関とおるの鶴岡・山形県政通信

安心して住み続けられる山形県をめざして、住民の暮らし、県政の動き、そして私の考えと活動をお知らせします。

市総合計画審議会

2013年06月25日 | 市政全般

 6月24日(月)第1回市総合計画審議会がおこなわれました。
 総合計画はH21年1月に策定、「基本構想」と「基本計画」から構成される10ヶ年計画です。「基本計画」は必要に応じて5年をめどに見直すこととされていますが、近年の人口減少と東日本大震災の経験からの防災対策・エネルギー確保の必要性、厳しい経済雇用環などの社会情勢の変化に対応するために、この度、審議会に見直しが諮問されたものです。
 委員は、知識経験者7、関係行政機関の職員及び団体の役員12、市民の代表者9、市議会議員7の合計35名、今回の出席は29名でした。日本共産党市議団からは私が選ばれています。

 会議では、「今後5年間を見通し、力を入れていくべき施策」などについて各委員の意見が述べられました。一部をピックアップします。
 ○森林を守るには、経済を確保すること(森林で収入を得られること?)が重要。(朝日)
 ○有害獣対策として猟友会に支援してほしい。(櫛引)
 ○少子化対策として、子育て支援が最も重要。働きながら子どもを育てられる仕組みづくり。国もそういうところに金を出すべき。県への要望になるが庄内農業高校は残して欲しい(藤島)
 ○会議資料としては10年先の見通しを出して欲しい。大学・専門学校等で毎年1200人が転出するが、鶴岡に戻ってくるのは約2割。これらの若者が戻ってこれる仕事をつくらなければならない。(商工会)
 ○昨年の木材価格は戦後最低。荒廃林整備をおこなっているが、これから森林バイオマス発電(先進的事業)が計画されている。(森林組合)
 ○2060年には、労働力人口と高齢者人口が同じという社会になり、社会保障の大きな発想転換が求められる。今、それを支える地域包括ケアが打ち出されている。(医師会)


 市議会議員・座長を除く全員が発言されましたが、21名もおられますから、「一人3分!」ということになってしまいます。
 予め5、6分程度の発言原稿を準備されてきた方もあり、時間制限は大変お気の毒でした。
 今後、専門委員会にわかれてそれぞれ3回の会合がもたれ、来年3月まで計画が策定される予定になっています。
 総合計画の「効力」、在り方などは、色々な見方があって単純ではありませんが、いずれにしても10年間の市の基本的計画ですから、最大限の注目と検討が必要です。

 ← 「ブログ村鶴岡」へクリックお願いします。
関とおるのフェイスブックはこちら。お気軽に友達リクエストお願いします。
  https://www.facebook.com/sekidesu?ref=tn_tnmn
コメントでもメールでも、ご感想お待ちしています。メアドは、
 sekidesu@agate.plala.or.jp


ペット霊園の問題

2013年06月25日 | 市政全般

 いわゆるペット霊園という施設は、全国に1100社以上という情報もあり、10年位の間に3、4倍に急増したと推測される。
 ペットを飼う人の増加、ペットの位置づけの変化の中で、今日の社会には欠かせないものとなっているが、一部の業者が、火葬に伴う悪臭などで生活環境を損ねたり、地域に説明も無いままに進出して、住民の精神的安寧を脅かす、料金やサービス内容などで利用者と重大なトラブルになる事例などが多発し、国民生活センターも2007年秋頃から相談事例が増加している。
 トラブルが多発する原因は、この施設に関する法的な規制が無いことにある。

 今般、朝日地域に同施設の開設を計画する業者が現れ、当初、住民に一方的に「着工する」と伝えてきたことが、住民の不安と怒りを招いている。
 市としてこの問題をどう捉えているか、どう対処しようと考えているか。
 また、同施設が今後増加することが予想される中で、本市でも条例を制定するなどによって規制すべきではないか。

