関とおるの鶴岡・山形県政通信

安心して住み続けられる山形県をめざして、住民の暮らし、県政の動き、そして私の考えと活動をお知らせします。

庄内広域行政組合、課題は重く・・

2010年02月23日 | 活動報告

 24日(水)、庄内広域行政組合議会に出席しました。

 庄内広域行政組合とは、鶴岡市・酒田市・三川町・庄内町・遊佐町の2市3町が、青果物卸売市場、食肉流通センター、市町職員の共同研修、広域行政圏計画・地方拠点都市地域基本計画の策定・実施などを共同でおこなうために設立した組織です。(設立時は、市町村合併前で2市10町1村でした)
 役員体制は、市町当局が理事者で同じく市町議会から選ばれた市町議員で組合議会を構成しています。

 私が議員となってからの4年間の中で、青果市場の取り扱い数量・金額の減少傾向や、小規模畜産家の減少で食肉流通センター利用の大部分を少数の大手業者が占めているといった現状が明らかになっています。
 
 両施設とも、困難はあっても公営企業として運営する必要はあるのではないかと思いながら、これといった対策は考えあぐねて来ましたが、今期は私なりの提言をおこなっていかねばと腹を固めているところです。

 なお、今回の議会では、会議に引き続いて懇親会がおこなわれましたが、鶴岡では市議会の議案が二日前に提案され、明日まで質問通告をおこなうという時期ですので私は欠席しました。
 当局と議会が懇親してはならないとは思いませんで、むしろ私は「人間同士、一杯やれば何かが生まれる」という「哲学」を持っているのですが、当局提案を審査するという議会の役割の発揮が最も求められる局面で、よろしく懇親するというのはど~かな~と思いました。
 
 こういう日程設定は遺憾でもあり、出席できなくて残念でもあり・・。

 庄内広域行政組合のHPはコチラhttp://www.shounai.jp/

 
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子ども医療費無料化前進! でも、バイオ投資は・・!?

2010年02月22日 | 市政全般

 2月22日、鶴岡市議会3月定例会の予算の概要が議員に対して示されました。

 榎本政規市長の初の通年予算となる2010年度予算案などの議案からは、18年間の富塚市政からの変化も感じられましたが、基本的枠組みは変わらないという感は否めませんでした。

 子どもの医療費軽減について入院を中学3年生まで拡大すること、行革審議会への委員公募制導入、旧町村の支所に対する予算配分と権限の拡充、副市長定数を2人から1人に改めることなど、これまで党市議団が主張して、オール与党議会の中で富塚市政と対決してきた問題が色々実現しています。
 市民世論と正論が前進したと感じます。

 特に、子どもの医療費の問題は、私が昨年9月議会で、「入院中学生まで軽減するのに1500万円もあればできる」と試算を示して迫りました
 市長も市長選・市議選で感じた世論に押されながら、「やった方が得だ」と判断したのだろうと思います。
 (市長の思い入れがあったのだとすればすばらしいことですが、特段の言及はありませんでした。)

 しかし一方では、バイオ研究関連の産業支援センター拡張事業に新たに16億円の資金を注ぎ込むという点で、前市政の最大の誤りを引き継いでいると言わなくてはなりません。
 荘内病院の給食の業者委託や市立東部保育園民営化、学校図書館司書を正規職員から臨時職員に配置換えすることなど、市民負担増とサービス削減路線もまったく継続しているようです。

 あ~あ、やっぱりね。

 まあ、踊らず、くじけず、1センチ、1センチ、前に進める感じで頑張ります。

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2010年1月活動報告を配布中

2010年02月20日 | 活動報告
 2010年度第一号の活動報告を発行し、配布しています。

 実は、昨年10月の選挙後の第一号でもあります。
 二期目にあたっての活動の見直しと新たな活動の取り組みの中で、少々遅くなってしまいました。
 反省・・。

 担当地域全戸に配布したいのですが、配布に協力して下さる方を確保するのが大変です。1月号を何とか2月中に配布したいと思っているところ。
 ご近所に20分でも10分でも配布して下さる方を募っています。

 まずは内容をごらんの上、ご意見・ご感想を頂ければ幸いです。

   

 

  
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学童は元気!~市連協20周年~

2010年02月15日 | 子育て・教育
   市学童保育連絡協議会の設立20周年記念祝賀会に来賓として出席しました。
 
 少子化の中でも年々入所者が増える学童保育は、子育て支援施策としていよいよ重要性を増しています。
 実行委員長や来賓の方々の挨拶の中からは、「そんなの必要無い」と言われた時代から今日の発展までの苦労が生々しく伝わってきました。
 
 6学区「ゆりの木」の子どもたちの「芸」。いいぞ!

