20日(金)一般質問をおこないました。
1.日韓関係についての知事の所感について
2.山形県沖地震と防災上の課題への対応について
①被災者生活再建支援制度について
ⅰ 一部損壊まで制度の対象にすることを国に求める
ⅱ 「全壊20万円、半壊10万円」にとどまっている県独自の制度の拡充。
②避難所資機材について
避難所設置基準が貧弱なために避難者が健康を害する問題を指摘、県独自に
設備・資材等の充実と、県内市町村の整備の実態調査をもとめる。
また、避難所生活の改善に求められる段ボールベッドについて、業界との災
害時の協定を県として締結すること。
3.加齢性難聴の医療と難聴者支援について
加齢性難聴が、認知症の要因となるなど健康と日常生活を損なう大きな要因であ
ること、補聴器の公的支援が低水準のため普及が遅れていることを指摘。国制度の
改善と、県として調査・研究することを求める。
4.教育のあり方について
①高校での特別支援教育の充実
発達障害などの生徒を支援する特別支援教育について、高校での実施が遅れて
いることを指摘。
田川地区の高校配置の問題点を指摘し、強化策を求める。
②教育における「過度の競争主義の弊害」についての教育長の所感
全国学力テストの点数向上対策や、鶴南鶴北を統合して中高一貫校にすること
などは、国連子どもの権利委員会が日本政府に勧告している「過度に競争主義
的な教育」であることを指摘。
県としては、本来の教育のあり方に立ち返って考えるべきであることを主張。
③田川地区高校再編と中高一貫校
上記質問の点など、関係者の声を無視して決められたものであることを厳しく
指摘、受験競争の過熱と低年齢化、学校間の格差、地域間の格差を生まない再
編を求める。
1年に一度の知事・全部長等に質問する1年に1度の機会ですので、一か月前
から睡眠4時間で準備しましたところ、眩暈に見舞われた上、午前3時まで眠れ
ない身体になってしまいました。年相応の頑張り方を考えねばなりません。