市民部長 朝日地域の問題は、関係課で対応を協議している。ペット霊園設置に関する明確な法律上の設置基準等がないことから、市としては、事業者に対して指導・監督できる立場に無いが、事業者にとっても、永く事業を営むためには地元からの理解と協力が必要。特に、葬祭に関わるサービス業であれば、地元との関係がより重要視されるべき。話し合いが続けられているようなので注視したい。
 全国的には、業者が増え続け、法外な金額の請求や大量の死骸の不法投棄、まとめて焼却した遺骨を適当に分けて飼い主に返すといった、飼い主の心情を踏みにじるようなトラブルも発生している。
 このようなこと、業者が急増している地域では、ペット霊園の設置及び管理に関する条例を制定している市町村もある。
 市としては、法律上規制されていない事業であることから、市町村が独白の判断で制限や規制を加えようとする場合は、慎重に取り扱わなけれはならないと理解。
 また、事業者からは、地域の生活環境への配慮や近隣住民との良好な関係を保つことを十分認識していただく必要があると考えている。
 条例化には実効性の担保や市民意識の高まりなど種々の条件整備が必要であり、まずはそのための調査研究が必要と考える。

 一定の規制が社会的な要請になっている。「慎重に検討しなければならない」ということだが、非常に切迫している。ゆっくり検討するということではないと思うが認識は。

市民部長 全国で問題になっていて、本市でもこういう問題が出てきたが、現時点では、地元との合意形成ということが大事。地元の協力無しには活動できない。

 おっしゃる通り地元との合意形成が重要だが、行政としては、積極的に参確していく必要がある。確認できるか。

市民部長 建物を建てると建築確認申請などが必要なので、その中で技術的な指導というような形での対応が可能ではないかと考えている。

← 「ブログ村鶴岡」へクリックお願いします。
関とおるのフェイスブックはこちら。お気軽に友達リクエストお願いします。
  https://www.facebook.com/sekidesu?ref=tn_tnmn
コメントでもメールでも、ご感想お待ちしています。
メアドは sekidesu@wcm.ne.jp


中学校の文化系部活動について

2013年06月21日 | 子育て・教育

6月議会一般質問の1、要旨を報告します。

 中学校における部活動は、学習指導要領にも位置づけられたが、子どもの成長にとって大きな意義を持ちうるもの。その中で文化系の部活動は、豊かな感性や表現力、科学的知識や技能などの能力を、中学生という特別な時期に伸長させるという大きな特徴も持ち、総じて中学生活の充実に資することが期待されるもの。
 しかし、各学校が運動部の活動(その頂点が中体連)に全校挙げて取り組んでいることから見ると、文化系の部活動は、一部の部を除いて、位置づけが同等ではないように感じることもある。
 そこで文化系の部活動全体の一層の発展を図る立場から質問する。

1)教育委員会としてどのように位置づけているか。
2)山形県教委は、「これからの運動部活動運営の在り方について」という方針を出しているが、運動部の4つの現状と課題が挙げられている。
 一つは、少子化による部員数の減少やそれに伴う休廃部、
 二つは、顧問の専門的指導力の不足、
 三つは、顧問の高齢化。顧問会や運営委員会などの校内組織体制の充実、
 四つは、外部指導者の活用
これらは、実は文化系部活動にとっても共通する課題、或いは文化系部活動にとってこそ、取り組まれなければならない課題。
部の数や部員の数、中文連(中学校文化連盟の略称)の活動も含む、文化系部活動の特徴はどのようなものになっているか。
3)専門的指導ができる体制の確立を図るために外部指導者を募る取り組みを強化することや、教科と結びつきが強い部については、教科担当の教員が指導に努めてはどうか。
 なお、外部講師は、ゆとり教育の見直しに伴って、それまで総合学習などを教えて下さった地域の方々が学校から離れてしまった、学校が離してしまったという経過があった。
4)保護者会が無い部には、保護者が学校と連携して部活動に関わっていけるように、保護者会を組織することを、学校からも呼びかけてはどうか。

