店主のだらだら草子

スローライフを目指すi-sumi.com店主の気ままな日記

「地球交響曲第1番」を観ました その1

2006年04月27日 | スローライフ
かつて、人が花や樹や鳥やクジラたちと 本当に話ができた時代がありました・・・で始まる地球交響曲(ガイアシンフォニー)第1番。2時間ほどの映画ですが、本当に中身が濃い。感動・希望の連続で、ちょっと高いなと思った値段もこの第1番を観ただけで「全然高くない、安いくらいだ。」と思い直しました。

最初、ネタバレしてもいけないしごくさわりだけのご紹介にしておこうと思ったのですが、ドキュメンタリーの強さでしょうか、この映画はそんなに薄っぺらなものじゃないと思いますね。

監督の龍村仁氏もシノプシス(概要)の中で「監督によって構造化された言葉と音楽が、スクリーンを通して観客と出会い、そこに、まったく新しい双方向的な「創造」が生まれ始めた時、それが「映画」に成るのだ、と思っている。すなわち私にとって”映画”とは作るものではなくて”成る”ものなのだ。 だから、映画”地球交響曲”の創造者の半分は、観客自身である、と思っている。(中略)ただ、ひとつはっきりと言えることは、その都度、観客とスクリーンとの間で、まったく新しい”創造”が生まれ続けている、ということだろう。」と書かれていますが、まさにその通りなんだと思います。

内容の感想に入る前に、やっぱり第1番のプロローグをご紹介したい。素晴らしいメッセージです。

かつて、人が花や樹や鳥やクジラたちと 
本当に話ができた時代がありました。
その頃、人は自分たちの命が宇宙の大きな命の一部分であることを誰もが知っていました。
太陽を敬い、月を崇め、風に尋ね、火に祈り、水に癒され、
土と共にに笑うことが本当に活き活きとできたのです。
ところが、最近の科学技術のめざましい進歩と共に、
人はいつのまにか「自分が地球の主人であり、
自然は自分たちのために利用するもの」
と考えるようになってきました。
その頃から、人は花や樹や鳥やクジラたちと話す言葉を
急速に忘れ始めたのです。
我々はこのまま「自然と語り合う言葉」を
永遠に忘れてしまうのでしょうか?
それとも、科学技術の進歩と調和しながら、
もう一度思い出すことができるのでしょうか?



あらら・・・ちょっと長くなってしまいましたね。
内容の感想は次回ということで・・・ スミマセン
(あわててタイトルに「その1」を追加しました。)

地球交響曲第1番公式ガイド

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4 コメント

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思わず… (hitoha)
2006-04-27 20:21:27
この記述を見た途端、メッセージを声に出してよんでしまいました。ほんとうにそうですね。これだけで、内容を期待してしまいます。私は機会がなかったのですが、先ほど上映予定を見たら、京都での上映会のチケットは完売となっていました…

観られた方、みんなが感動したと言われるので、とても気になります。DVDかぁ…ちょっと相談が必要ですねぇ…
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ご専門のhitohaさんに (scops)
2006-04-27 21:10:58
メッセージを読んでもらったら、より感動的でしょうね。聞いてみたい・・・



DVDは高いけど、それ以上の値打ちはあると思いますよ。もう、私の宝物になっています。

上映会はなかなか近くに来ませんね。今回の京都での上映会も半年振りですもの。1~5番まで見ようと思うと単純計算で3年くらいかかるのかな?
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こんばんは ()
2006-04-30 21:43:51
scopsさんの、BLOGでガイアシンフォニーのDVD売り上げ倍増間違いなしですね(笑)

山暮らしを数日してきましたが、今小鳥たちの恋の季節なのか、賑やかにさえずって山道を少し歩けば、子どもの頃から変わらない場所に、ずっと同じ花が咲いている事に感動を覚えました。



これらの植物が、小鳥のさえずりが目の前から消えてしまったら、なんと味気ない世界になることでしょう。
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風さん (scops)
2006-05-01 10:10:12
このたびはお疲れさまでした・・・

元気を取り戻されたようでホッとしています。



山はいいですね。これからも変わらず山の暮らしの記事を書いてください。
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