原生林を歩いてきた続きです・・・やはり10月ともなると夜明けが遅いですね。曇っていたせいもあるのでしょうか、出発はもう6時になっていました。原生林を歩くと、こんなきれいな苔むした木がたくさんあります。 もうちょっと大きく
今日は声に縁があるのか、歩き出してまもなく、遠くから「グォ~~ン」と昨夜の声とはまた違う、野太い声。ひょっとしたら奴かもしれない・・・
ここはクマの多いところ。最近人が多く入っているとはいえ、油断は禁物。でも、遠くからでも見たい。
これだけ通っても、残念ながら今までに2回しか遭遇していない。
1回は、沢で水を飲んでいてこちらに気付くのが遅れたようで、こちらが気付くと同時に、あっという間に斜面を登っていった・・・背中しか見えなかった。
もう1回は峠で休憩している時、下でクマの声がした・・・でも姿は見えなかった。
この画像は今回撮ったものですが、クマが木に体をこすりつけたものです。上の方に爪あとも見えます。 もうちょっと大きく
地面から泥の上までで、約130~140cmありました。頭の部分を足すと170cmくらいの結構大きなクマのようです。
爪あとはアチコチにたくさんあります。気が付いている人は少ないようですけど、知ると、畏怖とともに同じ空間にいることの幸せを感じます。
私はクマは怖いけれども、恐ろしいものではないと思っています。少し注意を払えば不幸なでいは避けられるはず。人馴れしてしまったクマは恐ろしいが、これも人間が作り出してしまった不幸なクマです。
以前に、クマについて書いた過去ブログ---→クマの棲む森へ
サワフタギがきれいな青い実を付けていました。
もうちょっと大きく
春にはこんなきれいな白い花が咲いていたんですよ。サワフタギ
そうかと思えば、今回残念だったのはナラ枯れ病が更に深刻化しているようで、たくさん木が倒れたり枯れたりしていました。これも温暖化が影響していると言われています。
せっかくブナの実が豊作なのに、ミズナラやコナラのドングリが少なくなって、またクマが里へ降りてきて駆除されてしまうのでしょうか・・・
ツキノワグマの生息数は8000~12000頭と推定されていますが、狩猟や有害駆除として殺されるツキノワグマはなんと毎年2000頭前後にも上ります。
クマは豊かな自然のシンボル。
そのクマが山でも棲みにくくなって里へ来ては殺される。聞くに堪えないニュースをまた何度も耳にしなければならないことになってしまうのでしょうか・・・
クマも棲めないということは、それだけ自然界が傷んでいるということ。人間にとっても大きな警告であることは間違いのないはずです。
今回は、森が傷んでいるのが目に付いたので、ついつい大好きなクマのことが心配になって長文になってしまいました。ご容赦下さい。
今日は声に縁があるのか、歩き出してまもなく、遠くから「グォ~~ン」と昨夜の声とはまた違う、野太い声。ひょっとしたら奴かもしれない・・・
ここはクマの多いところ。最近人が多く入っているとはいえ、油断は禁物。でも、遠くからでも見たい。
これだけ通っても、残念ながら今までに2回しか遭遇していない。
1回は、沢で水を飲んでいてこちらに気付くのが遅れたようで、こちらが気付くと同時に、あっという間に斜面を登っていった・・・背中しか見えなかった。
もう1回は峠で休憩している時、下でクマの声がした・・・でも姿は見えなかった。
この画像は今回撮ったものですが、クマが木に体をこすりつけたものです。上の方に爪あとも見えます。 もうちょっと大きく
地面から泥の上までで、約130~140cmありました。頭の部分を足すと170cmくらいの結構大きなクマのようです。
爪あとはアチコチにたくさんあります。気が付いている人は少ないようですけど、知ると、畏怖とともに同じ空間にいることの幸せを感じます。
私はクマは怖いけれども、恐ろしいものではないと思っています。少し注意を払えば不幸なでいは避けられるはず。人馴れしてしまったクマは恐ろしいが、これも人間が作り出してしまった不幸なクマです。
以前に、クマについて書いた過去ブログ---→クマの棲む森へ
サワフタギがきれいな青い実を付けていました。
もうちょっと大きく
春にはこんなきれいな白い花が咲いていたんですよ。サワフタギ
そうかと思えば、今回残念だったのはナラ枯れ病が更に深刻化しているようで、たくさん木が倒れたり枯れたりしていました。これも温暖化が影響していると言われています。
せっかくブナの実が豊作なのに、ミズナラやコナラのドングリが少なくなって、またクマが里へ降りてきて駆除されてしまうのでしょうか・・・
