関とおるの鶴岡・山形県政通信

安心して住み続けられる山形県をめざして、住民の暮らし、県政の動き、そして私の考えと活動をお知らせします。

拠点都市整備促進委員会に出席

2007年09月14日 | 市政全般

 三日間に渡る一般質問が終」了した翌日の13日(木)午後、拠点都市整備促進委員会が開かれましたので、委員として出席しました。
 
 最初の議題は、鶴岡文化学術交流シビックコア地区整備計画です。
 これは、郊外へのショッピングセンターの展開の中でさびれてきた中心市街地を活性化させることを目的として、市役所周辺を中心に、北は新荘内病院、東は内川、南は致道館、西は先端生命科学研究所付近の約40.3haをシビックコア地区として、城下町の風情を活かしながら整備しようというものです。

 これまで、周辺住民を始めとする多くの市民がワークショップなどをおこなって、意見をまとめあげる取り組みが進められており、事業の目的も、こうした手法も大いに賛成するものです。
 私も、そういう立場でいくつか質問・意見を述べました。

 しかし、そもそも市民の憩いの場所として整備されるハズだったこの地域に、大学・研究所が強引に設置され、内川には城下町の風情に全くマッチしない橋がかけられるなど、出発点が富塚市政によってねじ曲げられてしまっています。

 今後は、市民参加を徹底的に追求していくことによって、良い事業を進めていかなければならないと考えています。

 二つ目に、北部拠点地区について協議されました。
 こちらは、H18年度に建設された先端研究産業支援センターの状況です。バイオ産業関連企業・や研究所等を招致するために、29室の貸室が設けられましたが、現在23室が利用されているということでした。
 
 しかし、貸室を使って研究活動に取り組んだ企業や研究所が、その後果たして鶴岡に工場などを建てて事業活動を始めるのかどうか、さっぱり見通しがありません。
 そんなことですから、「なるべく金を使わせない」ことがこの会議での私の基本的立場です。

 以上で二つの会議で一時間程度、なおこの日は午前中に決算委員会、予算委員会がおこなわれましたが、他の時間はともかく議案の調査に充てました。