春のタカの渡り

まだまだ寒いようでも、季節はちゃんと巡っているんですね。花は少し遅れているようですけれど、私の気になる「鳥」たちはというと、琵琶湖のオオワシは北へ帰ったようですし、カモたちも少しずつ帰っていく季節になりました。一方、南や西からは「春のタカの渡り」が始まったという知らせをいただきました。
「秋のタカの渡り」の壮大さには及ばないものの、日ごろ見ることの少ないタカをじっくり見られるいい機会です。今はまだノスリ、ハイタカ、ツミといったタカがポツリポツリと渡っていますが、そのうち数も増えだし、４月になればサシバ、５月にはハチクマといったタカが大きな群れになってやってきます。

連綿と続くこの自然の営みには、ただただ圧倒されるのみです。何年も見ていますが、このワクワクしながら空を見上げる気持ちはいつも新鮮です。こんなに「自然」を体感できるものはそんなにないと思うくらいです。
一日中空を見ていても飽きません、たとえ飛ばなくても。私にとって、こんなにスローでワクワクの時間は、他では味わえない一番の贅沢なひとときなのです。

秋の渡りのときのブログからＴＢを張っておきますので、こちらも見てください。
興味をもたれた方は　タカの渡り全国ネットワーク　http://www.gix.or.jp/~norik/hawknet/hawknet0.html　をご覧下さい。