![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/46/36/172ba8da428c2131fc38d16ee651ecb7.jpg)
鳥好きバーダーでも、この字を読める人は少ないんじゃないかな?
「善知鳥」と書いて「ウトウ」と読みます。(私も知りませんでしたが・・・笑)
ちょっと鳥に詳しい人ならご存知だと思いますが、海鳥で北海道天売島での繁殖が有名です。アイヌ語で「突起」を意味するそうですが、その名の通り、くちばしに突起があります。
ウトウはこんな鳥⇒ウトウ
実はこのお酒、前に紹介した青森の銘酒「田酒」の大吟醸版なのです。
いつもの酒屋へ行くと、いつものオバちゃんと違う人が、
「ウトウが入りましたよ」「えっ?ウトウて何ですのん?」
「あの田酒の大吟醸です。どうです?」(ん~、今ちょっとフトコロが・・・)
「2・3日もしたらなくなってしまうので、今買(こ)うとかはったほうがええよ。めったに入らへんし」
(めったに入らへん)殺し文句だわ・・・
「じゃあ4合瓶のほうを1本」(いつものお酒の3倍ほどします)
それでもこのお店は良心的。ネットで買うよりずっと安い。
1ヶ月ほどしてからまた別のお酒を買いに行ったときのこと。
いつもの女主人が応対に出てくれた。
「この前、善知鳥を買うたんやけど、もったいのうてまだ飲んでへん」
「あれ、まだちょっと若いなあ。一升瓶? 一升瓶やったら9月頃やけど、4合瓶やったらお盆過ぎくらいが飲み頃やと思うわ」
(盆にはちょうど息子も帰ってくるし、一緒に飲もう!)うまかったのは言うまでもない(笑)
いつもお酒のこと詳しいと思っていたけど、このオバちゃん、やっぱりただものやない。
どの酒のこと聞いても、セールストークじゃない自分の意見を持ってる。
きっと店の酒、ほとんど試飲してると思う。(笑)
たぶん酒焼けだろうハスキーボイスも、迫力に拍車をかけます。
酒に関しては、一目も二目も置くオバちゃんなのです。
やっぱ、買う時はこのオバちゃんやなあ。
それにしても、ウトウとは地味な鳥の名前を付けたもんだなあと思い、ちょっと調べてみました。
ウトウというと北海道のイメージだし、酒蔵のある青森とどんな関係?
なんと、青森市はずっと以前「善知鳥村」と呼ばれていたそうです。でもなぜ「ウトウ」と読まれるようになったかは、いくつか説はあるもののまだ謎だそうです。
昔は青森でもウトウは普通に見られたのでしょうか?
ちなみにウトウは「青森市の鳥」になっているそうです。
一説には「大群の魚が岸に近付いた事を教えてくれる鳥」から良いことを知らせる鳥として「善知鳥」と呼ばれたそうですが、私の無責任な推測に寄ると、そのころにはアイヌの人との交流もあって、「ゼンチドリ」と呼んでいた青森の人も、アイヌの呼び名に変えた・・・のではないかなあ?