教育長 1)本市においては、運動部のみならず、文化部こ所属する中学生も大いに力を発揮して活躍の場を広げている
本市教育委員会としても、運動部も文化部も同等のものとして位置づけ、それぞれの活動の充実が図られるべきものと考えている。
2)学校の規模により1つから6つ程度設置されている。ほとんどの学校に吹奏楽部、約半数に合唱部や美術部、科学部やパソコン部、ボランティア部などもある。部員数は、平成24年度、全生徒数3897名のうち約17%にあたる659名
 また、多くの文化部が所属している田川地区中文連は、吹奏楽・合唱・美術・科学の4専門部を設置し、田川地区中学校における文化活動の健全な発展を図るために専門部ごとにそれぞれの活動を展開している。
 コンクールへの参加、美術の作品展や科学展への出品など。学校間の交流も図られており、学校の枠を超えて部員同士が切磋琢磨している。
3)外部指導者によって専門的な指導を受けている部が多いが、ボランティアが少なく、外部化が進まない原因の一つ。
 担当教員は、人事異動の際に部活動の専門性は考慮されていないため、文化部に限らず運動部でも指導できる顧問がされるとは限らない。
 家庭との連携で、学校からも保護者会を呼びかけてはどうかということだが、吹奏楽部や合唱部に限らず保護者会が組織されており、そのバックアップを得て活動の幅を広げている部があり、そのような形が望ましい。
 中学生の豊かな感性や表現力、科学的知識や技能などの能力のより一層の伸長にあたっては、外部指導者や地域指導者を活用したり保護者会の協力無くしては難しいものと考えており、協力を得ることは大変有意義
 部活動の運営については、学校の規模、生徒や保護者のニーズ、地域の実態などにより異なることから、各校の方針に基づいて実施されるべきもの。

 当然だが、運動部も文化部も等しく発展を図っていくということが確認された。17%の子が所属し、「絵が好きだ」「音楽が好きだ」とやりがいをもって、そこに居場所をもって、中学生活を充実させている生徒が沢山いる。「賞を取る」ということだけではなく、そんなことも含めて発展を期待する。
 次に、文化系の部の中にも運動部顔負けの活発な活動をしている部もある。余り過密な活動になると生徒の生活の負担になる場合もある。土日祭日の休み無い練習であったり、終日練習だったり、出費を伴う遠征であったりさまざま。
 さきにあげた、県教委の運動部の活動の在り方は今年初めて出てきたものではなく、長年の関係者の努力の結晶。私自身、三人の子どもが中学運動部に入ったが、この10年ほどの間に、生活全体のバランスが重視された活動に改善されてきたことを実感した。

教育長 県教委や田川中文連では、文化部の活動を対象とするガイドラインは作成していないが、今お話しのあった、「これからの運動部活動運営の在り方について」に沿って、学校ごとに部活動の在り方を示したガイドラインのようなものを定めている。原則的には運動部であっても文化部であっても、この取り決めに従って指導が行われている。
 しかしながら、部活動に加えて、保護者会活動、地域スポーツクラブ、スポーツ少年団としての活動が行われている。学校でおこなう部活動と地域でおこなわれるスポーツ活動について、認識が行き渡っていないところがあるので改善していきたい。文化部も、生徒の負担が重くならないように取り組んでいくことが大事。今後、教育委員会としても生徒の実態(把握)や保護者の意向、指導者との連携は当然必要だし、そういったことも含めて校長会とも協議を行い、今後の部活動の在り方を広く検討していきたい。

~質問後記~
 部活動の根本的な問題として、教員の過重な負担の下におこなわれているということがありますが、そこに問題意識を持ちつつ、今回は別の問題を取り上げました。
 現在でも全体の17%が文化系の部に所属していますが、本当はもっと希望者はいると思われます。
 それに対して、文化系の部が一つしか無い中学校が1校,2つという学校が6校もありますから、十分に希望に応えているとは言えないでしょう。
 また、音楽系の部では、「ともかく頑張れば頑張るだけいい」式の活動がおこなわれているところもありました。
 それは、運動部については近年までにかなり克服されてきた考え方(少なくとも、教育委員会の認識は変わりました)ですから、その経験を生かして、より良い活動をつくっていく必要があると考えています。
 ところで、「教育界では体育会系の先生が昇進する」と告発する先生がいます(少なくありません)。
 「上から言われたことには黙って従い、生徒は力で押さえつける」というタイプの先生のことだとすれば困ったことですし、確かに私もそういう先生に何人もお目にかかりましたが、全体の傾向としてどうなのかは判断する材料を持っていません。
 今後の研究課題でしょうか。
 そんなことを横目で眺めながら、文化系の部で中学生活を過ごす子どもたちのことを思い浮かべつつ質問しました。

