かわい清秀

せいしゅうが 発信します

新市立総合病院建設「かわい清秀」の考え その3

2021年12月15日 | 岩見沢市議会
新市立総合病院建設「かわい清秀」の考え その3

岩見沢市新病院建設基本計画公募型プロポーザルについて


岩見沢市新病院建設基本計画はお金を払って外部で作っているのです
建設候補地 建設予定地選定支援で市は建設候補地を提示しています

 市立総合病院と北海道中央労災病院の統合が決定し新病院の設置が発表されました。岩見沢市新病院建設基本計画が現在5,280万円をかけて公募型プロポーザルにより作成依頼中です。
 プロポーザルの中味を指示している支援業務仕様書を読みますと数点疑問が出ました。その中から三点を一般質問で質問しました。

 1点目、建設予定地選定支援で市が提示した建設候補地を示していただきたい。そのさい適地とした理由などもお聞かせ頂きたい。
 2点目、岩見沢市議会新病院建設特別委員会の会議資料、想定質疑応答等の作成などがありますが、それらは本来担当部署で作成すべきと考えますが、仕様書に入っているのはどうしてなのでしょうか。
 3点目、成果品については、その全部を議会に報告すべきと考えますがいかがですか。


 なぜ聞いたのか説明します。
建設候補地があるのなら、市民とともに考えると云うことが大切だと思いませんか。市民の病院なのです。隠す必要は無いと思うのですが。
 私は候補地の中に現市立総合病院の場所も含めるべきだと考えています。現在地がダメならダメな理由を第三者の考えの中ではっきりすべきではないでしょうか。

 さらに岩見沢市議会新病院建設特別委員会の会議資料、想定質疑応答作成まで指示していることは驚きです。理事者側は基本計画をプロポーザルで作成した物(成果品 )を受取り自分の物として十分咀嚼して議会や市民に示すのが本来であり想定質疑応答まで求めるとは何おか言わんやと云う気持ちです。
 皆さんはどうお考えでしょうか。
 
以上が私の述べたいことです。

私の質問に対する市長答弁については整理が付き次第ブログにアップしたいと考えています。
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新市立総合病院建設「かわい清秀」の考え その2

2021年12月15日 | 岩見沢市議会
新市立総合病院建設「かわい清秀」の考え その2

 その1でも書きましたが、高齢化社会の中での病院建設なんだと云うことを念頭に置かなければなりません。
新病院はこの高齢化に対応しなければなりません

その2に入ります。 

高齢者や交通弱者の身になって考える事が重要です。

高齢者や生活弱者の住みやすい街は市民全ての人にとっても住みやすい街です。

ですから私は建設地選定について次の三点を質問しました。


1点目、高齢者や交通弱者なども通院しやすい場所を選定すべきと考えますがどう考えていますか。
2点目、候補地はどのように選定しようとしているのでしょうか。
3点目、現在検討している候補地はどこなのですか。


 巷には、もう建設地は決まっている、労災病院の場所だ、緑が丘だ。と。
今さら言ってもどうにもならないと言う声もあります。

市長答弁は 建設地についてはお答えする段階ではない 

と言う主旨の答弁でした。



私は、市民がもっと意見を表明すべきだと思っています。諦めてはいけないのです。


 建設地を含め建設全般に対して、より広く市民の声を聞くために、子育て中の方々や市老連の方々、町内会の人達など様々なジャンルの人達の声を聞く機会を設けるべきと考えますがどのようになっているのでしょうか。
 最終案の提示の前に、利用する市民の要望を広く聴取し市民とともに病院を作っていくという姿勢も必要ではないでしょうか。
 パブリックコメントや市民説明会も考えていると思いますが。最終計画に取り込む為に行って頂きたい。
 その際多くの市民の参加が出来るように知恵を絞って頂きたいと考えます。

そこで次のように質問しました。
1点目、市立総合病院を利用する市民の要望を広く聴取し最終基本計画に反映すべきと考えますがいかがですか。
2点目、意見聴取に際してパブリックコメント実施については広く周知すべきと考えますがいかがですか。
3点目、意見聴取に際しての市民説明会は多数の市民の参加と、多くの場所ですべきと考えますがいかがですか。


この質問に対する市長答弁が翌日の北海道新聞朝刊に報道された(2021年12月14日北海道新聞朝刊)



新市立病院建設地、市民の意見反映 (2021年12月14日北海道新聞朝刊)


 岩見沢市定例会は13日、3氏が一般質問を行った。 北海道中央労災病院と再編統合する岩見沢市立総合病院の新病院建設候補地について、松野哲
市長は市有地や労災病院敷地の中で検討中で「具体的な候補地を答える段階にない」と答弁。
 来年9月までに策定する新病院の基本計画について「(建設地など)重要項目は市民の意見を広く聞いて策定したい。 可能な限り多くの市民の意見
を反映させる手法を検討する」と説明した。

これが私の質問に対する回答でした。

新市立総合病院建設「かわい清秀」の考え その3へ続く
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新市立総合病院建設「かわい清秀」の考え 1