ツキノワグマの生息数は8000~12000頭と推定されていますが、狩猟や有害駆除として殺されるツキノワグマはなんと毎年2000頭前後にも上ります。
クマは豊かな自然のシンボル。
そのクマが山でも棲みにくくなって里へ来ては殺される。聞くに堪えないニュースをまた何度も耳にしなければならないことになってしまうのでしょうか・・・
クマも棲めないということは、それだけ自然界が傷んでいるということ。人間にとっても大きな警告であることは間違いのないはずです。
今回は、森が傷んでいるのが目に付いたので、ついつい大好きなクマのことが心配になって長文になってしまいました。ご容赦下さい。
上記の写真、爪あとの残る木が生々しいです。
こわっ。
小さい頃、私が住んでいた所は山が多く、遊んでいた山道にはクマの足跡があり、子供ながらにクマに遭遇した時の対処法を練習しましたね・・・。
えっ?死んだふりですよ~。
死んだふりってダメなんですってね・・・。
逃げるのが一番と聞きます。
そういえば、クマと格闘した男性がTVに出ていました。秋になると里におりてくるといいますね~。
scopsさんも気をつけて下さいねっ。
クマの食べ物が山に減っている。本当に、これはゆゆしき問題です・・・。山林を減らしてしまったのは、誰でもない人間ですからね。
なんとか今年は殺されずに済むように祈ってるんですけどねぇ・・・・・
今日、10月入ってやっと岩間山に行くことができて、ノスリやハヤブサを見てきました。広い空を見ているだけでも、気持ちがいいです
原生林に時どき行かれるのですか。苔の緑がとても綺麗「サワフタギ」の実も花も素敵ですね。自然の作り出す色って違うんですね。それにしても、里に出てくるクマのことですが…いたたまれません。自然の恵みを大切に、自然に対して人が謙虚になれればいいのにな…と思います。
ところで私の家も、冬に時どきですが火鉢に火を入れます。それでお餅を焼くとほんとに味が違いいます。
いつもながら原生林は良いですね。でもクマがいると言うことですと、夜など気をつけないとクマも驚いて、襲いたく無くても襲うことになり兼ねませんね。scopsさん2度も遭遇したのですか。羨ましいようなちょっと恐いような。私はニホンカモシカと見つめ合ったあの風景がいまだに忘れられません。
サワフタギ名前は聞いたことがあるけど、実物は見てないように思います。実の色も花も綺麗ですね。scopsさんの写真を見ていると山に行きたくなります。
よく熊に襲われたという話も聞きますし。。。
いくら熊が臆病って言ったって、
たぶん私のほうが臆病に決まってますから!
ビビッてしまいます
動物はもともとダメな方なんですよ
11月の12日か13日に高槻市民会館でガイアシンフォニー第3番があるそうです。
私は行けないのですが、情報まで。。。
ここまで季節が進んでくると、タカの渡りの数は減るものの、ホントに気持ちがいいですよね。
私はこの日、日ごろの罪滅ぼしに家族サービスしてました。
原生林は真夏と真冬以外の年7回ほど行きます。
行くたびに必ず新しい出会いや発見があって、楽しいです。
hitohaさんのおっしゃるように、謙虚になるべきですね。ただ単にここへ来てきれいな景色を見るというのではなくて、謙虚に接していると小さな花や虫・鳥などもよく見えてきて、特に気持ちの面での癒しの恵みも大きくなるんだと思います。
炭もいいですよね。
なにかで時々気持ちをほぐしていかないと、気が付けば本当の自分を見失いそうな危うい時代ですから・・・
これからもよろしくお願いします。
風さんらしいなと思ってます。
あの日、高知は天気がいまいちだったと思いますが、たぶんあとで天候が回復してきて400あまりの数になったんじゃないかと思います。でもまたいつか巡り会うこともあるでしょう。(笑)
私もいろんな動物に出会いました。山で動物に会うと怖い反面、うれしいですね。
でも、それ以上にうれしいという気持ちが湧いてきてしまうんですねぇ。ちょっと困ったもんですが、一緒に行っている人みんなそうなんです。変わったグループ?
初めて出会ったときも、逃げるクマを見たいあまり、みんな前へ行きましたから・・・
でも3人いるとまず襲っては来ないと思いますよ。
パワフルなrrounddさんにも苦手なものがあったんですね。
一番観たいガイアシンフォニー第3番の情報をありがとうございます。
両日ともすでに予定が入っていて行けないのがとても残念です。特に13日なんて催される高槻市に行く用事なんですよ。法事なんで抜け出すわけにも行きませんから、次の機会を待ちます・・・