80歳に向けて・「新風来記」・・・今これから

風来居士、そのうち80歳、再出発です。

去りゆく時

2018年10月30日 17時39分11秒 | 考える
ふと気が遠くなる。
どのくらい経ったのか?
気が付けば、外は雨。

「この雨では、今日、出歩くのは無理かも・・・。」

この所、毎日のように何かを求め、彷徨い歩く。
何か、本当に信じられるものがあるか?
大体、私は今さら何を求めて生きているのか?

私は、自分の人生、一体どこで間違えたのだろうか?
間違いを他人のせいにしてみたところで、結局、それを受け入れたのは
自分・・・、この私自身に他ならない。


それにしても、「時」とは何と残酷なものなんだろう。
気づいて、やり直そうとしても、「時」は戻ってはくれない。
ただ素知らぬ顔で、私の横をすり抜けていくばかりだ。
過ぎ去った時は、そのまま、永遠に戻ってこない。

今も、この瞬間も、何も言わず、時が私の横をすり抜けていく。
私は何も出来ずに、ただ見送るばかり。
何でもやると、何でも出来るとは、別の問題だ。

今さらだが、母に大感謝!!
何と言っても、私のような手のかかると分かっている小児麻痺の
男の子を、お義理でも育てていけるような人間は、そうそういる
ものではない。

恩返ししようと思っても、すでに先立ってしまった母。
何とも悲しく、虚しい話である。


時とは、その意味でも残酷なものだ。