店主のだらだら草子

スローライフを目指すi-sumi.com店主の気ままな日記

老舗の展覧会

2011年04月25日 | スローライフ
京都御苑のとなりに「とらや」さんがあるのですが、そこで所蔵品展があるというので行ってきました。
「とらや」と言えば、東京の赤坂にある羊羹で有名な和菓子屋さんですが、もともと京都で創業されたお店で東京遷都と同じくして東京に本社を移されました。



京都のとらやさん



とらやさんでは、十四代目さんが主に収集したという美術品の数々を、このお店に隣接する「虎屋京都ギャラリー」で無料公開されています。(5/8まで)
とらや京都一条店 地図

今回は私の好きな竹内栖鳳をはじめ、土田麦僊、堂本印象、橋本関雪など十数点が展示されていましたが、まだまだたくさんの所蔵品があるそうで、今後が楽しみです。



今回のお目当て、竹内栖鳳の作品(資料を撮影)


今のご時勢では一企業がこういった美術品を収集するのは難しいんでしょうけど、ゆとりのあった時代ならではですね。
文化・芸術は、こういったゆとりや無駄とも思われる中から育つことが多いと思うんですが、古きよき時代という過去のものとなってしまうのでしょうか?

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4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
伝統 (bulbul)
2011-04-27 05:30:45
 今も売られてるかなぁ"ゴルフボール"って最中、紅茶の羊羹、正に京都、「革新と伝統」の同居。好感をもって見つめてるお菓子屋さんです。
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bulbulさま (scops)
2011-04-27 14:18:06
古い街だけど新しい物好きの京都。
面白いお店はたくさんありますねえ。
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文化や芸術 (hitoha)
2011-05-01 15:07:42
ご無沙汰をしております。
目まぐるしいだけで4月が終わってしまいました。よほど意識をしないと、流されそうです。地に足をつけて、がむしゃらに進むことはやめて”ゆとり”を今年度こそは持ちたいです。

5月8日までですか。行けるかな。行きたいです!
文化や芸術は”効率”といったこととは、違うところに存在していますね。。。
古き良き時代のものにしてしまいたくないですね
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hitohaさま (scops)
2011-05-01 20:31:55
経済的には効率化が必要ですけど、社会には文化・芸術も包容できる器の大きさが大事ですよね。
その点が、なにかちょっと心配になるこの頃です・・・
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