31日(水)午後、H18年度第4回鶴岡市国民健康保険運営協議会がおこなわれました。
18日の第3回協議会で、
1)平成20年度国保税方針(考え方のようなもの)
2)特定健診等実施計画
3)人間ドッグ国保助成措置の統一 が提案・説明されたのに続いて、
今回は、
1)平成20年度国保税案
4)葬祭費支給額の統一
5)特定健診等自己負担額案 の三つが提案・説明されました。
平成20年度国保税では、「単年度の収支が黒字になるような税率に引き上げていく」という考え方が貫かれています。
葬祭費支給額は、5万円:旧温海、5.5万円:旧羽黒、6.5万円:旧櫛引、7万円:旧鶴岡・藤島、10万円:旧朝日
となっているものを「5万円に統一する」という提案です。
理由は以下のようなものでした。
「健康保険がH18年10月から5万円に下がった」
「山形県の後期高齢者医療広域連合で5万円に決めた。75歳以上の人が後期高齢者医療制度に移行するが、国保の葬祭費支給対象者はその8割が移行することになる。」
「平成20年度から始まる特定健診・特定保健指導の実施に相当金がかかり、今後とも増大する」
特定健診・特定保健指導については、18日の投稿に問題点を記載しましたが、自己負担は、「現行と基本的に同額にする」ということで、これは当然のことながら結構なことです。
私は、「葬祭費について、本来『県の広域連合が支給額を下げたから、鶴岡市国保も下げる』ということではなくて、鶴岡市の考え方を主張して引き上げを求めるべきだと考えるが、広域連合ではどういう検討がされたのか。」と質問しました(具体的な回答無し。「特に議論無かった」ということです)。
今回も前回に引き続き、「提案・説明のみ」で、運協としての議決は次回以降ということなので、是非を問うのは次回、次々回です。