関とおるの鶴岡・山形県政通信

安心して住み続けられる山形県をめざして、住民の暮らし、県政の動き、そして私の考えと活動をお知らせします。

沖縄での米兵による少女暴行事件

2008年02月15日 | 平和と民主主義・外交

10日(日)に、沖縄で米軍人による少女暴行事件が発生しました。
 私の、体が震えるような怒りを言葉で表現することは控えさせて頂きます。

 一体何度このような事件が繰り返されるのでしょう。
 日本政府の「抗議」と、在日米軍の「綱紀粛正」の言葉に納得する人は希でしょう。

 「若い男が沢山いれば、問題を起こすヤツも出てくる」という話ではありません。
 沖縄復帰が日本に復帰して以後の30数年の間に、沖縄で五千件(全国で七千件)を超える米兵の犯罪が発生し、その一割以上は殺人や暴行などの凶悪犯罪だと言います。

 沖縄の米軍は、イラク戦争を始めとして世界の戦場(しかも、不正義の侵略戦争です)に送り込まれる部隊、平気で人が殺せるように日々訓練された「殺人マシーン」であるとともに、送り込まれた先で命を落とすかも知れない追い詰められた人間の集団です。

 また、在日米軍は、犯罪を起こしても、公務中であれば第一次裁判権が米側にあるなど、「日米地位協定」でさまざまな特権が与えられています。
 
 このように、異常な集団である「軍隊」を抱え込み、それに特権を与えて厚遇するということが、日米軍事同盟体制の一部である訳です。

 早く無くしたい、日米軍事同盟、在日米軍基地、アメリカの侵略戦争と日本の荷担・・。今回のような犯罪被害者を生まない日本を、できるだけ早く。

 雪道を、ランドセルを背負って歩く子らを眺めながら、強く念じました。