毎年恒例の、気の合う仲間での探鳥旅行。
今年は鳥取県の大山に行ってきました。
高速道路の割引が6月19日までに決まったので混んでいるかなと思いきや、案外スイスイと走れました。天気予報が雨だったことも影響しているんでしょうか。
最初に立ち寄った日野川河口ではコアジサシの繁殖を観察しようとのことだったんですが、時期が少し遅かったかなあ・・・
このコアジサシ、前は結構普通に見られたんですけど、環境省のレッドリストでは今や絶滅危惧種です(絶滅危惧II類)・・・
ちなみに、鳥だけでもこんなに絶滅危惧種がいます。 環境省鳥類レッドリスト(wikipedia)
ちょっと専門的なことになりますが、環境省のレッドリストには「絶滅危惧II類」や「絶滅危惧IA類」などといった、少々わかりにくいカテゴリ別ですが、もともと基準となった国際自然保護連合(IUCN)のカテゴリに当てはめると、コアジサシは「絶滅危惧危急種(VU)」になります。
すぐに護る対策をしないと絶滅してしまう恐れがありますよ、絶滅の危険が増大しています、というもの。
参考:環境省絶滅危惧種情報 IUCNレッドリスト(wikipedia)
ちょっと話が堅くなってしまいましたが、本題へ。
中途半端な時間に宿屋近くへ到着。近くの大山寺周辺を散策する。
季節が合わなかったようで、花は少ない。
ツルアジサイの多さだけが際立っていた。
麓から見た大山。明日はあそこへ登るんだ。
夕食を食べていて気が付くのが遅れた・・・・
あわててカメラを取りに行って、表へ出て・・・ その間にずいぶんと沈んでしまった。こうしてみると、太陽の動きは早い。
宿の周りではキビタキがよくさえずる。
明け方には、いつもの原生林でも聴くことの少なくなったヨタカやトラツグミの声を楽しむ。
翌日は早朝に登山口へ行くが、すでに多くの人。
天気予報が悪くてもこれだから、晴れた日はさぞ多いんでしょうね。
最初から階段状の道が続く・・・
まだ続く・・・
まだまだ続く・・・
結局、こんな道が延々と続く。(笑)
日ごろの運動不足を実感します。鳥が鳴いたり花が咲いていると、ちょうどいい休憩時間となるが、だんだんそれが待ち遠しくなる。(爆)
マイヅルソウ
ユキザサ
クルマバソウ
アズキナシ
コイワカガミ
いつも原生林で見ているイワカガミは亜種オオイワカガミ。
これはたぶん亜種コイワカガミだと思う。
六合目休憩所からの展望
曇っていて見通しがよくないけれど、7合目と8合目の間から日本海方面。
いずれもiphoneで撮影。
パノラマを作れるアプリがあったので、それを利用しました。
これは4~5枚写したが、つなぎ目の違和感を自動で修正してくれるスグレモノ。しかも無料アプリ!
パソコンは幅に制限があるので小さくしていますが、iphoneで見るとよりすごい。
鳥は麓から上までで34種。
主なものとしては、ホトトギス、カッコウ、ツツドリ、ジュウイチ、ミソサザイ、アオバト、オオアカゲラ、アオゲラ、アカゲラ、フクロウ、コルリ、クロツグミ、トラツグミ、マミジロ、シジュウカラ、ヒガラ、ヤマガラ、クロジ、ホオジロなどなど
でもこんな山の上にも、特定外来種に指定されているソウシチョウがいたのは驚きました。
特定外来種とは、
飼っていたものが逃げ出したり故意に野に放ったのが原因で、そのうち繁殖力の強い種が増え、生息域を拡大して、もともと住んでいる生息環境やエサの同じ在来種や新たにエサになるものも含めて、従来の生態系に大きな影響を与えるとされる種です。
ソウシチョウはいい声で鳴くし、姿もきれいなんですけどねえ・・・
彼らに罪はないんですが、どんどん増えると在来種が可哀想なことになります。
下りは雨が降ってきました。
それでもどんどん登る人に出会います。元気な人が多いなあと感心します。(笑)
帰宅してから次の日に筋肉痛が出たので、案外まだ若いのかなあと、妙なところで満足感。(笑)
今年は鳥取県の大山に行ってきました。
高速道路の割引が6月19日までに決まったので混んでいるかなと思いきや、案外スイスイと走れました。天気予報が雨だったことも影響しているんでしょうか。
最初に立ち寄った日野川河口ではコアジサシの繁殖を観察しようとのことだったんですが、時期が少し遅かったかなあ・・・
このコアジサシ、前は結構普通に見られたんですけど、環境省のレッドリストでは今や絶滅危惧種です(絶滅危惧II類)・・・
ちなみに、鳥だけでもこんなに絶滅危惧種がいます。 環境省鳥類レッドリスト(wikipedia)
ちょっと専門的なことになりますが、環境省のレッドリストには「絶滅危惧II類」や「絶滅危惧IA類」などといった、少々わかりにくいカテゴリ別ですが、もともと基準となった国際自然保護連合(IUCN)のカテゴリに当てはめると、コアジサシは「絶滅危惧危急種(VU)」になります。
すぐに護る対策をしないと絶滅してしまう恐れがありますよ、絶滅の危険が増大しています、というもの。
