と言う人間が多くなっているように思う。

とくに、昨日の保育料、給食費の問題もだが

これは、今の政治家・役人が税金の無駄使いをヘイキでやっているところから始まっているのではなかと思う。

このまま、国を治め、地方を運営している人間が、
人の金を自分の物のように使って、「人の役に立ってる」などと
思っているから、今の世の中があるのではないか。

政治家が変わらなければ、などと言っているが

一度、すべてをゼロにしなければ、
人の役に立つ人間が、世の中にあふれることはありえないように思えるのは
私だけであろうか。