地球浪漫紀行☆世界紀行スタッフの旅のお話し

(株)世界紀行・スタッフのブログです。ブログ・タイトル『地球浪漫紀行』は弊社ダイレクトメール名です。

輪廻転生

2010年05月01日 16時04分10秒 | その他


先日、目の治療のため一週間ほど入院しました。
いろいろな患者を観て思いました。
人にはいろいろな人生があります。
でも結局最後は病院なのか・・

人それぞれなので他の人のことはともかくとして
願わくは自分はカンボジアの森で静かに野垂れ死にたい。

屍はネズミや蛆に食われ、バクテリアに分解され、
大地の養分となり、森の木になって
村人に薪木として焼かれ、CO2となり、
炭酸ガスとして海水に吸収され
プランクトンに光合成され、海の藻屑となり、
魚の食われ、タンパク質となり、
動物に食され、肉となる。

輪廻転生とは生態系の意味である。

釈尊はおそらくこのシステムを理解していたのでしょう。
功徳を積んだ者はこの循環が早く、
そうでないものは植物や動物から、またCO2として排出されてしまう。
私は間違いなく後者だ。
なかなかタンパク質として生成されない無間地獄である。
(いずれにせよ輪廻からは抜けられないということか)
カンボジアでは、よく使われるフレーズなのか知らないが、
妻と喧嘩すると「あなたは(生まれ変わったら)虫になる」とよく言われる。
おそらく、合っている。

そんなくだらないことを病室のベッドで考えていたら、
テレビでまた「CO2削減」とやっていた。
私も含め皆、CO2である。

鳩山首相は「人間がいなくなることが地球にとって一番やさしい」と言う。
人間軽視と批判されたが、理屈としても間違っている。
人間が多すぎても、全く存在しなくても、「地球」にとっては関係ないことだ。
人間が増えすぎて困るのは、「地球」ではなく「人間」である。、

人が増えたら困ることも多いが、それに合った暮らしをすれば」良い。
人が減ったら不便だが、それに合った暮らしをすれば良い。
地球が温暖化したら、それに合った暮らしをする。
アイスランドの噴火で寒冷化したら、それに合った暮らしをする。

今度の噴火で膨大なCO2が放出されたが、
CO2削減論者の方々は計画を変更しなくていいんでしょうか。
私たちがやるべきは、CO2の削減ではなく、
CO2の循環を阻害する「無機質」なインフラとのバランスをとることでは?

結局、何が本当のことで、何が正しいかわからないが
とりあえずは、日々、人に迷惑はかけぬようにしようと思った入院生活でした。
虫に生まれ変わらぬように・・・

照沼



お忙しい中、毎日のお願いで、恐縮ではございますが、
下の2つのランキングにクリックしてご協力いただけますと誠に幸いに存じます。

←こちらと、
←こちらも・・
いつもご協力いただきましてありがとうございます。


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« フィレンツェ・マルテッリ美術館 | トップ | ポルトガルの旅 »

コメントを投稿

その他」カテゴリの最新記事