またまた原生林の話です。小雨降る中、夕方到着したのですが、雨の日にこんなところまで来る物好きは、私たちのグループだけでした。私たちのメンバーはいつも3~5人集まりますが、用事があるか、体調が悪いか、よほどの雨で危険が伴う場合など以外は、普通の雨くらいなら当たり前のように来る人たちばかりです。
「この森は雨が似合う」と皆さん思っているので、晴れようが降ろうが関係なしに楽しみます。久しぶりに雨の森を楽しもうかと思っていたら、降らないんですね。では、貸切の森を楽しみますか・・・
さすがにこの時期になると鳥のさえずりも少なくなります。
メスを獲得するためとか、縄張り宣言の意味でさえずるわけですから、繁殖期が過ぎようとしている今はさえずる必要がなくなってくるのです。
谷はこんな感じで初夏の雰囲気を漂わせています。
歩く谷の様子1 歩く谷の様子2 歩く谷の様子3
50cmを超える立派なツチアケビがありました。 ツチアケビ
今月もモリアオガエルが産卵している木がありました。5月からですから長いですよね。この木はまるで七夕の飾りのようにたくさんの卵塊がぶら下がっています。 七夕?
その下にはちゃんとアカハライモリがオタマジャクシを狙って泳ぎ回っています。 オタマジャクシを狙うイモリ
一見、可哀想だけどこれも自然のしくみ。
モリアオガエルもオタマジャクシになってから池に落ちる。ほかのカエルのように卵の産みっぱなしでは残る数も少ないだろう。これもその環境に適した知恵なんですね。
それに天敵のイモリも動きが鈍い。狙いを定めるでもなく、泳いでいて行き当たりばったりに当たったものに食いつく。しばらく見ていたが、1匹も食べられなかった。そしてこのイモリをえさにするものもいる。それでうまくバランスをとっている。
モリアオガエルは時々、林道の小さな水溜りや水のない場所に卵を産んでいることがあります。「よく見て産まないと水がないよ」と思っていても、次に行くとちゃんと水があるんですよね。雨の予知能力があるようです。それにしても、自然ってうまく出来ていますね、不思議なものです。
この時期はトンボやチョウも多く、鳥より楽しめました。金属光沢の羽が美しいカラスアゲハや目にも鮮やかなミドリシジミの仲間など、目の保養をさせてもらいました。そのきれいなのは撮れなかったんですがたくさんいたナツアカネ
おまけの画像
なぜか虫に好かれる私・・・ 今日は汗を舐めに来るニホンミツバチ。こいつには人気があるんです。ほかの山でもよく経験します。今回は3匹が集まってきました。時々強く舐めるのか、かじられるような痛さ(チクッとするだけなんですが)があったり、髪の毛の中に入ったりすることを除けば、カワイイやつです。 汗を舐めに来るニホンミツバチ
もうひとつおまけ
長いこと通っていますが、初めてマムシに出会いました。林道の瓦礫の上で日向ぼっこをしていました。結構大きくて太い立派な?マムシですよ。 マムシ
8・9月は休んで、次回は10月に訪れる予定です。
「この森は雨が似合う」と皆さん思っているので、晴れようが降ろうが関係なしに楽しみます。久しぶりに雨の森を楽しもうかと思っていたら、降らないんですね。では、貸切の森を楽しみますか・・・
さすがにこの時期になると鳥のさえずりも少なくなります。
メスを獲得するためとか、縄張り宣言の意味でさえずるわけですから、繁殖期が過ぎようとしている今はさえずる必要がなくなってくるのです。
谷はこんな感じで初夏の雰囲気を漂わせています。
歩く谷の様子1 歩く谷の様子2 歩く谷の様子3
50cmを超える立派なツチアケビがありました。 ツチアケビ
今月もモリアオガエルが産卵している木がありました。5月からですから長いですよね。この木はまるで七夕の飾りのようにたくさんの卵塊がぶら下がっています。 七夕?