2021年12月15日 | 岩見沢市議会
私は次のように考え質問しました


 岩見沢市立総合病院と北海道中央労災病院の統合に係わる基本合意が締結され、新病院は令和9年4月開院の見通しと発表されています。
 しかし市民はどこに病院が建つのかという心配と不安を抱いています。

 市立病院の存在はある意味では市の将来に大きな影響があると考えています。

 そもそも、市町村立病院は住民が万一病気になった時に経済格差に影響されず、低負担で医療を提供することを目的とし、社会が医療を保証するという平等を意識した世界に類を見ない日本の医療制度です。
 多くの自治体が病院を設立し住民の健康を守る大きな役割を担っています。

 医療が原因で岩見沢市民が他の市へ行くことが無いようにと願っています。

 新市立病院建設は高齢化社会とどう向き合うかが鍵です。
 岩見沢市の65歳以上の高齢化率は2020年には36%、2030年には人口の約42%、2040年には47%、2045(令和 27)年には約 50%と右肩上がりに増加していきます。

 新病院はこの高齢化に対応しなければなりません
 平成30年市立総合病院が小さな調査を行いました。来院者の73%が自家用車で来ているとされていますが、この時2018年の65歳以上の割合は約34%でした。
 高齢者の免許返納などが進み自家用車を使用できない交通弱者などの比率が増加し先にも述べましたが2045年には岩見沢市の65歳以上の割合が約50%となり必然的に公共交通機関を使うこととなります。

 したがって市民にとって病院の建設場所が重要になります。病院を建てることを考える側の人はまだまだ若く、どうしても高齢者や交通弱者の立場に立って考えることが出来ないのではないかと思います。

 不安ですから多くの市民のが、新しい市立総合病院はどこに建つのだろうか。と私に問いかけます、多くの方々から質問を受けました。

市立病院は利用する患者の身になって考えることです。交通の利便性を考えるべきです。

 新総合病院は巨額の建設費で建設される事になるだろうと推測しています。簡単に移設改築することが出来ない建物です。今後30年、50年その先も使い続ける病院です。市の将来の状況を見極めた長期的な視点に立ち考えなければならない構造物です。

 私は利便性から考えるならば「市有地に建てる、労災病院も候補地のひとつ」と言う考えから離れてどこに建てればより多くの市民が便利なのか、例えば「市所有の土地が多少狭ければ隣接地を買収してでも用地に充てる」、「市の所有する現有建物を解体して用地に充てる」等の柔軟な考えが必要であると考えます。

 もっと具体的に述べましょう。(これは質問時間の関係で述べることは出来ませんでしたが。)
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 現在地の土地が狭いとの話もありますが、地権者が譲渡しても良いとの話も聞いています。地盤が悪いとの話もありますが、新館はどうなんでしょうか2005年建築であり8階建てで立っているのですが、地盤に問題があるなら16年前でも建てられなかったはずですが現実に建っている。
 じゃー新館建設は岩見沢市としては失敗だったのですか、そのような公式な評価は聞いていません。かなり説得不足です、理解できるように説明して頂きたい。

さらに交通の利便地にある市有地で一定程度の面積があれば、周辺の土地を買収してでも建築場所とすることも考えるべきです。その際、建設価格の10パーセント以内とか5パーセント以内とかの条件をつける。等考えるべきです。

 バスや列車のハブになっているJR岩見沢駅直結という発想もあります。駅直結はアクセスの面では最高ではないでしょうか。皆さんいかがですか。
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 用地買収してでも利便性をとる。
 用地買収に多少の出費があっても将来の市民に「どうしてこんな所に建てたのだろう」、と思われるより「とても便利で使いやすい、投資は無駄でなかった」と市民から愛され利用される市立総合病院になって欲しいと考える者の一人です。

新市立総合病院建設「かわい清秀」の考え その2へ続く
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岩見沢市立総合病院はどこに建設されるのか

2021年12月13日 | Weblog
令和3年第4回定例会一般質問 の 骨子 河合清秀

1.新市立総合病院建設に向けた取り組みについて

(1)岩見沢市新市立総合病院建設地について

①高齢者や交通弱者なども通院しやすい場所を選定すべきと考える。

②候補地はどのように選定しようとしているのか。

③現在検討している候補地について。

(2)建設地を含め建設全般の市民意見の集約について

①利用する市民の要望を広く聴取し最終基本計画に反映すべきと考えるが。

②パブリックコメント実施については広く周知すべきと考えるがいかがか。

③市民説明会は多数の市民の参加と、多くの場所ですべきと考えるがいかがか



(3)岩見沢市新病院建設基本計画策定支援業務仕様書について

①建設予定地選定支援で市が提示した建設候補地を示していただきたい。

②岩見沢市議会新病院建設特別委員会の会議資料、想定質疑応答等の作成などは本来担当部署で作成すべきと考えるがいかがか。

③成果品については、その全部を議会に報告すべきと考えるがいかがか。

という内容です。
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