 ← 「ブログ村鶴岡」へクリックお願いします。
関とおるのフェイスブックはこちら。お気軽に友達リクエストお願いします。
  https://www.facebook.com/sekidesu?ref=tn_tnmn
コメントでもメールでも、ご感想お待ちしています。
メアドは sekidesu@wcm.ne.jp





大震災被災者支援「物資お届け会」

2013年06月14日 | 活動報告

 9日(日)、日本共産党山形県委員会の被災地支援、「物資お届け会」がおこなわれ、鶴岡からの物資は私が届けることになりました。



見送り一名(匹)

 朝6時、前日まで地区委員会事務所に届けられた、物資をミニバンの車内一杯に詰め込んで出発(かなりサスが沈んだ状態(*_*)、晴天の月山道を快走して、会場の「サンピア仙台」(仙台市若葉区)には9時ちょっと前に到着、山形県委員会責任者の太田としお参院予定候補らは先に着いていて、現地ボランティアらと準備作業にあたっていました。
 この日は、埼玉県委員会、群馬県委員会から700kgを超える米を始めとして、日用品、衣類など沢山の物資が届けられ、快晴の空の下、ブルーシートの上に所狭しと並べられました。    
 

 開始一時間前から人が集まり始め、すぐに二百人ほどになってしまいました。
 

 待ってもらっている時間に、仮設住宅に入っている方を探して、お話しを聞かせてもらいました。

生々しいお話しに・・ 
 70代の男性、奥さんと二人で入っている仮設は、6畳と4畳半、荷物がありますから、実際は6畳一間の生活。
 震災前は電気工事の仕事をしていたということで、「今すぐにもその電柱(太くて高いヤツです)に登って仕事できるよ。でも道具も何も津波で流されてしまい、仕事仲間も沢山死んでしまったので仕事ができない。年金だけの生活で、仮設から出て暮らす金も無い」

 70代の女性。「仮設は狭くて、旦那と二人ですぐピリピリしちゃう。そうすると私が外に出て散歩するようにしてる」、と聞いている側から、旦那さんが「そんなことまで言わねばならないのか!」と気分を害されたので、誤りつつ退散。

 震災直後に若林区の避難所の責任者をやっていた方の奥様にも会えました。
 「避難所を出てからは、今入っている仮設住宅団地の自治会長をやってきて、この間辞めたばっかり。自分だけでも大変なのに、あれこれ人の世話に駆け回って、体調を崩してしまった。真面目過ぎるのよ。私も調子が悪くなって、今では夫婦で医者通い。それが、春から医療費免除(一部負担減免を国が廃止)が無くなって、ホントに酷い。」

 余りに気の毒なお話しに、何にも言うこともできなくなってしまったところで、会が始まったので終わりになりました。
 二人目の女性からは、「福島さん(元県議)にも、高見さん(市議)にもいつも助けてもらって、共産党には本当に感謝してますよ」と言われて、ジーンときました。

 開始の合図と同時に会場はかなりの混雑となり、30分ちょっとで物資はあらかた無くなりました。
 結局、3百人を超える被災者の方々が来訪され、感謝の言葉を口にされながら、皆さん笑顔で帰ってくれました。