その下にはちゃんとアカハライモリがオタマジャクシを狙って泳ぎ回っています。 オタマジャクシを狙うイモリ
一見、可哀想だけどこれも自然のしくみ。
モリアオガエルもオタマジャクシになってから池に落ちる。ほかのカエルのように卵の産みっぱなしでは残る数も少ないだろう。これもその環境に適した知恵なんですね。
それに天敵のイモリも動きが鈍い。狙いを定めるでもなく、泳いでいて行き当たりばったりに当たったものに食いつく。しばらく見ていたが、1匹も食べられなかった。そしてこのイモリをえさにするものもいる。それでうまくバランスをとっている。
モリアオガエルは時々、林道の小さな水溜りや水のない場所に卵を産んでいることがあります。「よく見て産まないと水がないよ」と思っていても、次に行くとちゃんと水があるんですよね。雨の予知能力があるようです。それにしても、自然ってうまく出来ていますね、不思議なものです。
この時期はトンボやチョウも多く、鳥より楽しめました。金属光沢の羽が美しいカラスアゲハや目にも鮮やかなミドリシジミの仲間など、目の保養をさせてもらいました。そのきれいなのは撮れなかったんですがたくさんいたナツアカネ
おまけの画像
なぜか虫に好かれる私・・・ 今日は汗を舐めに来るニホンミツバチ。こいつには人気があるんです。ほかの山でもよく経験します。今回は3匹が集まってきました。時々強く舐めるのか、かじられるような痛さ(チクッとするだけなんですが)があったり、髪の毛の中に入ったりすることを除けば、カワイイやつです。 汗を舐めに来るニホンミツバチ
もうひとつおまけ
長いこと通っていますが、初めてマムシに出会いました。林道の瓦礫の上で日向ぼっこをしていました。結構大きくて太い立派な?マムシですよ。 マムシ
8・9月は休んで、次回は10月に訪れる予定です。
天敵イモリ対策ですね。
でも、オタマジャクシになる前、木にぶら下がっている間にも他の誰かに狙われることもあるんでしょうか。
まぁそれでもscopsさんのおっしゃるように「卵産みっぱなし」よりも生存率は高くなっているのでしょうね。
私なんかは「田んぼ」にコラーゲン状の黒い粒々のような卵しか見たことないので、カエルのような動物にも生きる知恵が働くなんて、とても不思議に見えます。
私も負けないように頑張ります!
中には地面に近いところに産む無精者もいますが、これはヘビなどにやられるかもしれませんね。
でも思っている以上に、生き物それぞれにいろんな工夫をしているものですよ。感心することが多いです。
それから、記事の途中で写真を入れる方法も分かりません。
よかったら、教えてください。
ご自分で契約しているプロバイダーのサーバーの一部を借りられるはずですよ。容量は色々ですが、2~100MBと幅広いようなので、ご確認された方がいいと思います。
そしてサーバーへ転送するには転送ソフトが必要ですが、
http://www2.biglobe.ne.jp/~sota/ffftp.html から無料でダウンロードできます。
それらの準備をしておけば、あとはタグを使って指示するだけです。
例えば、クリックしたら画像が出てくるのは
<A href=”http://www.○○○(HPをがあるならその名前)/フォルダ名/ファイル名”>ブログに文章として出す文字</A>
target=”_blank” というのをファイル名”の次に入れておけば、クリックした時に別のページとして開きます。
本文中に画像を入れる場合は
<IMG src=http://www.○○○(HPをがあるならその名前)/フォルダ名/ファイル名”>
ただし上の文字は、ここでは全角で書かないと表示されませんのでそうしていますが、実際には半角英数で入力してください。あとはファイル名と文章を変える応用だけです。
あ、それからファイルは大きいままじゃなくて、なるべく小さく加工したほうが見る方に負担が少ないです。(特に本文中に画像を入れる場合)
では、ご健闘を!
「ものぐさ」ですいません。。。
でもこうやって、人から教えていただいた方が関心を持ちやすくなりますし、理解も早いですよね!
チャレンジしてみます!
いつもいつも、ありがとうございます!(感謝)