やっと雨の降らない原生林です。
全般的には雨が少なかったにもかかわらず、なぜかここへ来るといつも雨。
確かに雨の似合う場所だけど、そろそろ雨にも飽きてきた。
そんな思いが通じたのか、朝方わずかに落ちてきた雨粒もその後続かず。
街中の暑さがうそのようです。
夜は肌寒いくらい。朝のうちは歩き出しても汗もかかない。心地よい。
(画像はすべて、クリックすると大きくなります)
アカショウビンの声に送られて出発です。
この時期になると、鳥のさえずりもずいぶんと減って、さすがに一時の華やかさはなくなりますが、それでも少なくなったとはいえ、まだまだ美声を競っているものもいて、さらに幼鳥の出現もあって結構忙しい。
今月も白い花が多い。
左:ノリウツギ 右:イワガラミ
このほかにもツルアジサイ、ナツツバキなどの白い花が目立ちます。
キノコも白い。(笑)
左端はシロキクラゲだが、ほかの名前はわかりません。
木の実は今年は豊作になりそうです。
左:ブナ 右:オニグルミ
トチもたくさん実をつけていました。
足元の低いところに、キツツキの開けた穴がありました。
いつもこの力強さには感心させられます。
右のは穴をアップにしました。その鋭さが伝わるでしょうか?
ほかにも「わたし的」に面白いものはたくさんあるんですけど、タカに襲われた鳥の羽だったり、動物のウンチに群がる虫だったり、オオナメクジだったり… そんなのは載せない方がいいですよね。(笑)
街中と比べりゃずいぶんと涼しいんですが、それでも林道へ戻ってくるころになると、さすがに夏を実感させられます。
でもところどころにある、自然のクーラーで涼むことができます。
上に木が覆った小さな沢から吹く風は、驚くほど涼しいです。
これからは鳥も静かになり、調査も10月までお休みです。
原生林の記事は10月になればまたお伝えしようと思います。
おまけ
命名・・・トトロ杉(笑)
------------------------------------------
注:この森は現在このコースからの入林が禁止されています。
私たちは10年ほど前からこの森で野鳥調査をしています。その調査の継続ということで入林を許可されていますので、そのついでに、その風景や自然の営みをご紹介しています。
全般的には雨が少なかったにもかかわらず、なぜかここへ来るといつも雨。
確かに雨の似合う場所だけど、そろそろ雨にも飽きてきた。
そんな思いが通じたのか、朝方わずかに落ちてきた雨粒もその後続かず。
街中の暑さがうそのようです。
夜は肌寒いくらい。朝のうちは歩き出しても汗もかかない。心地よい。
(画像はすべて、クリックすると大きくなります)
アカショウビンの声に送られて出発です。
この時期になると、鳥のさえずりもずいぶんと減って、さすがに一時の華やかさはなくなりますが、それでも少なくなったとはいえ、まだまだ美声を競っているものもいて、さらに幼鳥の出現もあって結構忙しい。
今月も白い花が多い。
左:ノリウツギ 右:イワガラミ
このほかにもツルアジサイ、ナツツバキなどの白い花が目立ちます。
キノコも白い。(笑)
左端はシロキクラゲだが、ほかの名前はわかりません。
木の実は今年は豊作になりそうです。
左:ブナ 右:オニグルミ
トチもたくさん実をつけていました。
足元の低いところに、キツツキの開けた穴がありました。
いつもこの力強さには感心させられます。
右のは穴をアップにしました。その鋭さが伝わるでしょうか?
ほかにも「わたし的」に面白いものはたくさんあるんですけど、タカに襲われた鳥の羽だったり、動物のウンチに群がる虫だったり、オオナメクジだったり… そんなのは載せない方がいいですよね。(笑)
街中と比べりゃずいぶんと涼しいんですが、それでも林道へ戻ってくるころになると、さすがに夏を実感させられます。
でもところどころにある、自然のクーラーで涼むことができます。
上に木が覆った小さな沢から吹く風は、驚くほど涼しいです。
これからは鳥も静かになり、調査も10月までお休みです。
原生林の記事は10月になればまたお伝えしようと思います。
おまけ
命名・・・トトロ杉(笑)
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注:この森は現在このコースからの入林が禁止されています。
私たちは10年ほど前からこの森で野鳥調査をしています。その調査の継続ということで入林を許可されていますので、そのついでに、その風景や自然の営みをご紹介しています。
失礼な言い方なのかもしれませんが、コックリすることがありました。きっと気持ちがやわらかくなったのでしょう、子守唄みたいに。
この森もずいぶんと様変わりしてしまいましたが、与えてもらうことがまだまだ多い森です。
風さんは、小さな谷筋からのクーラーは経験済みですよね。暑い日中には恵みの涼しさです。
トトロ杉は、多分クマハギで過ぎの表面がはがれて、中の部分が露出したんだと思います。クマハギが深ければ中の樹の部分が空洞になってしまうと思います。
この杉はそこまで傷が深くなかったので、中身が残ったのでしょう。
真夏は鳥がいないことはないんですが、動きが少ないし、鳴きもしないので見つけにくいですねえ。極端な言い方をすれば夏の山に鳥はいないと思えるくらいなんですよ。(笑)
原生林、今回は晴れたのですね。深い森の中は、日常を忘れる空間なんでしょうね。こんな森を歩いたら、ものの見え方も変わるのかなぁ…って思いました。
緑の中に白い花って、美しい。ステキですね。
トトロ杉もキツツキの穴も…自然の成せる技には静かな感動を覚えますね
キツツキは根気良くコツコツと虫を探していますよね。風の山ではコゲラ?を良く見かけますが、これも年中はいない?
山道を登って谷筋に行くとまさに天然のクーラー切り取って持って帰りたいと思うほど心地よい空間ですよね。
キノコも一度味を知れば病みつきになると聞きます。幸か不幸かその味を知らないので、どんなキノコを見ても食べたいと思わない私です。
トトロ杉は皮が何かの拍子にめくれてこんな姿に?空洞だと山の動物たちの家になりそうですね。
10月までお休みですか?鳥も全然いないということはないでしょう?夏の植物を見られないのがちょっと残念です(笑)
天候によって出現個数は変わってしまいますからね…
ここは2日間必要なので、雨だから次の機会に…なんてことがなかなかできないんですよ、時間が取れなくて。
イースター島の蝶?
なんのことやろ?と思っていたけど、テンプレートの蝶のことですね。(笑)
のんきそうなモアイ像と、きままに飛んでいるのが面白くて、テンプレートに使っています。こういう心境を目指しているんですけど、なかなか…
話は本題からはずれますが、イースター島の蝶は触ると逃げるんですね (笑)
もっとも、後ろからだからよくわかりませんが・・・
私もここ数年、気になるようになってきました。(涙)
暑さも大変でしょうけど、キツツキ、よく脳しんとうしないなと・・・(笑)
トトロ杉、穴は開いてないんですよ。普通は中が空洞になってくるんですけどね。
まるでトトロのおなかのようだなと思って名付けてみました。
思わず、自分のおなかを見てしまいました(悲)。
何の為に穴を開けるのでしょうか?巣を作るためですか??
鳥たちは、この暑さの中どうしているのでしょう。
森の中は天然のクーラーがあるから、大丈夫なのでしょうかしら・・・。
最後のお写真。
本当にトトロ杉ですね。思わず入ってみたくなります。