バイオディーゼル岡山見学

先週の地球温暖化防止活動推進員研修会はDOWAグループのバイオディーゼル岡山株式会社で、BDF(バイオディーゼル燃料)と食品リサイクルのバイオガス発電を見学。
BDFでは岡山市が資源化物として回収した廃食用油、岡山市内の小中学校給食、
県内のスーパー・コンビニ・食品製造会社などの廃食用油を回収し軽油の代替燃料としてゴミ収集車、路線バス、リフト、ショベルに提供している。
EUの航空燃料への混合の法制化によって、廃食用油がEUに輸出されているとのこと。
カーボンニュートラルな燃料として、急速に販売が拡大している。
一方、バイオガス発電は、スパー、コンビニ弁当工場などの廃棄製品、賞味期限の問題で販売できない食品を回収し、発酵槽でメタンガスを発生させる。このメタンガスを燃料にしてエンジン発電機を回し、発電し電力会社に売電する。
まだ賞味期限のある食品や、サンドイッチの材料などま、まだ食べられる食品が処理されていた。見学者一同「もったいない」。
特に外食産業の食品リサイクル率は43%(2020年度)と、製造業の97%に比べると低い。
日本の食糧自給率は、38%(カロリーベース)。国民1人当たりの食品ロス量は1日113グラムで、茶碗約1杯分(約150グラム)のご飯に近い量。何とかならないものか。
 
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