関とおるの鶴岡・山形県政通信

安心して住み続けられる山形県をめざして、住民の暮らし、県政の動き、そして私の考えと活動をお知らせします。

一般質問~日韓関係、被災者支援、加齢性難聴、高校特別支援教育と中高一貫校~

2019年09月24日 | 県政全般

20日(金)一般質問をおこないました。


1.日韓関係についての知事の所感について
2.山形県沖地震と防災上の課題への対応について
 ①被災者生活再建支援制度について
  ⅰ 一部損壊まで制度の対象にすることを国に求める
  ⅱ 「全壊20万円、半壊10万円」にとどまっている県独自の制度の拡充。
 ②避難所資機材について
   避難所設置基準が貧弱なために避難者が健康を害する問題を指摘、県独自に
   
設備・資材等の充実と、県内市町村の整備の実態調査をもとめる。
   
また、避難所生活の改善に求められる段ボールベッドについて、業界との災
   害時の協定を県として締結すること。

3.加齢性難聴の医療と難聴者支援について
 加齢性難聴が、認知症の要因となるなど健康と日常生活を損なう大きな要因であ
ること、補聴器の公的支援が低水準のため普及が遅れていることを指摘。国制度の
改善と、県として調査・研究することを求める。
4.教育のあり方について
 ①高校での特別支援教育の充実 
  発達障害などの生徒を支援する特別支援教育について、高校での実施が遅れて
  いることを指摘。
  田川地区の高校配置の問題点を指摘し、強化策を求める。
 ②教育における「過度の競争主義の弊害」についての教育長の所感
  全国学力テストの点数向上対策や、鶴南鶴北を統合して中高一貫校にすること
  などは、国連子どもの権利委員会が日本政府に勧告している「過度に競争主義
  的な教育」であることを指摘。
  県としては、本来の教育のあり方に立ち返って考えるべきであることを主張。
 ③田川地区高校再編と中高一貫校
  上記質問の点など、関係者の声を無視して決められたものであることを厳しく
  指摘、受験競争の過熱と低年齢化、学校間の格差、地域間の格差を生まない再
  編を求める。

 

 1年に一度の知事・全部長等に質問する1年に1度の機会ですので、一か月前
から睡眠4時間で準備しましたところ、眩暈に見舞われた上、午前3時まで眠れ
ない身体になってしまいました。年相応の頑張り方を考えねばなりません。