
なぜ、私は議案第24号に反対したか。

議員の役目は行政のチェックです。
この度の新病院建設に当たって、新病院を建設するため
建設後の病院の収支推計が出ています。
これは当然のことで416.9億円もかけESシステムには
これは当然のことで416.9億円もかけESシステムには
4億87百万円を15年にわたり支払うのですから、
その病院の収支を説明するのはあたりまえです。
収支は令和10年から令和19年に渡っています。
問題点その1:ESシステムについては、
問題点その1:ESシステムについては、
新病院特別委員会提出資料にもその金額は
明記されていなかった。
私の質問で明らかになった。
ところが現在の市立総合病院の経営はどうなっているのでしょうか。
ところが現在の市立総合病院の経営はどうなっているのでしょうか。
これについては岩見沢市病院事業経営強化プランなる物があって
令和5年度~令和9年度までの累積欠損金を
59億5200万円としています。
これは今年度つまり2024年3月に策定されたのです。
これは今年度つまり2024年3月に策定されたのです。
ところが既に令和5年度の欠損金が11億2712万円の赤字
として1億800万円上回っています。
既に現実が推定を上回っています。
問題点その2:推計値をどうして出さないのか。
令和8年からの経営統合により赤字が増すのではないかと予測され
問題点その2:推計値をどうして出さないのか。
令和8年からの経営統合により赤字が増すのではないかと予測され
るため推計値はどうなるのかと質問したところ、
「仮定の話にはお答えしかねる」という返答でした。
令和7年第1回定例会では会計案件に連動するので、
令和7年第1回定例会では会計案件に連動するので、
「丁寧な説明をする」とのことから、
推計値は当然出されると考えておりましたが。
出されませんでした。
問題点その3:推計値を出さないで、新医院開院5年
問題点その3:推計値を出さないで、新医院開院5年
後に黒字の根拠・説得力はない。
令和5年から令和9年迄の推計値を試算できなくて、どうして
令和5年から令和9年迄の推計値を試算できなくて、どうして
令和10年から19年迄の推計値が出来るのでしょうか。
信頼性に欠けると言われても当然ではありませんか。
これらから新医院開院5年後に黒字としていますが根拠・説得力
これらから新医院開院5年後に黒字としていますが根拠・説得力
はありません。
白紙委任を認めることは出来ない:行政に対する
白紙委任を認めることは出来ない:行政に対する
チェックは議会の命です。
さらにこの推計を出さない理事者側の行いを認めることは
さらにこの推計を出さない理事者側の行いを認めることは
白紙委任状に判を押すと同じと思います。
行政に対するチェックとはまさにこのようなことだと思うのです。
行政に対するチェックとはまさにこのようなことだと思うのです。
私はその信念で議案第24号に反対 しました。
根拠が無いものに対しきちんとした資料を出しなさいと言うのが
議員の仕事だと思います。
これが議会のチェック機能の1丁目1番地だと思います。
これが議会のチェック機能の1丁目1番地だと思います。
多数で押し切るのはチェック機能を放棄したことと考えるのです。
参考:岩見沢市議会基本条例
令和5年4月1日施行 岩見沢市議会
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