前回の続き、「地球交響曲第1番」を観た感想です。
「第1番」のコンセプトは
もし、母なる星地球(ガイア)が本当に生きている一つの生命体である、とするなら、我々人類は、その"心”、すなわち"想像力”を担っている存在なのかもしれません。我々人類は、その"想像力”に依って化学技術を生み出し、地球の環境を大きく変えて来ました。現代の地球の環境問題は、良い意味でも、悪い意味でも、人類の"想像力”の産物だ、といえるのです。だとすれば、危機が叫ばれるこの地球(ガイア)の未来も又、人類の"想像力”すなわち"心”の在り方に依って決まってくるのです。 というものです。
一人目は植物学者の野澤重雄氏
予備知識で1本のトマトから1万数千個のトマトを育てたことは知っていて「ふ~ん、すごいな」としか思わなかったのですが、実際に映像を観てみると、氏の生物・自然・地球に対する深い思いが伝わってきます。今の科学の固定観念に惑わされることなく、自然の力の可能性を信じさせる、これからに希望を持てる内容でした。
二人目は元宇宙飛行士のラッセル・シュワイカート氏
空軍時代は常に核爆弾を搭載した戦闘爆撃機のパイロットとして、「投下する」ことの是非に葛藤する。宇宙飛行士となって宇宙遊泳中に、小さなアクシデントで5分の間青い地球を見つめていて、全くの静寂の中での美しい地球の姿に感動し人生観を変える・・・ 地球の破壊と美との両極を先端で体験した氏の言葉には重みがある。
三人目は登山家のラインホルト・メスナー氏
世界で唯一人、単独で世界の8,000メートル級の山全てを登り尽くしたアルピニストの王者。そのメスナーが、臨死体験や人間の生命力の限界について語る。
私なんかから見たら正に超人です。氏は自分は自然の一部であると強く感じている。限界を超えたアタックの時にその思いを強くし、自然が伝えてくれるメッセージに耳を傾けようと訴える。この超人の言葉には力強さと共に、自然に対する敬虔さが伝わってきて、信じる心を揺さぶります。
四人目は動物保護活動家 ダフニー・シェルドリック女史
彼女はアフリカのケニアで、象牙密猟者のために親を殺された象の赤ちゃんを育て、野生に還す活動を過去30年以上続けている。エレナは、30年前、ダフニーに初めて育てられ、野生に還って行ったメスの象。ダフニーが3歳まで育てた孤児達を預かり、野生で生きる知恵を教えながら一人前に成長するまで養母の役割を果たす。
親を目の前で殺された小象たちは、ダフニーの愛情と共に成長していきますが、野生に変えるには大人の象の生きていく教えが必要。それをエレナが担っているのですが、この象もかつては孤児としてダフニーに育てられた。その恩返しなんでしょうか?
ダフニーの『エレナは全てを知っている。それでもなお人間を愛している』という言葉には、我々人間の底の浅さと象の賢さ・優しさに感涙物です。
五・六人目は ミュージシャンのエンヤとケルト美術研究家の鶴岡真弓氏
ご存知エンヤは世界的なミュージシャン。古代ケルト民族の血を色濃くひくエンヤの歌声は、なぜか懐かしい思いを起こさせてくれる、私も大好きなミュージシャンのひとりです。美術研究家の鶴岡真弓と共に、アイルランドの自然とケルト文化を巡る・・・
バックに流れるエンヤの美しいメロディーと、自然の全ての現象に神が宿ると信じた古代ケルト民族の宇宙観がすごくマッチしているようで心地よい。
簡単に感想をと思ってもこんなに・・・
本当に濃い濃い濃いDVDでした。
「第1番」のコンセプトは
もし、母なる星地球(ガイア)が本当に生きている一つの生命体である、とするなら、我々人類は、その"心”、すなわち"想像力”を担っている存在なのかもしれません。我々人類は、その"想像力”に依って化学技術を生み出し、地球の環境を大きく変えて来ました。現代の地球の環境問題は、良い意味でも、悪い意味でも、人類の"想像力”の産物だ、といえるのです。だとすれば、危機が叫ばれるこの地球(ガイア)の未来も又、人類の"想像力”すなわち"心”の在り方に依って決まってくるのです。 というものです。
一人目は植物学者の野澤重雄氏
予備知識で1本のトマトから1万数千個のトマトを育てたことは知っていて「ふ~ん、すごいな」としか思わなかったのですが、実際に映像を観てみると、氏の生物・自然・地球に対する深い思いが伝わってきます。今の科学の固定観念に惑わされることなく、自然の力の可能性を信じさせる、これからに希望を持てる内容でした。
二人目は元宇宙飛行士のラッセル・シュワイカート氏
空軍時代は常に核爆弾を搭載した戦闘爆撃機のパイロットとして、「投下する」ことの是非に葛藤する。宇宙飛行士となって宇宙遊泳中に、小さなアクシデントで5分の間青い地球を見つめていて、全くの静寂の中での美しい地球の姿に感動し人生観を変える・・・ 地球の破壊と美との両極を先端で体験した氏の言葉には重みがある。
三人目は登山家のラインホルト・メスナー氏
世界で唯一人、単独で世界の8,000メートル級の山全てを登り尽くしたアルピニストの王者。そのメスナーが、臨死体験や人間の生命力の限界について語る。
私なんかから見たら正に超人です。氏は自分は自然の一部であると強く感じている。限界を超えたアタックの時にその思いを強くし、自然が伝えてくれるメッセージに耳を傾けようと訴える。この超人の言葉には力強さと共に、自然に対する敬虔さが伝わってきて、信じる心を揺さぶります。
四人目は動物保護活動家 ダフニー・シェルドリック女史
彼女はアフリカのケニアで、象牙密猟者のために親を殺された象の赤ちゃんを育て、野生に還す活動を過去30年以上続けている。エレナは、30年前、ダフニーに初めて育てられ、野生に還って行ったメスの象。ダフニーが3歳まで育てた孤児達を預かり、野生で生きる知恵を教えながら一人前に成長するまで養母の役割を果たす。
親を目の前で殺された小象たちは、ダフニーの愛情と共に成長していきますが、野生に変えるには大人の象の生きていく教えが必要。それをエレナが担っているのですが、この象もかつては孤児としてダフニーに育てられた。その恩返しなんでしょうか?
