原生林を歩く ２

毎月恒例の原生林へ行ってきました。森は今、一番賑やかな季節です。

５月から土曜日が休めるようになったので、少し早い目に現地に着く。すでに久しぶりに参加の友人が来ていたのでさっそく酒盛り。今日はとってもビールによく合う、とっておきのスモークチーズをおつまみに持参した。

まずビールで盛り上がり、次にこの友人が持ってきてくれたバーボンを飲む。久しく飲んでいなかったが、私の好きな酒だ。思わぬ差し入れに杯が進む。ランプの明かりと時折鳴く夜の鳥の声を聴きながらいい気分で飲むので、自然とピッチが早くなるらしい。

案の定酔っ払って、聴きたかったコノハズクの声を聴き逃した。この鳥は小型のフクロウの仲間で、最近めっきりと数が減ってしまった。酒を飲まない別の友人はちゃんと聴いていたのに・・・残念。

二日酔い気味で朝を迎える。
いくら飲んでいても、この時期ここへ来ると朝の鳥のコーラスを聴くために４時には起きる。５時になると声が半減してしまうので、何が何でも起きる。

今は１年中で一番「さえずり」の多い時期だ。期待に違わず今朝は賑やかだ。
オオルリ、ホトトギス、ヒガラ、ヨタカ、ツツドリ、アカショウビンなどこの朝は１７種が歌った。キツツキの仲間も時おりドラミングで樹を震わす。
寝袋に包まってひとしきり彼らの歌を聴く。まさに至福のひととき・・・・・

続きは次回。