 国政のレベルでも、自公政権の末期から既に学童保育への国の支援の拡大が始まり、民主党政権でも基本的に継続されているようですが、この分野でもそれをもたらしたのは、草の根からの国民の運動だということを改めて実感しました。

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「農村動く」~食健連講演会~

2010年02月11日 | 政治全般

 11日(木)、田川地区食料と健康を守る連絡会の講演会に出席しました。
 講師は、全国食健連の笹渡事務局長。
 以下、印象の強かった部分。


 「民主党は、輸入自由化万能論と市場原理主義の立場から、小泉内閣時には「改革が遅い、手ぬるい」と叱咤、FTA、EPAには全部賛成、農政でも明確な新自由主義路線をとってきたが、衆院選政策では、「自給率100%、戸別所得保障、棚上げ備蓄(加工用など主食以外に)300万トン、原産地表示徹底、牛肉輸入条件違反は即禁止」など、農民連の主張=農業者・国民の要求を掲げた。
 その後、所得保障は米に限られ、備蓄米は予算化されず、成田で背骨付き牛肉発見されても対処が無いなど農民の期待に応えていない。」

 「自民党の支持基盤であった全中が選挙後、共産党大会にメッセージ(専務が持参)。「党の政策と全中の政策は同じ」と言明。」

 「北陸のある県の農協中央会長が農民連に語ったことは、「卸最大手が『政府が補償するので、値引きを』などと2900円位買いたたこうとしている。流通を変えずに所得補償してもダメ。アメリカは農家所得の7~8割は政府補填。」

 「全国各地で農村・地域を元気にする実践が広がっている。『成田山名物鉄砲漬け国産化PJ』『善光寺とうがらし、100%中国産から国産化』『久留米、里山を守る運動で、どんぐりの苗植え、伐採木は15年後しいたけ原木に』『船橋、10数年以上放棄の田を地域住民で起こす』。農民だけでなく、住民運動として展開している」

 「認識を変える時。Co2出して世界中から食糧買い集めることはできない世界になりつつある。日本経済は輸出で支えられない。農林漁業の活性化が唯一の道。『2万円の補助金で百姓で頑張ってもらえば、医者代、生保かからず、税金入る』という『循環型発想』で」

 全国津津浦々の農民の状況・動向を通して、農民連を中心にした農民の運動が、自公政権退陣から民主党連立政権成立以降の今日まで、国の農政を動かす原動力になっていることを実感させられました。

 
  会場で振る舞われたぜんざい。餅も小豆もうまがった~。

 土の香のする、わくわくするお話でした。

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保育の構造改革継続

2010年02月09日 | 子育て・教育

 政府の構造改革特別区域推進本部は今月、保育所の給食の外部調理を認めるという方針を明らかにしました。

 既に1月には、株式会社など民間企業の参入促進を進め、「保育事業者と保護者の直接契約制」で保育所入所を保護者の自己責任にするなど、現行の保育制度を大改悪する「子ども・子育てビジョン」が閣議決定されています。
 「ビジョン」では、「チルドレン・ファースト」「子どもを大切にする、子どもに安全で安心な社会」などをうたっていますが、具体的中身は、給食外部調理、園庭不要、避難階段不要など、子どもの命と安全より、保育にかけるお金を節約する、「支出削減ファースト」であり、自公政権の政策を継続するものです
 
  鶴岡では、合併後の4年間で3円の市立保育園民営化が進められてきましたが、非正規雇用職員が半数以上まで拡大されている状態の中で、民営化の害悪が見えづらくなっているという矛盾もありました。

 また、園児一人当たりの面積など大都市部に比べれば「ゆとり」が保たれている面もあるでしょうが、「支出削減ファースト」の方向に従っていては、子どもの利益がどこにあるのかは見えてきません。
 H22年度から市立東部保育園の民営化が計画されていますが、問題の本質を見抜いていくことが求められています。

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病院給食委託問題、市長に要請

2010年02月06日 | 医療・介護・福祉など社会保障

  5日(金)午後、党市議団は榎本政規市長に対し、「荘内病院の給食の委託中止」を求める要請行動をおこないました。

 最初に市長に要請書を手渡して説明、市長の見解を求めました。
 市長は、「委託で中身が良くなるとは確約はできないが、病院経営が厳しい」「給食の品質は管理するので大丈夫。きちんとチェックするのが当然」「地産地消は委託会社に理解してもらう」などと述べました。
 同席した総務課長は、「昨日、業者から病院の臨時調理員への説明があったが、非常に好条件が提示された」などと述べました。

 市議団は、全国各地の委託による問題の実例を示し、委託では「給食の質」「地産地消」についての市長の考えは履行できないことなどを指摘しましたが、市長は委託推進の考えを変えませんでした。
 また、臨時調理員への説明は、「全員パート」で、賃金などの条件は説明されていないことが後になって判りました。
 何を「好条件」と述べたのか、見解が問われます。

