4月27日(金)、鶴岡市が県に対して提出する、R6年度に向けての要望について、市の担当部から説明を受け、市長と懇談しました。
今回は、総要望件数61件で、その内、最重点項目8件・17項目について特に意見交換しました。
私は、
①新型コロナ対策
政府の「5類化」後の医療確保策(とそれを受けた県の「移行計画」)が根拠の無いもので、極めて懸念されること
②看護師確保対策
定員を拡大する市立荘内看護専門学校の生徒募集と教育内容充実。
そのことに対する県の支援
③学校給食無償化
市が今年度6ヶ月間の無償化。県に支援を求めること。
④有機農業を軸とする市の農業振興
世界的な食料危機の進行の下で、有機農業を始めとする持続可能な農業への転換、
⑤羽越本線の利便性向上と県の高速交通網整備の重点の置き方
等々について、市の取り組みを評価しながら、私の質問と県の対応などを紹介すると共に、市の取り組みについて提言しました。
併せて、重点項目のほぼ全体について賛同・理解し、引き続き取り組んでいく考えを述べました。
市が市選出県議に市の事業の説明に努め、協力を求める事は、極めて当然の事と思いますが、皆川市政以前は一度もおこなわれていませんでした。
見解の異なる市民も議員も排除する市政は、市民の意欲を削ぎ、市政の停滞を招いてきたと言わざるを得ません。
皆川市政2期目の折り返しとなる今年、「特定党派に偏らない市民党で、市民と対話でつくる市政」というスローガン通り発展させていくことの意義を改めて感じた懇談でした。