店主のだらだら草子

スローライフを目指すi-sumi.com店主の気ままな日記

放送劇「赤い鯨と白い蛇」

2007年08月21日 | スローライフ
先日、ブログ友hitohaさんが出演された、放送劇「赤い鯨と白い蛇」を鑑賞してきました。
これはもともと映画の作品で、公式サイトによると、2005年の作品だそうです。まだ新しい。(TOPの画像は公式サイトより)


あらすじは
老境を迎えた雨見保江は、かたときも携帯電話を手放さない孫娘・明美に連れられて息子夫婦の家に向かう途中、まるで引き寄せられるかのように、かつて戦時中に疎開していた館山の古い茅葺きの家を訪れた。(中略)
海辺の町の、古い茅葺きの家に集った五世代の女性たちは、そこで互いの人生を交差させながら、自分の胸の中の本当の想いを、いま一度見つめ直していく。そのかけがえのない出会いにより、彼女たちは再び未来に目を向けるようになる。 (公式サイトより抜粋) 


登場者が5人しかいないこの物語ですが、それぞれの5世代の女性たちの人生が交差する展開に引き込まれてしまいます。
放送劇のいいところは、映像がないので言葉の重みが違うんですね。映画だとついつい聞き流してしまうこともあるけれど、しっかりと言葉を聴くことができます。

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シネマトピックスオンラインというサイトにこんな解説が載っていました。
さすがにうまく解説してるなあと思いましたので一部ご紹介します。

私たちは、日常に埋もれ、いろいろな出来事が慌しく過ぎ去る時代を生きています。日々、様々な悩みを抱え、苦しみを迎え…それでもやっぱり前に進んでいくのです。

大切だった人や出来事を、あなたは心に留めていますか?

誰にでも心に残る大切な思い出があるでしょう。それは、家族と過ごした子供時代のことかもしれないし、またある人にとっては、歯を食いしばり、人知れず涙した青春時代のことかもしれません。
日常に忙殺され、普段、思い出さなくても、心に受けた影響はふとした瞬間に蘇ってくるものです。過去なくして現在はありえません。良い出来事、苦い出来事のひとつひとつが今の自分を作っているのです。
そしてそれらの出来事は、その人が確実に存在していた証でもあるのです。この「赤い鯨と白い蛇」は、自分が生きていく中で出会った人たちや出来事が、前に進むには必要なのだ、忘れないで覚えていてほしいという、いつの時代にも共通な普遍的な願いが込められた、次代に伝えたい作品です。

もっと詳しく知りたい方はこちらをご覧ください。

hitohaさんと出会う前はあまり縁のなかった世界ですが、おかげさまで新しい視野が開ける思いです。hitohaさん、いつもありがとうございます。また次回も楽しみにしています。

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10 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
ありがとうございます♪ (hitoha)
2007-08-21 22:07:31
scopsさん、先日はお忙しい中、劇団公演にお越しいただいてありがとうございました。
記事にも書いてくださり、嬉しいです

リンクのサイト、見ましたがそこに書かれていることを読んで、ほんとにそのとおりだと思いました。
それぞれの経験や考えることは違うかもしれませんが、誰にでも共通することですね
静かではあるけれど、深い内容の物語だと思います。

ところで、トラックバックさせていただこうと思ったのですが、URLが不正とされてしまってできないのですが…なぜでしょうね??

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hitohaさま (scops)
2007-08-21 22:27:25
こちらこそありがとうございました。

誰にでも共通するテーマだからこそ、見る人それぞれが自分なりの思いを持って聴き入ることができるんでしょうね。素晴らしい物語でした。

トラックバックできませんか・・・
ホントにウチのブログは不正ブログなのかもしれませんよ~(笑)
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scopsさん ()
2007-08-23 22:00:57
放送劇お聞きになったのですね。こういう映画があることを知りませんでした。解説さすがですね。
映画は高知ではやらないかもしれませんが、DVD等で評判が良くなったら県民が選ぶ映画などでもやるかもしれないので気をつけてみます。
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風さま (scops)
2007-08-23 22:46:12
ブログのおかげでいろんな世界が広がります。

この放送劇を見て(聴いて)、映画も観たくなりました。
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映画も♪ (hitoha)
2007-08-23 23:06:44
scopsさん、風さん、こんにちは!
私は映画を観たのですが、静かで美しい映画でした。
人生っていいなって思える作品って、こんな世の中だからこそ、たいせつにしたいなと思います。

scopsさん、トラックバックもありがとうございます。あれから何度も何度も試みましたが、URLの形式が違うとのメッセージが出てしまい、できませんでした。…けっしてscopsさんのサイトがあやしいのではないようです…(笑)
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こんにちは ()
2007-08-27 13:14:26
hitohaさんこんにちは!いつもscopsさん所でお目にかかって、放送劇されている方ってどんな方なんだろうと想像しています。
茅葺き屋根に生まれ育ちかなり長い間生活していました。葺き替えの技術などの問題で今は建て替えられて瓦屋根になっていますが、今もあの茅葺きの家の風景は心に残っています。
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hitohaさま (scops)
2007-08-27 23:27:44
もうDVDの発売が決まったそうですね。私も一度観てみたい映画です。
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こんにちは♪ (hitoha)
2007-08-28 01:19:30
風さんの住んでらしたお家は茅葺き屋根だったんですね。映画の茅葺き屋根のお家もステキでしたし、それからこの春に行ったんですけど、茅葺きのお家でのコンサート♪ここの雰囲気もステキでした。

茅葺きって、よい状態にしておくのはきっとたいへんなんでしょうね。でも、家もそこに住まう人と一緒に生きているって感じがして…いいなって思います。

放送劇をするhitohaは…こんな感じです。
よかったらのぞいてみてください。↓
http://www.h5.dion.ne.jp/~hitoha/
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DVD♪ (hitoha)
2007-08-28 01:21:45
scopsさん、もう発売されるのですね!
いろんな世代の人が一緒に観られる映画だと思います。特に女性は共感できるところが多いかも
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こんばんは ()
2007-09-01 23:09:30
hitohaさん、放送劇の紹介ありがとうございました。今hitohaさんの、素敵な朗読を聞きながらこれを書いています。「里の春山の春」まだ全部拝見してないですが、素敵なhitihaさんの世界見せて頂きます。
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