 「市民の会」の学習会から市議団の行動まで、マスコミ4社の取材があり、朝日・山新・荘内日報が報道、市民に反響が広がっています。

 市民の疑問と不安を無くすには、委託をやめることです。
 委託計画撤回に追い込むまで、全力を上げて取り組みます。    


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ネコの交通事故に合掌

2010年02月05日 | よろず

 最初にお断り。痛々しい話ですのでご注意下さい。

 先日、宮原病院前の交差点を車で通りがかった際に、轢かれたのであろうネコが死んでいました。

 こういう場合、環境部のリサイクル推進課に電話すると、遺骸を引き取りに来てくれることになっています。
 (22-2848。まあその時は、役所に電話して聞いて下さい)

 電話してみると「すぐ行く」とのことでしたので、その間の交通事故を防ぐために、取りあえずシャベルで路側に寄せることにしました。
 思ったより大きくてシャベルに乗らず、ズルズルと押していくような格好になりました。

 ぼやけたようなトラ模様、全体に汚れた感じで、野良猫だろうと思いましたが、ほんの少し前まで生きていたことが柔らかい身体の感触から伝わってきます。目も半開きで、何とも可哀想でした。

 役所に電話して5分ほどしか経っていませんでしたが、私の腰の引けた作業中に、もう軽トラックが到着、職員の方が、「ご苦労様です」と挨拶しながら、手慣れた様子でネコのしっぽをむんずと掴んで、ビニール袋に入れて回収しました。
  こういう仕事は「結構ある」ということで、ご苦労なことだと思いました。

 ネコは生ゴミと同じように焼却処理されます。
 町の環境を守るための必要な作業であり、担当課の仕事が適正に処理された訳で、そのことには何の問題もありませんが、やっぱり可哀想でなりません。
 燃やすにしても、ゴミ焼却ではなくて火葬にしてあげたかったと終わってから思いましたが、金もかかるし、時間もありませんでした。


 そう言えば、私の結婚式の時に、「新郎は子どもの頃に、死んだネコを『可哀想だ』と拾ってきて、両親を困らせた」と紹介されてちょっと恥ずかしかったことを思い出しました。

 そういう純粋な気持ちだけですぐ動いたりはしない、「大人」になってしまいましたが、心は忘れないようにしたいものです。

    合掌。


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「市立病院の充実をめざす市民の会」発足!

2010年02月04日 | 医療・介護・福祉など社会保障

  3日(水)夜、「市立病院の充実をめざす市民の会準備会」の学習会がおこなわれました。

 山大名誉教授の大高全洋先生の主催者挨拶、
 荘内病院調理師の「給食現場の状況報告」の後、
 私が「市議会での経過と市当局の動向」について報告しました。

 その後、日本医労連病院給食対策委員会責任者の岡野孝信さんの講演「病院給食と業務委託を考える」がおこなわれました。
 岡野さんは、「病院給食は食事療法の手段としての治療食である」「業務委託は医療費削減をめざすもの」「業務委託の問題点」「委託推進論の誤り」「自治体病院にかかわる国の政策と自治体病院の現状」「住民のための自治体病院づくり」などのことについて1時間余り講演しました。

 医療労働運動の指導者として、全国各地の病院給食委託反対闘争に関わってきた20有余年の豊かな経験に基づいた、非常に深みのあるお話でした。

 最後に、「市民の会」の結成と当面の行動方針について提起され、全員の拍手で承認されました。

 粉雪がざんざんと舞い落ちるとても冷たい夜でしたが、40人余りの市民が参加していました。

 私は、この問題を色んな人に伝え、「このままにはしておけない」と訴えてきましたが、その話が多くの人に伝わっていき、遂にこれだけの人が集まって市民レベルの運動が始まったことに感激しました。

 心ある市民の皆さんと一緒に、全力で取り組んでいきます。
                                        
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エホーマキィーッ?

2010年02月03日 | よろず

 朝から家族が「今晩は、エホーマキ!」とか言って騒いでいる。
 「アサッテの方を向いて海苔巻き食うだけでいいことがあるなら誰も苦労しない。そんなものは食品業界の陰謀だ。」と言ったところ、「お父さんはいつもそういうことを言う。やだやだ」などと感情的な決めつけに遭ってしまった。

 これまで49年間、そんなことをしなくても幸せなことはいっぱいあったし、関西の方ではみんなでそういうことをやっていると言うことだが、その中にも不幸な目にあった方は沢山いるハズ。
 などと言って恵方巻きの誤りを世間に訴えようと思っている訳ではなく、今晩、まともなご飯が食べたいだけ。



 さてそれから15時間後、帰宅してみると、やっぱり大したオカズは見あたらず、テーブルの上に恵方巻きが一本置いてある。
 みんな寝静まった台所で日本酒をチビチビ飲りながら、「結構うまいな」と全部平らげたのでした。
  別に海苔巻きに恨みはありませんから。

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