前回の続きです。
TOPの画像はブナ。
今年はたくさん実がついています。豊作の年なんでしょうか。
森の中は大きくそびえるミズキが満開の花で彩っていました。
ミズキ ミズキ科ミズキ属の落葉高木
春先に枝を切ると水が滴り落ちるためこの名前がついたといわれています。
前にも書きましたが、なぜかこの木にはクマの爪あとやシカがかじったあとが多いです。
シカがかじったあとを臭いでみると、キャベツのような香りがしました。
ミズキの落花
今回、ミズキの花吹雪を体験しました。ものすごい量が降ってきます。
桜のように柔らかくないので、体に当たるとぱちぱちと音がして、風情はそんなによくない。(笑)
アズキナシ
バラ科ナナカマド属 別名 ハカリノメ 落葉高木 樹高10~15m
果実がナシに似ていて、実が小豆のように小さいためこの名前が付いたそうです。
サワフタギ
ハイノキ科ハイノキ属の落葉低木 別名:ルリミノウシコロシ、ニシゴリ
名前のように、典型的なものは細い山間渓流を上から覆うように生育している。
ルリミノウシコロシは物騒な名前ですね。秋にはその名のとおり、きれいなルリ色の実をつけます。
牛殺しは、堅い木なので叩けば牛も殺せるというようなところから付いたようですが、植物の名前は変なのも多いですね。
モリアオガエルの卵塊
コウライテンナンショウ
サトイモ科 テンナンショウ属
アシウテンナンショウ
サトイモ科 テンナンショウ属
クワガタソウ ゴマノハグサ科
ミズタビラコ ムラサキ科キュウリグサ属
タニギキョウ キキョウ科タニギキョウ属 大好きな花
ニホンカワトンボ 渓流に多い透明翅タイプのメス
アゲハモドキ
ガの仲間 一瞬、アゲハチョウの仲間かと思った。まんまと騙された。(笑)
ミネカエデでしょうか?
翼果(遠くへ飛ぶための羽のような物)がまだ付いたまま。発芽してまだそんなに日が経っていないんでしょうね。
一面トリカブト。
毒のある花はシカに食べられないのでどんどん増える。
ナラタケ
タヌキノチャブクロ
ホコリタケの仲間 変わった名前です。(笑)
トゲトゲのある、キツネのチャブクロというのもあります。
先月ご紹介した倒木に生えていたタラノキ。
ちゃんと葉っぱを出していました。たくましい。
何年続けて来ても、いつも新しい発見があります。
この自然の奥深さを実感します。
------------------------------------------
注:この森は現在このコースからの入林が禁止されています。
私たちは10年ほど前からこの森で野鳥調査をしています。調査ということで入林を許可されていますので、そのついでに、その風景や自然の営みをご紹介しています。
TOPの画像はブナ。
今年はたくさん実がついています。豊作の年なんでしょうか。
森の中は大きくそびえるミズキが満開の花で彩っていました。
ミズキ ミズキ科ミズキ属の落葉高木
春先に枝を切ると水が滴り落ちるためこの名前がついたといわれています。
前にも書きましたが、なぜかこの木にはクマの爪あとやシカがかじったあとが多いです。
シカがかじったあとを臭いでみると、キャベツのような香りがしました。
ミズキの落花
今回、ミズキの花吹雪を体験しました。ものすごい量が降ってきます。
桜のように柔らかくないので、体に当たるとぱちぱちと音がして、風情はそんなによくない。(笑)
アズキナシ
バラ科ナナカマド属 別名 ハカリノメ 落葉高木 樹高10~15m
果実がナシに似ていて、実が小豆のように小さいためこの名前が付いたそうです。
サワフタギ
ハイノキ科ハイノキ属の落葉低木 別名:ルリミノウシコロシ、ニシゴリ
名前のように、典型的なものは細い山間渓流を上から覆うように生育している。
ルリミノウシコロシは物騒な名前ですね。秋にはその名のとおり、きれいなルリ色の実をつけます。
牛殺しは、堅い木なので叩けば牛も殺せるというようなところから付いたようですが、植物の名前は変なのも多いですね。
モリアオガエルの卵塊
コウライテンナンショウ
サトイモ科 テンナンショウ属
アシウテンナンショウ
サトイモ科 テンナンショウ属
クワガタソウ ゴマノハグサ科
ミズタビラコ ムラサキ科キュウリグサ属
タニギキョウ キキョウ科タニギキョウ属 大好きな花
ニホンカワトンボ 渓流に多い透明翅タイプのメス
アゲハモドキ
ガの仲間 一瞬、アゲハチョウの仲間かと思った。まんまと騙された。(笑)
ミネカエデでしょうか?
翼果(遠くへ飛ぶための羽のような物)がまだ付いたまま。発芽してまだそんなに日が経っていないんでしょうね。
一面トリカブト。
毒のある花はシカに食べられないのでどんどん増える。
ナラタケ
タヌキノチャブクロ
ホコリタケの仲間 変わった名前です。(笑)
トゲトゲのある、キツネのチャブクロというのもあります。
先月ご紹介した倒木に生えていたタラノキ。
ちゃんと葉っぱを出していました。たくましい。
何年続けて来ても、いつも新しい発見があります。
この自然の奥深さを実感します。
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注:この森は現在このコースからの入林が禁止されています。
私たちは10年ほど前からこの森で野鳥調査をしています。調査ということで入林を許可されていますので、そのついでに、その風景や自然の営みをご紹介しています。
私が行く山で、見られるようなものもあるがですねえ。ミズキの木がキャベツのようなにおいがするとは知りませんでした。
それにミズキの花って、当たったら痛いほどかたい?
タニギキョウ素敵ですよね。大きな葉っぱはミヤマカタバミ?
タラノキも、負けずに元気に育っていますね。
珍しいテンナンショウ、私はどちらも見たことないです。
ナラタケ、シカは食べないんですか。大事な植物を食べて、トリカブトだけが増え続けても困りますよね。
今回も鳥は出てきませんでしたね。
マムシはいませんでした?
ミズキの花、痛いということはありませんが、桜のようにヒラヒラすることもなく、服に当たるとパラパラと音がしました。
タニギキョウはいつみても可憐なところが好きですね。おっしゃるとおり、大きい葉はミヤマカタバミです。
タラノキもたくましいでしょ?このあともしばらく観察してみたいと思います。
鳥はそれなりにいるんで、次回に少し書いてみましょうかね。
マムシ、林道で見たことがあります。森の中で出会った事はまだありませんが、会わないに越したことはありませんね。(笑)