参考:環境省絶滅危惧種情報 IUCNレッドリスト(wikipedia)
ちょっと話が堅くなってしまいましたが、本題へ。
中途半端な時間に宿屋近くへ到着。近くの大山寺周辺を散策する。
季節が合わなかったようで、花は少ない。
ツルアジサイの多さだけが際立っていた。
麓から見た大山。明日はあそこへ登るんだ。
夕食を食べていて気が付くのが遅れた・・・・
あわててカメラを取りに行って、表へ出て・・・ その間にずいぶんと沈んでしまった。こうしてみると、太陽の動きは早い。
宿の周りではキビタキがよくさえずる。
明け方には、いつもの原生林でも聴くことの少なくなったヨタカやトラツグミの声を楽しむ。
翌日は早朝に登山口へ行くが、すでに多くの人。
天気予報が悪くてもこれだから、晴れた日はさぞ多いんでしょうね。
最初から階段状の道が続く・・・
まだ続く・・・
まだまだ続く・・・
結局、こんな道が延々と続く。(笑)
日ごろの運動不足を実感します。鳥が鳴いたり花が咲いていると、ちょうどいい休憩時間となるが、だんだんそれが待ち遠しくなる。(爆)
マイヅルソウ
ユキザサ
クルマバソウ
アズキナシ
コイワカガミ
いつも原生林で見ているイワカガミは亜種オオイワカガミ。
これはたぶん亜種コイワカガミだと思う。
六合目休憩所からの展望
曇っていて見通しがよくないけれど、7合目と8合目の間から日本海方面。
いずれもiphoneで撮影。
パノラマを作れるアプリがあったので、それを利用しました。
これは4~5枚写したが、つなぎ目の違和感を自動で修正してくれるスグレモノ。しかも無料アプリ!
パソコンは幅に制限があるので小さくしていますが、iphoneで見るとよりすごい。
鳥は麓から上までで34種。
主なものとしては、ホトトギス、カッコウ、ツツドリ、ジュウイチ、ミソサザイ、アオバト、オオアカゲラ、アオゲラ、アカゲラ、フクロウ、コルリ、クロツグミ、トラツグミ、マミジロ、シジュウカラ、ヒガラ、ヤマガラ、クロジ、ホオジロなどなど
でもこんな山の上にも、特定外来種に指定されているソウシチョウがいたのは驚きました。
特定外来種とは、
飼っていたものが逃げ出したり故意に野に放ったのが原因で、そのうち繁殖力の強い種が増え、生息域を拡大して、もともと住んでいる生息環境やエサの同じ在来種や新たにエサになるものも含めて、従来の生態系に大きな影響を与えるとされる種です。
ソウシチョウはいい声で鳴くし、姿もきれいなんですけどねえ・・・
彼らに罪はないんですが、どんどん増えると在来種が可哀想なことになります。
下りは雨が降ってきました。
それでもどんどん登る人に出会います。元気な人が多いなあと感心します。(笑)
帰宅してから次の日に筋肉痛が出たので、案外まだ若いのかなあと、妙なところで満足感。(笑)
コメントは又後で書かせて貰います。
鳥も、植物も絶滅危惧種が増えていますね。
環境が違ってくれば、棲むものも、育つものも違ってくるのが当然だとは思いますが、それで済ませてしまうわけにはいきませんね(笑)
私達も、植物の絶滅危惧種の追跡調査の時々出かけますが(私は付いて行くだけですけどね)
伐採やがけ崩れ、林道工等で、ずいぶん減ったものもあります。
新緑の中を歩くのは気持ちよさそうだけど、階段はきついですねえ(笑)筋肉痛って加齢とともにすぐ出なくなるんじゃなかった?と嫌みなことを言って置きましょう
でも本当は時間がたってからとかそうじゃないからっては、関係ないと最近何かで読んだ気がします。使った筋肉で差が出るとか?
scopsさん、素敵なお家ですねえ。真っ赤なポストも、コノハズクのプレート?もしっかり撮影させて貰いました。ブログ載せて良いかなあ。。。本当は挨拶しなければいけないのですが、段取りが違ってお土産が無かったので素通りで失礼しました(汗)
ブログで拝見しましたが、京都へウチョウランを見に来られたのですね。
ご覧いただいたのは、店舗です。
私もその日、いつもの原生林へ行っておりましたので、いずれにしろお会いできませんでした・・・
コノハズク、いいでしょう?(笑)
ちょっと恥ずかしいけど、ブログOKです。
来月、香川と高知へ家族旅行に行きます。ご都合があえば、ぜひお会いしたいです。
その週末は 土曜日も日曜日も、
思いがけないお客さまが 遠方からいらっしゃいました。
大山、最近 行きたいと思うようになりました。
いつか、きっと・・・!(笑)
でも この階段は 登らずに済む方法を考えます(爆)。
それにしても、素晴らしい風景です。
フィトンチット、でしたっけ? 浴びまくり、ですよね。
木々の緑が美しいです。
私には区別のつかない植物も多いのですが、
scopsさんとしては 常識の範囲で 名前がわかってしまうのですか?
ここは標高ごとに林相が変わっていくので、しんどいけれどおもしろいです。
とにかく僕らは鳥や花を見ながらなので、休憩が多すぎ。(笑)
植物は知らないものの方がはるかに多いです。何かな?という好奇心が自分でうれしいのかも。