ダフニーの『エレナは全てを知っている。それでもなお人間を愛している』という言葉には、我々人間の底の浅さと象の賢さ・優しさに感涙物です。
五・六人目は ミュージシャンのエンヤとケルト美術研究家の鶴岡真弓氏
ご存知エンヤは世界的なミュージシャン。古代ケルト民族の血を色濃くひくエンヤの歌声は、なぜか懐かしい思いを起こさせてくれる、私も大好きなミュージシャンのひとりです。美術研究家の鶴岡真弓と共に、アイルランドの自然とケルト文化を巡る・・・
バックに流れるエンヤの美しいメロディーと、自然の全ての現象に神が宿ると信じた古代ケルト民族の宇宙観がすごくマッチしているようで心地よい。
簡単に感想をと思ってもこんなに・・・
本当に濃い濃い濃いDVDでした。
父のことありがとうございました。
価格以上の値打ちはあります・・・って、別にここの営業マンじゃないんですが(笑)
1枚目でこれですから、あとの4枚がすごく楽しみです。
この映画の内容は厚いから、そのお気持ちわかります。
私は以前、野澤重雄氏のトマトと同じ栽培方法をとっている農場にヨーガの仲間たちと見学に行ったんですよ~。
その農場の主は、ガイアシンフォニー1からこのトマトの育て方の概念を知りやってみたくなったんだそうです。
あの映像と同じです。
たわわになったトマトの木がそこにありました。感動でしたよ~。
今ガイア1のから時代が変化し、農業に音楽を取り入れたり野澤重雄氏の概念を実践してる農家もいますね~。
生産性の高さに重きを置く、資本主義型か、
ものづくりの原点に立つ、ガイア型(?)
の二極分化が進んでいるような気がします。
(熱く語ってしまいました~。)
ちゃんと実践されている方がおられるんですか、すごいですね!
野澤氏はこのトマトを育てるのに「信じる」ことの大切さを述べていますが、素晴らしい考え方だと思います。人にも当てはまる人生訓ですね。
TBは来るのですが前回のように何故か文字化けしてしまうんです・・・。
他の方は出来ているので何かプロバイダー間の相性なのでしょうか?
すみません原因分からなくて・・・。
第1番の感想読ませてもらいました。
私はこのGWで4番まで観ました。
本当に励まされ、心動かされる映画ですね。
人間が生まれた事もガイアの意思なのでしょうか。
知性を理性をよい方向へ向けられる事が出来るのか。
それとも破滅の道を進むのか・・・。
人間に課せられた命題はこの世紀に入って急にリアルになって来た感じがします。
私には政治家のように世の中を大きく動かすことも、映画スターのように世界中の人に影響を与えることは出来ないかもしれない。
でも、今出来ることを精一杯行って、常に「希望の輪」を広げていきたいですね。
同じ志を持つ人間が、この映画を通して繋がっているということ自体輪が広がっている!
scopsさんも感想を公開することで輪を広げていらっしゃる、素晴らしいですね。
今を生きる人間として、行動に責任もって行っていきたいですね。
これからもよろしくお願いします。
いいものを観たら、それを皆さんにお知らせしたくって、ついつい熱くなってしまいます。
ジョージさんのおっしゃるように、21世紀に入ってからとてもリアルに、そしてシビアになってきましたね。
幸い、今はこうしてブログやインターネットで、このガイアシンフォニーの輪を広げていくこともできます。
第2番のダライ・ラマの言葉のように、この先いろんな困難を乗り越えてきっといい方向転換ができるのでしょう。そう信じたいです。