被災者と懇談会
 片付けが終わった後、被災者の方々とささやかな昼食・懇談会がおこなわれました。
 「医療費一部負担減免制度が打ち切られたことが打撃だ。何度も県への要請行動に参加したが、知事は一度も出てこない。県も市も冷たい。」
 「自分が住む百件余りの仮設住宅では、『元の場所に戻りたい』という人は半分くらいだ。経済的に家を建てる展望が無いからだ」 
 「被災直後、なんにも無くなったところに、共産党から米や服やトイレットペーパーなどが届けられた。今も続く支援で本当に助かっている」
 「目の前に迫った津波から何とか逃げた。百メートルも無かったと思うが、黒くて高い波が、ゆっくり進んできた。ちょうど、車が走れたので助かったが、別の道に行った人はみんな呑まれてしまった。その後、避難所にはすぐに高橋ちづ子衆院議員や紙智子参院議員が来てくれた。夢でも見たような感じがする。こんなにたくさんの人に助けられる経験をしたことは、被災してたった一つ良かったことだ」

 狭い仮設住宅で、先の見えない厳しい暮らしを強いられている被災者に、医療・介護の一部負担減免を打ち切るのみならず、さらなる社会保障改悪と消費税増税をおこなおうとする安倍政権の冷酷さが改めて痛感されました。

今後の課題
 2年3ヶ月経って、今なお不自由な仮設暮らし、働くことも、銀行からお金を借りることもできない多くの被災者の方々が、仮設を出る展望も持てず、「このまま世の中に忘れられてしまうのではないかという不安が大きくなっている」と語ります。

 こうした中で、共産党のボランティア活動は、ささやかなものではあっても、被災者の方々に喜ばれ、励みになっているようです。
 これまで3万3千人のボランティアを派遣、10億円を超える募金を集めて被災者に届けてきました。
 鶴岡でも現地の生の様子を市民に知らせ、支援の輪を一回り二回り広げながら、支援を息長く継続していかなければならないと決意を新たにしました。

緊急の生活相談
 最初にお話しを聞いた70代の男性のお話しの続き。
 「別の仮設に入っている40代の息子がガンで働けず無収入。自分が年金から医療費を送っている。」とのこと。
 収入などを聞く生活保護を受けることができると思われ、居合わせた庄司あかり市議に引き継いで、週明けに対処してもらうことになりました。
 被災者の方々にお話しを聞くことは、本当に申し訳ない気持がするのですが、こうして問題をキャッチしてお助けすることにつながったり、被災地に来られない鶴岡の方々に、生の声を伝えることで、支援の輪を広げる力になると思って、無理をお願いしています。

帰りに海岸部の荒浜に立ち寄りました
行政による一方的な線引きで、元済んでいた場所に戻れなくされたことに怒り、「荒浜を再生する会」が作られていました。



犠牲者を慰霊する観音像


海は穏やかでした・・。


酒田のボランティアの方々に遭遇。
小学6年生の女の子がお父さんと一緒に参加していました。
午前中一杯、民家の草むしりをしてきたとのこと。一生懸命やってきたようでした。
これから数十年の被災地支援を支えてくれるものと嬉しくなりました。
希望を感じながら帰途につきました。

← 「ブログ村鶴岡」へクリックお願いします。
関とおるのフェイスブックはこちら。お気軽に友達リクエストお願いします。
  https://www.facebook.com/sekidesu?ref=tn_tnmn
コメントでもメールでも、ご感想お待ちしています。
メアドは sekitouru@gmail.com


6月議会始まる

2013年06月06日 | 市政全般

 鶴岡市議会6月定例会の議案が議員に説明されました。
 補正予算2件、条例8件など計28件ですが、いくつか挙げますと、

○学童保育での障がい児受け入れに関して、国・県・市の補助に加えて、3人目以降を受け入れた施設に対して県が独自に助成。
○荘内病院の医師公舎を「民間資金を活用する」というPFI方式で建設する。
 建設会社の倒産・廃業が相次ぐご時世で、長期に渡って責任が取られる保証はありません。
○住宅リフォーム工事補助金の増額。
 地域経済振興に大きな効果をもたらしてきた事業であり、望ましいことです。
○小真木原野球場のスコアボード改修工事9922万円。国の「地域の元気臨時交付金」で、LED電光表示にする。
○セントル廃止 商工会議所に仮事務所として貸した後、民間に売却。
 商工会議所には、至れり尽くせりという感じがします。
○温海の足湯カフェ「チットモッシェ」を民間に無償譲渡。
 旧温海町時代に、町が民間施設を購入し改修を加えた施設ですが、その経緯には色々批判が出てきたようです。行革で手放されれば、その辺は忘れられることになるのでしょうか。
○消防救急無線をデジタル化。
 2016年5月が期限となっていて、デジタル化自体は機能の向上です。しかし、(市としては)巨額の事業はやっぱり大手業者の手に委ねるしかないのか・・。