おまけ
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/40/5c/9df31af2595f3abd76d6f7303867233b.jpg)
原生林へ行く時にコンビニに立ち寄ったら、この焼酎が目に入り思わず購入。
「告天子」(こくてんし)
「こうてんし」とも読みますが、「ヒバリ」のことです。
お酒でもいろいろとバードウォッチングができますなあ。(笑)
「善知鳥」と書いて「ウトウ」と読みます。(私も知りませんでしたが・・・笑)
ちょっと鳥に詳しい人ならご存知だと思いますが、海鳥で北海道天売島での繁殖が有名です。アイヌ語で「突起」を意味するそうですが、その名の通り、くちばしに突起があります。
ウトウはこんな鳥⇒ウトウ
実はこのお酒、前に紹介した青森の銘酒「田酒」の大吟醸版なのです。
いつもの酒屋へ行くと、いつものオバちゃんと違う人が、
「ウトウが入りましたよ」「えっ?ウトウて何ですのん?」
「あの田酒の大吟醸です。どうです?」(ん~、今ちょっとフトコロが・・・)
「2・3日もしたらなくなってしまうので、今買(こ)うとかはったほうがええよ。めったに入らへんし」
(めったに入らへん)殺し文句だわ・・・
「じゃあ4合瓶のほうを1本」(いつものお酒の3倍ほどします)
それでもこのお店は良心的。ネットで買うよりずっと安い。
1ヶ月ほどしてからまた別のお酒を買いに行ったときのこと。
いつもの女主人が応対に出てくれた。
「この前、善知鳥を買うたんやけど、もったいのうてまだ飲んでへん」
「あれ、まだちょっと若いなあ。一升瓶? 一升瓶やったら9月頃やけど、4合瓶やったらお盆過ぎくらいが飲み頃やと思うわ」
(盆にはちょうど息子も帰ってくるし、一緒に飲もう!)うまかったのは言うまでもない(笑)
いつもお酒のこと詳しいと思っていたけど、このオバちゃん、やっぱりただものやない。
どの酒のこと聞いても、セールストークじゃない自分の意見を持ってる。
きっと店の酒、ほとんど試飲してると思う。(笑)
たぶん酒焼けだろうハスキーボイスも、迫力に拍車をかけます。
酒に関しては、一目も二目も置くオバちゃんなのです。
やっぱ、買う時はこのオバちゃんやなあ。
それにしても、ウトウとは地味な鳥の名前を付けたもんだなあと思い、ちょっと調べてみました。
ウトウというと北海道のイメージだし、酒蔵のある青森とどんな関係?
なんと、青森市はずっと以前「善知鳥村」と呼ばれていたそうです。でもなぜ「ウトウ」と読まれるようになったかは、いくつか説はあるもののまだ謎だそうです。
昔は青森でもウトウは普通に見られたのでしょうか?
ちなみにウトウは「青森市の鳥」になっているそうです。
一説には「大群の魚が岸に近付いた事を教えてくれる鳥」から良いことを知らせる鳥として「善知鳥」と呼ばれたそうですが、私の無責任な推測に寄ると、そのころにはアイヌの人との交流もあって、「ゼンチドリ」と呼んでいた青森の人も、アイヌの呼び名に変えた・・・のではないかなあ?
おまけ
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原生林へ行く時にコンビニに立ち寄ったら、この焼酎が目に入り思わず購入。
「告天子」(こくてんし)
「こうてんし」とも読みますが、「ヒバリ」のことです。
お酒でもいろいろとバードウォッチングができますなあ。(笑)
10年ほど前ですが、天売島に行った時、ウトウの帰巣シーンを見ました。夕方~夜、たくさんのウトウが海から帰ってきて、半島の崖にある巣に入ります。それを狙って、餌を横取りしようとするウミネコもいました。
観察用の木道があって、すぐ足元にウトウがいます。壮観でした。
青森市のウトウは不思議ですね。やっぱり、昔はウトウがいたんでしょうね。
その昔、今よりもうちょっと寒くって、ウトウが青森にいたのかもしれませんね。
アイヌ語とは別に、烏頭でウトウと言うこともあるのかもしれません。
絵があったらもひとついいのに・・・。
何だか美味しそうなお酒ですね。
飲んだらウトウトしてしまいそうだ!
天売島のウトウは見に行きましたけど、ウミネコに餌を盗られっぱなしでかわいそうでした。
真っ赤な夕日がきれいでしたね。
ウミネコはカラスと一緒で、悪さをしますよね。魚を獲るのは、カモメよりはるかにうまいでしょうから、健気に何度でも獲りに行くんでしょうね、ちゃんと育ってるようですから。
そして なんだかんだで、どんな時でも やっぱり お酒を飲んでしまう(笑)。
そして ラベルデザインが 「うまいよ!」と言っている気がするお酒たち。
鳥好きのお酒好きには たまらないのでしょうね~。
scopsさんは 「イケる口」だったんですね(笑)。
お酒をよりおいしく飲むための口実みたいなものでして・・・。(爆)