 私の一般質問は、
 1)中学校の文化系の部活動 2)朝日地域のペット霊園問題  です。
 質問日時は、13日(木)午前10時から30分程度、今議会のトップバッターになります。
 傍聴していただければありがたいです。

← 「ブログ村鶴岡」へクリックお願いします。
関とおるのフェイスブックはこちら。お気軽に友達リクエストお願いします。
  https://www.facebook.com/sekidesu?ref=tn_tnmn
コメントでもメールでも、ご感想お待ちしています。
メアドは sekidesu@wcm.ne.jp


大震災被災者救援「物資お届け会」へのご協力のお願い

2013年06月01日 | 活動報告

 大震災発生から2年2ヶ月、被災地では未だに住まいや仕事を始めとして、当たり前の暮らしすら取り戻せない状況が続いています。
 日本共産党は、大震災からの復興を日本社会の最重要課題の一つとして、国政でも地方政治でも被災地・被災者の声を全力で取り上げてきました。
 同時に、全国の党員・支持者から10億円を超える募金を預かり、3万3千人を超えるボランティアを組織し、被災者の暮らしを今支えるための活動にも力を尽くしてきました。
 これらの活動にあたっては、被災3県を全国の党都道府県委員会で分担し、山形県委員会では仙台東部地区を担当してきましたが、この度、東部地区委員会及び党仙台東ボランティアセンターの要請にもとづいて、6月9日(日)、被災者が必要とする物資を届ける活動を再開し、鶴岡地区委員会としては当面下記のように取り組むことになりました。
 大変急なご案内となって恐縮ですが、趣旨をご理解下さり、暖かいご協力を賜りますよう心からお願い申し上げます。

 ①ご協力頂きたい物資
  ○食料品(米、野菜、油、缶詰、レトルト食、調味料など)、
  ○日用品(ティッシュ、トイレットペーパー、洗剤など)、
  ○衣料(下着、靴下、ストッキング、夏物など)、
  ○寝具類。
  ※食料品は賞味期限が長いもの。コメは精米して5kg程度の袋詰めで。
   他はいずれも新品、又は新品同様のもの。 
 ②ボランティア
  6月9日(日)午前9時頃現地到着、昼過ぎまで活動。
  物資お届け会要員などの作業。
  車で往復しますが、詳細は申し込んだ方にご連絡します。
  大変恐縮ですが、物資量・車台数などで人数に制限が出来る場合もあり得ます。
 ③募金
  主に支援活動のために必要な資金として(ガソリン代、事務費など)。
  直接被災者にお届けするものとは限りませんことをご了承下さい。
 <期日>
  ○物資は、6月6日(木)まで党鶴岡地区委員会にお届け下さるか、
   不可能な場合はお早めにお電話下さるようお願いします。
   できるだけご自宅まで頂きに上がります。
  ○期日後であっても、長期保存可能なものであれば、次回までお預かりします。
  ○ボランティアはなるだけお早めにお問い合わせ下さい。
  ○募金はいつでも結構です。
 <ご連絡・お問い合わせ先>
  070-5622-4138 sekidesu@wcm.ne.jp 関 徹
  党鶴岡地区委員会(22)3313。または各市町議員まで。

← 「ブログ村鶴岡」へクリックお願いします。
関とおるのフェイスブックはこちら。お気軽に友達リクエストお願いします。
  https://www.facebook.com/sekidesu?ref=tn_tnmn
コメントでもメールでも、ご感想お待ちしています。
メアドは sekidesu@wcm.ne.jp